2002-7/28(日) やってみなけりゃ Re: 得点制度について思う T.M.R.さん、レス、ありがとうございました。 > > > > で、サッカーを見ていて思うのは、やはりその得点制度(得点が入りづらいルー > > > > ル)ですね。90分、とは言っても事実上2時間弱の長時間に渡り、ハーフタ > > > > イムを除くとまとまった中断時間もなく断続的に続くプレーの末に、0−0 > > > > のスコアレスドローとか、1−0とか。多くて2、3点で、5点以上入るのは > > > > 例外的です。「人間が人間であることの最たる特徴 … 腕の使用」を制限した > > > > ルールによって導かれた特徴です。実力はある陰の強豪と言われ、今大会で > > > > もベスト8入りしたアメリカでサッカーがメジャーにならない主因がここに > > > > あると言われています。即ち、バスケットボールやベースボールのように、派 > > > > 手な点の取り合いにならず、面白くないと…。 > > > > > > 「点が多く入るから面白い」という考え方が単純に真ならば、サッカーにおけ > > > るスローインやフリーキックをすべて得点、PK、あるいはコーナーキックに > > > してしまえば良いです。この場合、いったい試合内容はどのように変わるので > > > しょうかね?? > > > > 別のところでは、「現状のゴールを1点から2点にして、ゴールポストに当 > > たったシュートは1点にする」というような意見を読みました。これは「今 > > の惜しいシュートは0.5点の価値がある」という実感を結果に反映したもの > > でしょう。まあ、確かに今回のフランスのように、ポストに当てまくって「0 > > 得点」というのは実力の反映と言うには酷な感じもします。 > > これは同感です。サッカーのルールが実力を結果に反映させやすいものか否か > といえば、少なくとも卓球に比べては「反映させにくい」(=番狂わせが多い) > ルールでしょう。他の多くのスポーツと比べてもそう思います。 > > > > そのスポーツを成立させている根本的なルールを変更すると、それは別な > > 競技という側面を持ちます。バレーボールも、6人制、9人制、ビーチバレー > > と、兄弟関係にあるものがいくつかありますし、サッカーもフットサルという > > 姉妹種目があります。(私はフットサルについて詳しく知らないのでここで > > は語れませんが…)。 そもそも、サッカーも100数十年前に「フットボー > > ル」が、手の使用を許す「ラグビーフットボール」と、手の使用を許さない「(サッ > > カー)フットボール」に分かれて現在の2つの競技になったものだとされてい > > ます。 > > 話を「点が多く入るから面白い」「試合内容がどのように変わるか」という点 > に戻します。さて、上で私が述べたルール変更で面白くなるのでしょうかね。 > > 私はNOだと思っています。例えばスローイン相当をすべて得点にしてしまえば、 > ゴールを狙う意欲は薄れるでしょう。ファールをすべて得点にしてしまえば、 > ファールをもらいにいくプレーが増えるでしょう。スローインではなくてキッ > クインにすればゴール前に放りこむプレーが増えて、中盤での組み立てが見ら > れなくなるでしょう。どれも私からみると「つまらない」方向への変化です。 > > サッカーのルールが良くできているのは、それなりのミス・違反にはそれなり > の罰則を、大きなミス・違反には大きな罰則を与えていることです。例えば > ・ボールがサイドラインを割ったらスローイン > ・ファールに対してはフリーキック > ・ペナルティエリアの中でのファールに対してはPK > ・ゴールインで失点(得点) > というのがその例です。そのため選手はゴール目指してプレーし、それが難し > いがためにいろいろなチャレンジを行い※、その過程で感動するようなプレー > が生まれてくるのでしょう。得点の量より、質やそこに至る過程を大切にして > いると言えそうです。 > > ※チャレンジに失敗しても必ずしも失点にはなりません。 > > さて、卓球の場合はどうでしょうか?? 正直言って、サッカーの得点制度を変えて、面白くなるか、つまらなくなるかは、「やってみなけりゃ わからない」としか言えません。今の制度で、私自身が2時間集中して楽しめているかというと、 そうじゃない時もありますから。得点シーンのダイジェスト版の方が面白い時もあるのは、私が にわかサッカーファンだということも関係しているのでしょうが…。 「やってみなけりゃわからない」というのは、無責任なようでいて、案外真実だったりもします。 卓球で40mmボール採用が論議されていた時、「打球スピードが落ちる→カット有利」という 説が強かったものの、実際にやってみると「打球スピードは、ラバーとグルーの工夫で以前と大差 なし。逆に回転の減少とストップが短く止まる→カット不利」と言う結果になりました。 机上で想定しているのと、実際の現場で起きていることは違うことが往々にしてあります。 「事件は会議室で起きてるんじゃない!!。現場で起きてるんだ!!」(by 織田裕二。ナンノコッチャ) 話はチョット飛びますが、学生時代(10数年前)、カットマンだった友人がぼやいていました。 「普通ノータッチで抜けるような相手の凄いスマッシュを、やっとカットしても入らなきゃ得点に ならない。ノータッチの得点は2点、タッチありの得点は1点にすれば、もっと盛り上がるんじゃ ないか」と。 曰く、「スマッシュをラケットに当ててミスしたラリーでも、スマッシュを決めた方は当然1得点を あげてガッツポーズで、失点した方も2失点を1失点で抑えた事でガッツポーズだ」と。 で、私はチョット考えてから答えました。 「カットマンは相手からノータッチを取る可能性が低い。(回転の変化に引っ掛かることはあっても、 カットボールを空振りすることは少ない)。2点のチャンスが多いロングマンに比べ、1点ずつしか 取れず得点効率の悪いカットマンは絶対不利で、そのうち、いなくなるぞ」と。 この話はこれで終わりましたが、得点方式って、いろんなことが考えられるなって、思ったことを 今回思い出しました。オピニオンのページへ