2002-6/7(金)

ワールドカップサッカーに思う
 … 「ボールの模様」と「引き分け・勝ち点の文化」

 ワールドカップサッカーが開幕し、日本戦も行なわれ、まさに世間はサッカー一色ですね。
 TVも特番で、夜、チャンネルを回せば必ずどこかでサッカーをやっています。

 で、何度もリプレーされるスロー映像を見ていて思ったのですが、やはり回転を理解するにはボールに
 模様をつけることが一番でしょう。
 (以前にもサッカーやバレーボールを題材に同じ事を書いた記憶がありますが…)

 卓球に比べればはるかに回転の要素が少ないサッカー、バレーボール、さらには野球でも、スロー再生
 される映像で、回転に伴って曲がって行くボールの軌跡を見るのは美しいものです。曲がって直接
 ゴールになるフリーキックの曲線などは特に。

 サービスルールが変わって、インパクトがレシーバーに見える様になったとしても、テレビの前の
 一般の素人には現在のボールの回転はわからないでしょう。結局、「うまくレシーブ出来て当たり前。
 レシーブできなかったら???」ということに変わりはないように思われます。
 卓球をテレビに乗せることが最重要課題だとすれば、やはりこれは重要な検討課題だと思いますが…。

 あと、「引き分け」と「勝ち点」の文化も、いろいろ考えさせられますね。
 もちろん、日本で最もメジャーなスポーツである野球にも引き分けはありますが、延長で極力決着を
 つけようとした末の「仕方ない」ものという感じはありますし、国技の相撲には水入り(中断、休憩)は
 あっても引き分けはありませんし、JリーグでさえもVゴール式の延長戦で、極力決着をつけようと
 しますし…。

 卓球では、少なくとも私の知る限りでは、引き分けがあるような大会は国内にありませんが、ドイツ・
 ブンデスリーガなどでは、引き分けは普通のことです。サッカー文化の影響を感じますね。

 「勝ち」、「負け」のどちらでもない「引き分け」があることで、「勝ち点」という制度も自然に生まれてきます。
 勝ち点に差をつけることによって、「引き分け3試合が1勝に値する」とか、Jリーグで90分勝ちと延長
 勝ちは違うとか…。
 卓球でも、国際ルール、日本ルールでは、正式には「戦って負けた時」と「棄権負けした時」に差をつける
 勝ち点制(マッチポイント制)が採用されていますが、一般にはほとんど普及していないように思います。
 これも文化の違いという気がします。(勿論、別に現状通りで誰も困らないから、ということは根底に
 ありますが…)。

 P.S.
  別に、引き分けのある方式を採用したいわけではありません。個人的には引き分けのない、現在の
  日本の方式は好きです。ヤッパ、勝負は「やる」か、「やられる」かでしょう。


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