平成22年度・春季・関東学生リーグ戦(1・2部)の結果

 5月10日(月)〜13日(木)、(東京武道館・4日間)、及び17日(月)〜19日(水)(代々木第2体育館
 ・3日間)の計7日間、行われました「平成22年度・春季・関東学生リーグ戦(1部)」の結果を
 アップします。
 併せて、5月10日(月)〜13日(木)の4日間、東京武道館で行われました2部の結果をアップします。

 一昨年より、関東学生リーグ戦は1部のみ8校制となり、1校あたりの試合数は5試合から7試合へ、
 2試合増となりました。

 今年は、代々木第2体育館が6〜8月の3ヶ月間、改修工事のため使用不可となっており、その前後の
 使用状況も他団体との競争率の上昇により、当然きつくなっています。よって、春秋とも7日間フルの
 借用は不可能でした。今春は3日間のみ代々木第2体育館を使用し、その他は東京武道館において
 4日間で試合を行ないます。
 2部は、東京武道館で、4日間で5試合を行ないます。

 入場料は昨年度より無料としています。

 日程は全て平日ですが、5/10(月)、12(水)、17(月)、18(火)は、7時頃まで試合が行なわれて
 いる可能性があります。
 平日の学校帰り、仕事帰りの方も足をお運びいただき、大学卓球界トップのプレーを、是非、ご観戦
 下さい。

 会場の
 東京武道館は、東京メトロ千代田線「綾瀬」駅下車、東口から徒歩 5分です。
 代々木第2体育館は、JR山手線・原宿駅、及び地下鉄・千代田線・明治神宮前駅より徒歩5分です。

 男子1部 

  第1日 5/10(月) … 東京武道館
   PM 4:00〜 中 央 大 4−0 筑 波 大
     〃   専 修 大 0−4 日 本 大
     〃   早 稲 田大 4−0 埼玉工業大
     〃   明 治 大 4−2 大 正 大

  ・編成の上位校vs下位校となる初戦と第2戦は、多くの場合、編成上位校が比較的簡単に勝つ場合が
   多い。が…、去年、春秋とも3位だった専修大が、去年、春は2部、秋は1部ながら7位で入替戦
   だった日本大に0−4ストレート負け。明治大との定期戦で、主力不在の明治大に完敗して以来、
   2部落ちの可能性が心配されてきた専修大だが、初日で、いきなりその心配が現実味を帯びてきた。
  ・専大以外の編成上位校は順当に勝利した。大正大が、王者・明治大から2得点と健闘を見せた
   ことは、専大の危機感に一層輪をかけることとなった。

  第2日 5/11(火) … 東京武道館
   AM11:00〜 中 央 大 4−0 大 正 大
     〃   専 修 大 4−1 埼玉工業大
     〃   早 稲 田大 4−2 筑 波 大
     〃   明 治 大 4−0 日 本 大

  ・初戦に続き、「編成の上位校vs下位校」となる第2戦。4試合とも編成上位校が勝った。
  ・明治大と中央大は4−0ストレート勝ちだったが、早稲田大は筑波大に2点取られる苦戦。
   専大は、埼工大を胡の1点に抑えて、初白星を挙げた。
  ・2戦目を終えて、2連勝は、明治大・早稲田大・中央大の3校。専修大と日本大が1勝1敗。
   2連敗は、埼工大・筑波大・大正大の3校。
  ・第3戦からは、いよいよ編成上位校同士の対戦も始まる。2試合連続ストレート勝ちで、今季まだ
   無失点の中央大が、春の王者・早稲田大と対戦するが、果たして結果はいかに?

  第3日 5/12(水) … 東京武道館
   PM 4:00〜 埼玉工業大 3−4 日 本 大
     〃   専 修 大 4−3 大 正 大
     〃   早 稲 田大 4−1 中 央 大
     〃   明 治 大 4−0 筑 波 大

