2003-2/7(金) 明治大の同時多発(?)単身欧州留学 明治大がこの2〜3月に同時多発的に(?)欧州留学を行なうようです。 明治大卓球部のHPによると 「2年生の川口努が関東学生卓球連盟のスウェーデン遠征に参加します。14日に成田を 出発し20日までショッピング市で合同合宿。21、22日のサフィールオープン国際試合 に出場後、パリでフランスナショナルチームの練習を見学し一行と離れ、単独でショッ ピング市に戻り3月3日まで練習する予定です。 主力選手もヨーロッパの各地へ武者修行に出かけます。12日に出発し3月2日に帰国します。 柳田敏則 ドイツ・ドュッセルドルフ 並木佑介 デンマーク・ナショナルチーム 藤井貴文 イギリス・ナショナルチーム 足立泰志 オーストリア・ナショナルチーム 門野明次 スウェーデン・ファルケンブルグ 技術的な向上だけでなく、精神的にも人間的にも大きな成長を期待しての遠征になります。」 とのことです。 春休み期間中に1ヶ月程度の海外留学をするケースはこれまでも多く見られましたが、今回の ように「同じチームの選手が、同時多発的に複数の単身海外留学」を行なう、というのは初めて 聞くケースです。しかも、チームの主力の4年生5人が同じ日程で全く別々の場所(国)に行くと いうことですから、前代未聞です。川口も学連合同の遠征後、1週間ほどは単身留学の格好に なっているスケジュールですので、事実上、明大のレギュラーメンバー6人全員が単身欧州留学を 経験することになります。 従来は、「レギュラーメンバーが海外留学」と言えば、チームとして同じ所で行くのが当然でした。 しかし、その結果、せっかく海外まで行きながら、日本人同士で練習したり、日本でやっているのと 同じ練習内容だったり、ということもある、と言う話も聞きます。変わっているのは周囲の雰囲気 だけで、実質は旅費分が無駄に終わっているようなパターンです。 私は、以前から単身留学論者ですから、今回のこの明大の単身留学計画を知り、驚くと同時に 大いに期待したいと思いました。元々、普通にやっていても「平成15年度は、関東の男子大学 卓球界は、明大の独走状態になる可能性が高い」と予想していますが、関東を一歩出ると青森大勢の 壁が待ち構えています。インカレや全日学を獲ろうとすれば、青森大勢に勝たねばならず、これは、 正直、難しいと思っていました。しかし、この単身留学計画を知って、何とか頑張って欲しいという 気持ちになりました。これで、今年、明大勢が青森大勢に勝って全国優勝を果たしていけば、私の 持論の「単身留学推進こそが、選手強化に最適」説を裏付けてくれることになりますから…。 最後に、唯一、今回の単身留学計画の中で残念(と言う程でもないか?)なことをあげておきます。 それは、留学先が全て欧州だということです。スポーツの留学は基本的に「強いところ」に行くほど 効果が期待できます。確かにスウェーデンもドイツも強いのですが、もっと身近にもっと強い国が あるわけですから…中国、韓国、台湾、等々と。 確かに、シェーク選手が本場のバックハンドなどを学ぶなどの利点もあるのでしょうが、中国、韓国、 台湾などにも「アジア式シェーク」の強豪は多いですし、費用面や時差などを考えても、アジア留学の 方が得るものが多いのでは、というのが正直な思いです。特に、柳田や川口はやはり速攻の本場・ 中国が最高の留学先ではないか?、という思いもしました。オピニオンのページへ