2003-5/12(月)

Re:鎖国主義、アゲイン

先日、掲載した「鎖国主義、アゲイン」に対し、伊藤条太さんよりメールをいただきました。
本人の了解を得て、以下に全文を掲載致します。

「鎖国主義について」


条太です。

恒川さんのHPを読んで久しぶりに熱くなりました。
こういう議論は大好きです。

私も留学生規制には反対です。
よくある規制理由に、強すぎる留学生がいると高校生や大学生が予選を通過できずに
やる気をなくし、卓球人口の衰退につながるという、あたかも卓球界全体のためを
思ったかのような意見です。
実際には、ひとりの留学生の存在のために、予選を通過できない日本人はたったのひとりです。
また、50%の卓球選手は一回戦で負けることからもわかるように、留学生の存在に戦績が
左右されるのは、可能性を含めたとしても、ほんのひとにぎりの選手です。

26万人の卓球人口のうち、留学生のことが気になっている選手は1%もいないはずです。
だいたい、地区予選で負ける高校生が、県大会で留学生に負けることを悲観する必要はないじゃ
ないですか。ですから、卓球人口を心配する必要はないのです。
以前卓球王国に、ある県で留学生が増えたら登録人口が減ったと、偶然かもしれないと
付け加えながらも書いていましたが、考察が足りません。その県の卓球選手のいったい、何人が
留学生とあたる県大会まで進み、しかも本気でインターハイ出場を目指していたと言うのでしょう。

このような自分の意見の正当性を補強するために「卓球人口」などという正義をもちだす
欺瞞が私には気になります。正直に、自分あるいは、母校を勝たせたいというのならまだ
言い分はわかります。

条太さん、御意見、及び本HPへの掲載許可、ありがとうございました。

留学生規制問題に関して、その他、御意見がある方がいらっしゃいましたら、メールをいただければ
幸いです。別に、私にメールを出したからといって、本人に無断で本HPに掲載するようなことは
致しませんので、その点は御安心下さい。


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