  ・序盤から中盤に差し掛かる3日目。盛り上がりと、順位の展望と、疲労が交錯しはじめる頃。
  ・早明2強はもつれることなく勝ち切ったが、残る2試合はラストまでもつれる大混戦となった。
  ・埼工大vs日大は、1・2番で留学生(胡と明)が取りあって1−1。その後も、2−2、3−3と
   互角の形勢だったが、最後は日大が競り勝った。
  ・専修大vs大正大は、前半、大正大が花村の単複2得点と留学生・ニエのポイントで3−1と王手を
   かける。ここで大正大に敗れれば2部降格に黄信号が灯る専大は、後半を3連取で際どく4−3の
   逆転勝利。薄氷を踏む試合だった。
  ・2連勝対決だった早稲田大vs中央大戦は、中大を瀬山の1点に抑え込んだ早大の勝利。
  ・明治大は、この日、唯一のストレート勝ちで筑波大を一蹴した。
  ・3戦目を終えて、3連勝は明治大・早稲田大の2校のみ。前評判通りの2強のデッドヒート状態。
   2勝1敗は、専修大・中央大・日本大の3校。1勝2敗のチームはなく、埼工大・筑波大・大正大
   の3校は3連敗。
  ・第4戦では、2勝1敗同士の中央大vs日本大もあるが、やはり、3戦全敗同士の筑波大vs大正大の
   方が注目度は高い。下位チームの直接対決は、最終順位にも大きく影響する。6位以内で生き
   残れるか、7位で入替戦に希望をつなぐか、8位で問答無用の自動降格を味わうか…可能性の振り
   幅は、一戦ごとに狭まっていく。

  第4日 5/13(木) … 東京武道館
   AM11:00〜 筑 波 大 1−4 大 正 大
     〃   中 央 大 4−0 日 本 大
     〃   早 稲 田大 4−1 専 修 大
     〃   明 治 大 4−1 埼玉工業大

  ・3戦全敗同士の対戦は、大正大が4−1で筑波大に勝った。花村の単複2点と留学生・ニエの
   存在が大きい。大正大男子の1部での白星は2年ぶりのこととなった。
  ・中央大vs日本大は、エースが互いに3番に下がって直接対決する形となったが、その前の1〜2番
   で勝った勢いもあってか、瀬山が明晨を破り、結局、中央大がストレート勝ちを収めた。
  ・早明両校は、1点は落としたものの、いずれも危なげなく、4−1で勝利して全勝ターン。前半戦を
   無難に乗り切った。
  ・折り返しの4戦目を終えて、4連勝は明治大・早稲田大の2校のみ。前評判通りの2強のデッド
   ヒート状態。3勝1敗の中央大が双璧の両校を追う。2勝2敗は、専修大と日本大の2校。
   大正大が1勝3敗で、埼工大・筑波大の2校は4連敗。
  ・第5戦では、明治大vs中央大の上位対決と、埼工大vs大正大の下位対決が注目される。
   いずれも、優勝争いと残留争いに大きな意味を持つ試合となりそうだ。

  第5日 5/17(月) … 代々木第2体育館
   PM 0:00〜 埼玉工業大 4−3 大 正 大
     〃   専 修 大 0−4 筑 波 大
   PM 4:00〜 早 稲 田大 4−1 日 本 大
     〃   明 治 大 4−2 中 央 大

  ・第4戦まで全敗の埼工大と、1勝3敗の大正大の対戦は、大正大が先行し、埼工大が追いつき…と
   いう展開を3度繰り返した末のラスト勝負で埼工大が辛くも競り勝った。これで下位争いも
   大混戦モードに滑車がかかってきた。
  ・同じく第4戦まで全敗だった筑波大は、専修大に何と4−0ストレート勝ち。これで全敗チームは
   なくなった。専修大は日大戦に続く0−4ストレート負け。3戦目で2勝1敗になった時は、
   下位争いから脱出かと思われたが、再び雲行きが怪しくなって来た。
  ・早稲田大は日本大に4−1で勝利し、順当に全勝を守った。板倉が明晨にストレート勝ちする
   グッドニュースと、ダブルスが今季2敗目を喫するというバッドニュースが混在していた。
  ・明治大vs中央大はトップで軽部が伊積と対戦し、フルゲームまでもつれたものの、最終第5ゲームは
   ラブゲームで敗れるというスタート。2番で瀬山が勝ち、中大は2−0とリードしたが、3番で
   甲斐が大久保にフルゲームの末、競り勝ったところからは明治大が連勝し、結果的には4連取で
   明治大が逆転勝ちを収めた。しかし、6番の遠藤は最終第5ゲームジュースという大接戦での勝利
   で、しかも、その時、隣の台では2台進行の7番で根田が岩村に0−2と王手をかけられていた。
   王者・明治の薄氷を踏む全勝キープだった。
  ・5戦目を終えて、5戦全勝は明治大・早稲田大の2校のみ。前評判通りの2強のデッドヒート
   状態。4勝1敗のチームはなく、優勝・準優勝はこの両校に絞られた。3勝2敗は中央大のみ。
   2勝3敗は、専修大と日本大の2校。1勝4敗は、埼工大・筑波大・大正大の3校。全敗チームは
   なし。
  ・第6戦で優勝が決まることはない。最終第7戦の早明直接対決で、勝った方が優勝・負けた方が
   2位となる。よって、優勝争いという観点からは、第6戦は消化試合となる。もっとも、「最終日
   決戦に向けて良い流れを作る」、「全勝優勝を狙う」といった点からは、もちろん、手を抜くことは
   出来ないが…。
   第6戦で、優勝争い以上に熱いのは下位争い。「早明2強」と「優勝も2部落ちもなくなった中大」
   以外の5校は、場合によっては2部の影が見え隠れする展開。残る2試合、いずれも全く気が抜け
   ないゲームが続くこととなる。

