平成23年度・第5回関東学生卓球チームカップの見どころ

  関東学生卓球連盟創立80周年を記念して、4年前より新設された「関東学生卓球チームカップ
 (略称・チームカップ)」の見どころをアップします。(Aブロックのみ)。


 男 子


  例年、秋リーグをもって部内で引退扱いとなる4年生の欠場が多いチームカップ。
  今年は4年生の強豪選手が多いこともあり、その分、ベストメンバーとは言い難い顔触れとなった。
  今大会に出場しない強豪の4年生は、水谷、松渕、甲斐(以上、明治大)、笠原、御内、高岡(以上、早大)、
  伊積、谷口(以上、中大)、石井(専大)、明晨、河辺、中川(以上、日大)…と、優に2桁に及ぶ。

  第1シードにあたるのは、日本大Aチーム。3年の川端と、1年の高田、吉田コンビによるチーム編成。
  川端と吉田は全日学ベスト8。吉田と高田は関東学生ランクと、3年全員がランクの実績を持っている。
  特に、吉田は全日学選抜でもベスト16入り。大学の個人戦3大会で全てに実績を残した。
  今年はリーグ戦では苦戦が続いた日大。秋リーグでは入替戦の末に辛くも1部残留を決めた。
  しかし、このチームカップでは、過去3年間で、ベスト4→ベスト4→準優勝、と毎年優勝争いに絡み、
  相性も良い。
  大会創設から4年連続で明治大の指定席だった第1シードの座を奪い取り、結果でも、それにふさわしいものを
  残せるか?

  第2シードは、明治大Aチーム。4年の水谷、松渕、甲斐が欠場した上、スーパールーキーコンビの神と平野は
  世界卓球の国内選考会(男子)のため不在。根田、纉c、岡田というチーム編成で、大会創設5年目にして第1
  シードの座を失った。しかしベストメンバー時にもレギュラーの座を得ている関東新人王者の岡田を軸に、
  実力者・根田、関東学生ベスト8の纉cということで、もちろん優勝を狙える実力は十分ある。
  Bチーム(川上、中尾、横山)、Cチーム(川久保、平岡、森)も、全日学ランカーを含む、名のあるメンバーが揃っており、
  上位に勝ち上がってくる可能性は大いにある。
  今年、春リーグ、インカレ、秋リーグ、と大学の団体戦を全て優勝で飾っている明治大が、年末最後の団体戦でも
  タイトルを取れるか?。(チームカップは、第1回と第3回で優勝している。1年おきの、奇数回での優勝が
  ジンクスなら、今年はその番だが…)

  4シードは、早稲田大Aと中央大A。

  早稲田大は、ベスト4→準優勝→準優勝→優勝と、毎年、優勝争いに絡み、去年は優勝を果たした。連覇を狙う今年と
  なる。去年の優勝メンバー、岩崎、板倉は残るが、高岡が欠場する穴は大きい。代わった矢野がどれだけの活躍を
  見せられるか?。早大にとっては、4年勢の抜けた後、来年を占う大会ともなる。

  中央大は4年連続ベスト4。優勝争いに絡んではいるが、準決勝の壁を破れずにいる。今年は、藤木をBチームに
  回したチーム編成。松生は安定して強いものの、橋本、久野が格上を倒さないと、優勝を狙うには厳しいと思われる。

  8シードは、専修大A、法政大A、大正大A、筑波大A。この中では、「留学生2点起用可」のルールを有効活用できる
  専大と大正大がダークホースと思われる。
  専大は、王凱が全日学選抜で準優勝と活躍を見せた。団体戦に強い田中の存在もあり、調子次第では3年ぶりの優勝
  という可能性もある。
  大正大は、会田、ニエ、飯野というAチーム。毎年、不思議とチームカップでは勝てない大正大だが、飯野の加入もあり、
  今年こそはチャンスと言える。リーグ戦での不本意な結果を引きずらず、名誉挽回を果たしたいところ。

 女 子

  女子は、男子に比べると強豪の4年生が少ないことや、東富大の4年勢が出場したことなどもあり、男子に
  比べるとベストの顔ぶれに近い。淑徳大の不参加はあるが、例年、ベストメンバーでは参戦していなかった
  チームなので、その意味では影響は少ない。

  第1シードは、専修大A。1年生ながら、新人戦、関東学生、全日学選抜と、大学の個人戦シングルス全てで
  優勝という快挙を達成した刘莉莎を擁する。さらに、原、北川、吉國といった新旧の関東学生ランカーを
  揃えた万全の4人体制。出ない4番手がもったいないほどの盤石の布陣で、秋リーグに続く優勝を狙う。

  第2シードは、東京富士大A。暴小雨を軸に、平野、岡の1年生3人、プラス4年・上田のチーム編成。
  平野が関東学生ベスト8、全日学ベスト4という成績を残しているだけに、暴との2枚看板はかなり
  期待できる。また、東富大はBチームもベスト8入り。Bチームと言っても、2年の王美婷を軸に、
  3年生3人(池田、伊積(ひ)、佐藤)という布陣は、Aチームにも全く劣らない戦力。関東学生準優勝という
  実績を誇りながら、先輩の徐珍、後輩の暴小雨に挟まれて、団体戦でメンバー入りすら出来なかった王美婷
  にとっては、数少ない活躍の場となる。
  留学生2点起用可の試合方式を生かし、毎年、優勝争いを演じる東京富士大。今年も「2チームベスト4入り」、
  「3年ぶりの優勝」を目指す。

  4シードには、早稲田大Aと中央大Aが入った。
  現在、2連覇中の早稲田大は3連覇を狙うが、2連覇の中心であった中島が欠場。2年連続全日学ベスト4の
  中尾をエース格に、加藤と飛永で脇を固めて戦う。3人全員が去年の決勝で早大同士討ちを戦ったメンバーで
  あり、今年も再び頂点を争いたいところ。
  中央大は、北岡、松村の全日学ランカーの2年生2人に、倉林、根本の3年2人、という4人体制。春リーグを
  制した主力が揃っている。不思議と、過去4年間で1度もベスト4入りしたことがなく、優勝争いに顔を出して
  いないが、今年は可能性大。また、Bチーム(榊原、多田、水谷)も、シードだった大正大を破ってベスト8に残る
  健闘を見せている。

  あとは、王舒を擁する青山学院大Aと、馬文婷を擁する日本大Aがベスト8に残っている。
  準々決勝以降の女子は、強豪留学生同士の直接対決も多くみられることになるだろう。

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