  第6日 5/18(火) … 代々木第2体育館
   PM 0:00〜 筑 波 大 2−4 日 本 大
     〃   中 央 大 4−2 埼玉工業大
     〃   早 稲 田大 4−1 大 正 大
     〃   明 治 大 4−0 専 修 大

  ・全勝街道を並走する早明両校は、下位争いを展開する格下のチームにワンサイドで圧勝した。
  ・明治大は、1ヶ月前の定期戦で主力不在ながらストレート勝ちした専修大との対戦。主力を揃えた
   今回、1ヶ月前の再現のように4−0ストレート勝ちしたのは、ある意味、当然だった。
   敗れた専修大は、今季3試合目のストレート負け。
  ・早稲田大は、大正大をニエの1点に抑え快勝した。
  ・前日、全敗を脱した筑波大と埼工大は、連勝ならず。それぞれ、日本大と中央大から2点を取り、
   食い下がったものの、勝つまでには至らなかった。
  ・6戦目を終えて、6戦全勝は明治大・早稲田大の2校のみ。前評判通りの2強のデッドヒート
   状態。5勝1敗のチームはなく、4勝2敗で中央大、3勝3敗で日本大、2勝4敗で専修大、と
   3校が1差で数珠繋がり状態。そして、1勝5敗に埼工大、筑波大、大正大の3校が並ぶ展開。
   6戦全敗のチームはいない。
   この結果、中央大の3位、日本大の4位は最終日を待たずに確定した。
  ・最終日の第7戦では、早明2強の全勝ガチンコ直接対決。勝った方が優勝、負けた方が2位。
   下位争いも、優勝争いに負けず劣らず壮絶。埼工大vs筑波大の1勝5敗対決は、敗れた方が
   1勝6敗となり、2部が眼前に迫る。そして、大正大が日大との対戦で勝つかどうかで状況は
   一変する。大正大が勝てば、1勝6敗は1校となり、そこが8位で2部自動降格。7位は2勝5敗
   ラインで、2校(または、専大を含めた3校)での争いとなる。2部2位の日体大との入替戦は、
   いずれのチームでも勝機は大きいと思われるが、それでも試合では何が起こるかわからない。
   やはり、入替戦で頑張るよりも、その場へ行かずに済むように、今、頑張るに越したことはない。

  第7日 5/19(水) … 代々木第2体育館
   PM 2:30〜 日 本 大 4−2 大 正 大
     〃   埼玉工業大 4−2 筑 波 大
     〃   専 修 大 3−4 中 央 大
     〃   明 治 大 1−4 早 稲 田大

  ・早明2強の全勝同士による優勝決定戦は、両校の2枚看板である笠原、足立と池田、軽部が、1番、
   4番(ダブルス)、5番の3箇所で直接対決する、まさにガチンコ対決。トップで笠原が池田を破った
   先制点に続き、2番で板倉が甲斐に勝った1点が大きかった。3番で松渕が御内に競り勝った
   1点も及ばず、4〜5番で主将の足立が軽部から2点を取り、結局、ガチンコの3点を全て取った
   早大が4−1で押し切った。2シーズンぶりの優勝…というより、春リーグ6年連続の優勝と
   いう方がわかりやすい。
  ・明治大は、思わぬ完敗でまたしても春の優勝を逃した。最大の誤算は、前日まで6戦全勝だった
   ダブルスが、前日まで4勝2敗だった早大ペアーにストレート負けを喫したことか。
   この春リーグ直後に行なわれた世界選手権・モスクワ大会では、水谷が大活躍して日本の連続
   銅メダルにエースとして貢献した。結果としては、水谷の不在・欠場は明大に大きな不利だった。
  ・前日、既に3位確定済みの中央大は、専大に対して3−1から3−3ラストまで追いつかれたものの
   最後は振り切って5勝2敗でシーズンを終えた。「早明には及ばないが、他校には負けない3番手」
   という前評判通りの位置に落ち着いた。
  ・専修大は、結果的に2勝5敗の5位という中間の順位に落ち着いたが…もし、大正大戦で1−3から
   大逆転勝ちしていなかったら…1勝6敗で筑波大と並び、直接対決で敗れているため最下位の
   8位→2部に自動降格していたところだった。実は薄氷を踏む1部残留だった。
  ・1勝5敗対決の埼工大vs筑波大は4−2で埼工大が勝った。筑波大は期待の新人・谷村が6戦全敗
   という誤算もあり、8位で2部に自動降格することとなった。
  ・前日、既に4位確定済みの日本大は、下位争いの大正大に4−2で勝った。大正大は、ポイント
   ゲッターの花村が単複で2失点を喫するなど、結果を残せず、チームは1勝6敗。筑波大と並んだが
   直接対決の結果で辛くも最下位を免れた。7位で日体大との入替戦に回る。

  最終成績
   優 勝  早 稲 田大(7勝0敗) 早稲田大は2シーズンぶり29回目の優勝。
   2 位  明 治 大(6勝1敗)
   3 位  中 央 大(5勝2敗)
   4 位  日 本 大(4勝3敗)
   5 位  専 修 大(2勝5敗)
   6 位  埼玉工業大(2勝5敗)
   7 位  大 正 大(1勝6敗)→ 2部2位校(日本体育大)との入替戦へ。
   8 位  筑 波 大(1勝6敗)→ 2部1位校(駒 澤 大)との自動入替により、自動降格。

   ※5〜6位、及び7〜8位は、当該校間の直接対決の結果による

  個人賞
   殊 勲 賞  足立 智哉(早稲田大)
   敢 闘 賞  伊積 健太(中 央 大)
   優秀選手賞  笠原 弘光(早稲田大)、松渕 健一(明治大)、瀬山 辰男(中央大)
   最優秀ペア賞 池田 和正・軽部 隆介(明治大)
   最優秀新人賞 ニエ 冲(大正大)

 男子2部 … 東京武道館

  第1戦 5/10(月) AM11:00〜 
   駒 澤 大 4−2 慶應義塾大
   法 政 大 1−4 東 洋 大
   日本体育大 2−4 國 學 院大

  ・優勝候補筆頭の駒澤大が、3部から復帰してきた慶應大に2失点。優勝争いをすると思われた
   法政大と日体大が、下位校相手に揃って初戦から敗れる波乱の出足となった。

  第2戦 5/10(月) PM 4:00〜 
   駒 澤 大 4−3 國 學 院大
   法 政 大 3−4 日本体育大
   東 洋 大 4−3 慶應義塾大

  ・3試合全てがラストまでもつれる大混戦。優勝候補の一角同士ながら黒星スタートをした同士の
   法政大vs日体大は、日体大が競り勝った。連敗の法政大は、早々に優勝戦線から脱落した。

  第3戦 5/11(火) AM11:00〜 
   駒 澤 大 4−2 東 洋 大
   法 政 大 4−1 國 學 院大
   日本体育大 4−1 慶應義塾大

  ・3戦目にして、ようやく3試合とも編成順通りの結果となった。しかし、4−0ストレートで決着
   した試合は未だなしだった。

  第4戦 5/12(水) AM11:00〜 
   駒 澤 大 4−2 日本体育大
   法 政 大 4−0 慶應義塾大
   東 洋 大 4−3 國 學 院大

  ・優勝を争う一戦は、駒澤大が日体大を破り4連勝。最終日に対戦する法政大が既に2敗を喫して
   おり、逆転される可能性はないため、この段階で駒澤大の2部優勝、1部自動昇格が決定した。

  第5戦 5/13(木) AM11:00〜 
   駒 澤 大 4−2 法 政 大
   日本体育大 4−2 東 洋 大
   國 學 院大 3−4 慶應義塾大

  ・既に優勝決定済みだった駒澤大は、法政大を破り、全勝で1部昇格に華を添えた。法政大は、連敗
   スタートが響き、結局、2勝3敗の4位に沈んだ。
  ・2位決定戦となった日体大vs東洋大戦は、日体大が競り勝ち、両校が3勝2敗で並んだが、直接
   対決の結果で日体大が昨春以来、1年ぶりの入替戦出場権をつかんだ。
  ・最下位決定の裏天王山、國学院大vs慶應大は、ここまで全敗だった慶應大が4−3で競り勝つ。
   両校が1勝4敗で並んだが、直接対決の結果で、慶應大が5位、國学院大が最下位の6位となった。
   國学院大は、結果的に、初戦で準優勝の日体大に勝ちながら、3部との入替戦に回ることとなる。

  最終成績
   優 勝  駒 澤 大(5勝0敗)→ 1部8位校(筑波大)との自動入替により、自動昇格。
   2 位  日本体育大(3勝2敗)→ 1部7位校(大正大)との入替戦へ。
   3 位  東 洋 大(3勝2敗)
   4 位  法 政 大(2勝3敗)
   5 位  慶應義塾大(1勝4敗)
   6 位  國 學 院大(1勝4敗)→ 3部1位校との入替戦へ。

   ※2〜3位、及び5〜6位は、当該校間の直接対決の結果による

  個人賞
   殊 勲 賞  高羽卓哉(駒澤大)


 女子1部 

  第1日 5/10(月) … 東京武道館
   PM 4:00〜 早 稲 田大 4−1 中 央 大
     〃   大 正 大 1−4 日本体育大
     〃   東京富士大 4−2 専 修 大
     〃   淑 徳 大 4−0 青山学院大

  ・編成の上位校vs下位校となる初戦と第2戦は、多くの場合、編成上位校が比較的簡単に勝つ場合が
   多い。昨秋3位の大正大は、昨秋入替戦の日体大に敗れるという、男子・専大のようなスタートと
   なった。主力だった選手が複数卒業し、代わりに軸となる選手が固定できないチームは苦しい。
  ・大正大以外の編成上位校は順当に勝利した。早大は、男女アベックで白星発進。一方、専大と
   大正大は男女アベックで黒星発進。

  第2日 5/11(火) … 東京武道館
   AM11:00〜 早 稲 田大 4−1 青山学院大
     〃   大 正 大 4−2 専 修 大
     〃   東京富士大 4−3 中 央 大
     〃   淑 徳 大 4−1 日本体育大

  ・初戦に続き、「編成の上位校vs下位校」となる第2戦。4試合とも編成上位校が勝った。
   しかし、ストレートで決着した試合はなく、今後も混戦が続くと予想される。
  ・早稲田大は、全日学チャンピオンペアーの照井・中島組が格下相手に2連敗。今のところ、チームは
   連勝中で問題ないが、今後の上位校相手に不安が残る。
  ・東富大は、中大に0−2、2−3とリードされ、王手をかけられてからの逆転勝ちで、危うく難を
   逃れた。
  ・2戦目を終えて、2連勝は、淑徳大・東富大・早稲田大の3校。大正大と日体大が1勝1敗。
   2連敗は、専修大・中央大・青学大の3校。
  ・第3戦からは、いよいよ編成上位校同士の対戦も始まる。東富大vs早稲田大の一戦は、淑徳大への
   挑戦権をかけた勝負となりそう。

  第3日 5/12(水) … 東京武道館
   PM 4:00〜 専 修 大 3−4 日本体育大
     〃   大 正 大 1−4 青山学院大
     〃   東京富士大 3−4 早 稲 田大
     〃   淑 徳 大 4−3 中 央 大

  ・4試合中3試合がラストまでもつれる大接戦。そして、4試合中3試合で編成下位校が上位校を
   倒す下剋上の第3戦となった。
  ・専修大vs日体大は、1・2番で留学生エースが1点ずつ取り合い(李と高)1−1の出足だったが、
   ここから日体大が3−1と王手をかける。専大も3−3に追いついたが、ラストは日体大が逃げ
   切った。
  ・大正大は、加藤が単複で敗れる誤算でいきなり青学大に0−3と王手をかけられる。エース対決で
   笠原が早田から1点取ったものの、結果的には1−4で敗れた。青学大が1部で勝ったのは、平成
   19年・秋の3戦目以来、実に2年半ぶりのこととなった。
  ・東富大vs早稲田大の2連勝校対決は、東富大が前半一気に3−0とリードし、王手。敗色濃厚の
   早大だったが中島の単複などで逆襲に転じ、何と後半の4連勝で4−3の大逆転勝ちを果たした。
   早大は、男女揃っての3連勝。
  ・淑徳大は、中央大に1−2とリードを許す展開。岡崎の単複2点で逆転するも、中大も粘り、決着は
   ラスト勝負にまで持ち込まれる。最後は、淑徳大が逃げ切ったが、中大が勝つ可能性もあった。
   もし、この試合を中大が取っていたら、この日の女子1部4試合全てが下剋上となるところだった。
  ・3戦目を終えて、3連勝は淑徳大・早稲田大の2校。東富大・日体大の2校が2勝1敗でこれを
   追い、大正大と青学大が1勝2敗で追走。専修大と中央大は3連敗。しかし、中大は敗れた相手は
   全て優勝候補で、内容的にも惜敗。今後は組みやすい相手との対戦を残すのみ。展開としては
   専大の方が苦しい。

  第4日 5/13(木) … 東京武道館
   AM11:00〜 中 央 大 4−2 青山学院大
     〃   早 稲 田大 4−0 日本体育大
     〃   東京富士大 4−0 大 正 大
     〃   淑 徳 大 4−2 専 修 大

  ・前日とは対象的に、4試合とも比較的すんなりと、編成順に上位校が勝利を収めた。
  ・3連敗中だった中央大は青学大に勝って今季初白星。ここから一気に上昇する可能性もある。
  ・前日、奇跡的な大逆転勝ちを演じた早稲田大は、日体大と競りつつも、結果的には4−0ストレート
   勝ち。淑徳大との決戦を前に、良い流れになってきた。
  ・前日、大逆転負けを喫した東富大も、一夜明けて大正大に4−0ストレート勝利。大正大は、男女
   揃っての1勝3敗。
  ・全勝中の淑徳大は4−2で全敗中の専修大に勝つ。大方の予想通りの結果となった。高を擁する
   専大が、今年も春は大苦戦中。
  ・折り返しの4戦目を終えて、4連勝は淑徳大・早稲田大の2校。3勝1敗で東富大が両校を追う
   展開。2勝2敗は日体大。下位は、1勝3敗で大正大・中央大・青学大の3校が並ぶ混戦模様で、
   専修大は女子唯一の4連敗。
  ・第5戦は、何と言っても淑徳大vs早稲田大の4戦全勝ガチンコ直接対決が優勝の行方を占なう
   大一番。勝った方が優勝に大きく前進する。東富大vs日体大は、「勝った方は優勝に望みをつなぐ
   が、負ければ、ほぼ優勝はなくなる」一戦。下位同士の潰し合い、大正大vs中央大戦と専修大vs
   青学大戦は、いずれも残留争いのサバイバルマッチ。

  第5日 5/17(月) … 代々木第2体育館
   PM 0:00〜 専 修 大 4−1 青山学院大
     〃   大 正 大 2−4 中 央 大
   PM 4:00〜 東京富士大 4−1 日本体育大
     〃   淑 徳 大 4−3 早 稲 田大

  ・4戦目まで全敗だった専修大は青学大に4−1で勝利し、開幕1週間目でようやく初勝利を
   あげた。これで全敗チームは消え、下位争いも最終日の1戦までもつれる混戦模様になってきた。
  ・1勝3敗同士の対戦は、中央大が4−2で大正大を破った。中央大は3連敗後の2連勝と復調
   傾向にある。
  ・東富大は、日体大を李セイの1点に抑え込み、4−1で勝利。優勝戦線に踏みとどまった。
  ・優勝争いに直結する淑徳大vs早稲田大の4戦全勝ガチンコ直接対決は、早稲田大が先行し、淑徳大が
   追いつき…という展開を3度繰り返した末に3−3ラストの勝負となったが、7番の大庭vs奥田は
   フルゲームの末、大庭が競り勝った。常に先行されていた淑徳大が最後に逆転して、強さを見せた。
  ・5戦目を終えて、5戦全勝は淑徳大のみ。4勝1敗で東富大と早稲田大の2校が追うが、自力優勝
   の可能性があるのは最終日に淑徳大との対戦を残す東富大のみ。早稲田大は、淑徳大が敗れた場合
   のみ、優勝の可能性が復活する。3勝2敗のチームはなく、上位3位以内に上記の3校が入ることは
   確定した。2勝3敗で中央大と日本体育大が並び、1勝4敗で大正大・専修大・青学大の3校が
   並ぶという「下位が大混戦」の展開。全敗チームは消え、実力は伯仲している。
  ・第6戦は、淑徳大が勝ち、東富大が敗れると淑徳大の3連覇が最終日を待たずに確定する。
   淑徳大の相手は、今季不振で最下位争いをしている大正大なので、淑徳大が勝つ可能性は高い。
   ただ、東富大の相手も、最下位争い中の青学大であるため、東富大が敗れる可能性は低い。
   第6戦で優勝が決定する可能性は、低いと言える。
   一方の4位から8位の争いは、いずれにしても大混戦で、全く予想が付かない。ただ、残る対戦が
   淑徳大と早稲田大となっている大正大は、厳しい状況といえる。

  第6日 5/18(火) … 代々木第2体育館
   PM 4:00〜 中 央 大 4−0 日本体育大
     〃   早 稲 田大 4−3 専 修 大
     〃   東京富士大 4−1 青山学院大
     〃   淑 徳 大 4−0 大 正 大

  ・4試合とも、編成順の上位校が順当に勝利する結果となった。
  ・淑徳大は大正大を寄せ付けずに4−0ストレート勝ち。大正大は日替わりの猫の目メンバー。
   腹をくくれるオーダーになっていないところに苦しさが見える。
  ・東富大は、「万が一、敗れれば淑徳大の優勝が決まる」というところだったが、順当に青学大を倒し、
   最終日の直接対決に望みをつないだ。
  ・前日の全勝対決で敗れ、優勝がほぼなくなった早稲田大は、専修大に0−2、1−3とリードされ、
   土俵際まで追い詰められたが、終盤を3連取し、4−3で逆転勝ちした。専大は、最下位争いから
   一歩抜け出す絶好のチャンスだったが、ビッグチャンスを逃した。
  ・中央大は日体大に4−0ストレートで完勝し、これで3連敗後の3連勝と、完全に復調した。
  ・6戦目を終えて、6戦全勝は淑徳大のみ。5勝1敗で東富大と早稲田大の2校が並ぶ展開。
   4勝2敗のチームはなく、上位3位以内に上記の3校が入ることは前日に確定済み。
   3勝3敗は中央大。2勝4敗は日体大。1勝5敗で大正大、専修大、青学大の3校が並んでいる。
   6戦全敗のチームはなし。下位の方の混戦模様は男子の方と似ている。
   3連敗スタートで下位争い確実かと思われた中央大は、その後の3連勝で星を五分に戻したのみ
   ならず、最終日を待たずに4位が確定した。地獄から一転、Aクラス入りが決まる。一寸先は
   わからないものだ。
  ・最終日は、淑徳大vs東富大の決戦で、淑徳大が勝てば当然、全勝優勝だが、東富大が勝った場合は、
   両校が6勝1敗で並ぶ。さらに、早稲田大が敗れれば、6勝1敗は2校だけなので直接対決の結果で
   東富大が優勝となるが、早稲田大の相手は今季不振の大正大だけに、早稲田大が勝つ可能性は高い。
   その場合、6勝1敗で3校が並び、当該校間の勝率計算に持ち込まれる可能性もある。非常に複雑な
   展開。
   一方の下位争いは、1勝5敗で並ぶ大正大、専修大、青学大がそれぞれ違う対戦相手と最終決戦を
   迎える。負ければ2部が迫る。3校全てが敗れた場合、既に当該校間の対戦は終わっているので、
   6位・専大、7位・青学大、8位・大正大の順となる。3校全てが勝った場合、日体大を含めて4校が
   2勝5敗で並ぶ展開となる。いずれにせよ、複雑極まりない順位決定となる。

  第7日 5/19(水) … 代々木第2体育館
   AM10:30〜 日本体育大 2−4 青山学院大
     〃   専 修 大 4−1 中 央 大
     〃   大 正 大 2−4 早 稲 田大
     〃   淑 徳 大 4−2 東京富士大

  ・優勝を決定する淑徳大vs東富大戦で、淑徳大は岡崎が単複で欠場。ベストメンバーではなかった
   ものの、石垣の単複2得点などでリードを奪い、最後は新人・松澤が6番で決勝点をあげた。
   松澤は、同僚の岡崎の分を補う活躍で、最優秀新人賞も受賞。1週間後の新人戦でも優勝し、一躍
   「ナンバーワン新人」の座に躍り出た。
  ・淑徳大は、昨春からの3シーズン連続優勝を全勝で飾った。山梨、小野が抜けても、淑徳大の黄金
   時代はまだ終わらない。一方、敗れた東富大は3位となった。
  ・早稲田大は、今季不振の大正大に4−2で勝ち、6勝1敗で2位となった。一方、敗れた大正大は
   1勝6敗で最下位。2部自動降格となった。2戦連続で同じ出場メンバーだったことがないと
   いう「猫の目」オーダーは、今シーズンは裏目に出た。
  ・負ければ2部降格もあり得た専修大は、既に4位確定済みの中央大に4−1で勝利。結果的には
   5位に落ち着いた。しかし、男子同様、一歩間違えば…という危ないところだった。
   中央大は、中島・坂本組のダブルスが6勝1敗と活躍し、最優秀ペアー賞を受賞した。
  ・青学大が日体大を4−2で破り、両校は2勝5敗で並んだ。ここに専大が絡み、3校が2勝5敗と
   いうことで、当該校間の勝率計算で、日体大は6位、青学大は7位となった。これまで、8位での
   自動降格を繰り返してきた青学大にとって、入替戦に回るとは言え、自動降格を免れた7位は、
   1部残留への大きな希望となった。

  最終成績
   優 勝  淑 徳 大(7勝0敗) 淑徳大は3シーズン連続14回目の優勝。
   2 位  早 稲 田大(6勝1敗)
   3 位  東京富士大(5勝2敗)
   4 位  中 央 大(3勝4敗)
   5 位  専 修 大(2勝5敗)
   6 位  日本体育大(2勝5敗)
   7 位  青山学院大(2勝5敗)→ 2部2位校(國学院大)との入替戦へ。
   8 位  大 正 大(1勝6敗)→ 2部1位校(日 本 大)との自動入替により、自動降格。

   ※5〜7位は、当該校間の直接対決の結果による

  個人賞
   殊 勲 賞  石垣 優香(淑 徳 大)
   敢 闘 賞   徐 珍 (東京富士大)
   優秀選手賞  中島未早希(早 稲 田大)、高ユウヤオ(専 修 大)、李 セイ(日本体育大)
   最優秀ペア賞 中島慶子・坂本夕佳(中央大)
   最優秀新人賞 松澤茉里奈(淑 徳 大)

 女子2部 … 東京武道館

  第1戦 5/10(月) AM11:00〜 
   日 本 大 4−1 東京経済大
   東 洋 大 4−2 東京女体大
   國 學 院大 4−1 和洋女子大

  ・3試合とも編成順通りの結果となった。

  第2戦 5/10(月) PM 4:00〜 
   日 本 大 4−0 和洋女子大
   東 洋 大 1−4 國 學 院大
   東京女体大 1−4 東京経済大

  ・日大は順当に連勝したが、残る2試合は編成順とは逆の結果となった。

  第3戦 5/11(火) AM11:00〜 
   日 本 大 4−0 東京女体大
   東 洋 大 4−3 和洋女子大
   國 學 院大 4−1 東京経済大

  ・3試合とも編成順通りの結果となった。

  第4戦 5/12(水) AM11:00〜 
   日 本 大 4−1 國 學 院大
   東 洋 大 4−0 東京経済大
   東京女体大 2−4 和洋女子大

  ・ここまで4戦全敗の東京女体大は、最終日の相手である國学院大が既に3勝を挙げ、逆転が不可能
   であることから、最終戦を待たずに最下位が確定した。

  第5戦 5/13(木) AM11:00〜 
   日 本 大 4−0 東 洋 大
   國 學 院大 4−0 東京女体大
   和洋女子大 4−0 東京経済大

  ・最終戦で、3試合全てが4−0ストレートの編成順の結果となった。
  ・優勝決定戦となった日大vs東洋大戦は、日大が余力を残して勝ち、全勝で1部復帰を決めた。
   勝てば優勝の可能性もあった東洋大は、結局、入替戦の出場権も逃す3位に終わった。
  ・國学院大は、前日に最下位決定済みの東京女体大に順当に勝ち、2位。1部7位校との入替戦に
   臨む。
  ・1勝3敗同士の和洋女大vs東経大は、優勝も最下位も入替戦もない戦いだったが、和洋女大が勝って
   4位、敗れた東経大が5位となった。

  最終成績
   優 勝  日  本  大(5勝0敗)→ 1部8位校(大 正 大)との自動入替により、自動昇格。
   2 位  國 学 院 大(4勝1敗)→ 1部7位校(青山学院大)との入替戦へ。
   3 位  東  洋  大(3勝2敗)
   4 位  和 洋 女 子 大(2勝3敗)
   5 位  東 京 経 済 大(1勝4敗)
   6 位  東京女子体育大(0勝5敗)→ 3部1位校との入替戦へ。

  個人賞
   殊 勲 賞  吉田 美穂(日本大)


 卓球のページへ