平成20年度・関東学生新人戦・コメント

 4月28日(月)〜30日(水)の3日間、駒沢屋内球技場において行われました関東学生卓球新人選手権
 大会(通称、新人戦)の結果をアップします。

 去年の結果は → こちら です。 歴代優勝者一覧は → こちら です。
 今大会のシードは → こちら です。 見どころは → こちら です。 結果は → こちら です。


 男子シングルス

  上位シードでは、8シードの佐藤(専大)がベスト32決定戦で佐藤(法大3年)に敗れ、その後、
  このブロックからは行則(早大2年)が勝ち上がった。
  第3シードの伊積(中大)はベスト16決定戦で菊池(埼工大)に敗れた。
  また、第2シードの江藤(専大)が、ベスト8決定戦でノーシード(64シード相当)河辺(日大)に
  敗れた。ダブルス第1シード、シングルス第2シードという2冠王が狙えるポジションにいた
  江藤は、単複共に最終日を待たずに姿を消した。

  ベスト8には早大から4人が入り、あとは日大から2人、明大、駒大が各1人という勢力図だった。
  準々決勝の組み合わせは、「早大vsその他の大学」×4、となった。

  準々決勝では、早大の1年生トリオ(笠原、高岡、御内)が敗退。その中で、2年生として唯一ベスト
  16入りしていた行則(早大2年)がベスト4に勝ち上がった。
  ベスト4の内訳は、日大2人、明大と早大が各1人。

  準決勝は2試合とも3−1での決着。明晨(日大)と甲斐(明大)が決勝に勝ち上がった。
  ここまで大活躍だった早大勢だったが、決勝には勝ち上がれなかった。

  決勝はストレートで第1シードの明晨が優勝した。
  シード規定の最優先項目である「前年インターハイの成績」を度外視して第1シードに抜擢された
  だけの実力を、結果で証明して見せた。
  男子シングルスの日大からの優勝は、平成3年(1991年)の森本洋治(単複2冠王)以来、17年ぶり。
  奇しくも、今回の明晨も単複2冠王。
  現在、2部の日大ながらベスト4の河辺と併せて、1部復帰に光明が差した。

  一方、惜しくも優勝を逃した甲斐。明大は7年ぶりの男子シングルス優勝は成らず。しかし、
  甲斐は決勝に辿り着くまでの間にも大苦戦を乗り越えてきただけに、立派な準優勝とも言える。


 女子シングルス

  大荒れの女子シングルス。ベスト16に1年生以外が7人も入った。この内、早田のみは元々の
  シードだったが、それ以外はシードの1年生を破っての勝ち上がりだった。しかも、7人中4人は
  3年生。この結果から、今年の1年は全般的に層が薄いと言われても仕方ない。

  上位シードでは、8シードの松永(東富大)が伊東(早大3年)に敗れ、このブロックからは雲丹亀
  (中大3年)が勝ち上がった。
  ベスト16決定戦では、第2シードの加藤(大正大)がノーシードの門馬(中大)に、
  8シードの天野(専大)が川畑(早大2年)に、同じく8シードの西東(東富大)が河田(國學院大3年)
  に、次々と敗退。

  ベスト8決定戦では、第3・第4シードの中大の2人(田中・岡野)も敗退。また、第1シードの
  徐珍(東富大)はキョウ(大正大)にマッチポイントを握られたところからの大逆転勝ちで8強入り。
  危うく、上位4シードが全員ベスト8に入れずに終わる直前だった。

  ベスト8には東富大から3人入り、あとは淑徳大、専大、青学大、日体大、日大の5校から1人ずつが
  入った。また、8人中、2年生が2人、3年生が1人入った。

  準々決勝では第1シードの徐珍が早田にフルゲームの末、惜敗。ベスト4は、東富大2人と
  青学大、専大が各1人となった。早田以外の3人は1年生。ここでようやく上級生旋風は一段落。

  準決勝の結果、早田と原田が決勝に進出し、決勝は3−0ストレートで早田が優勝した。
  早田は、準々決勝・準決勝・決勝と、東富大勢を3連破した。
  女子シングルスの青学大からの優勝は、平成3年(1991年)の河合雅世以来、17年ぶり。
  しかし、それよりも注目すべきは2年生(1年生以外)のシングルス優勝。
  ダブルスでは強豪1年生と組んだ2年生以上の選手が優勝することが、ままあるが、シングルス
  では極めて珍しい。早田の場合、去年の全日学予選で敗れた後、秋リーグで4戦全勝の優秀選手賞
  受賞、会長杯優勝という成績を残しており、言わば「全日学予選敗退が取りこぼし」と言える実力者
  ではあるが…。また、事実上1年生ナンバーワンの実力者である石垣(淑徳大)がプロツアー参戦
  のため今大会不参加という事情も差し引かなければならないだろうが、それにしても…。

  なお、決勝で敗れた原田は惜しくも単複2冠王は逃したが今大会女子最多の全試合を戦い、金1
  銀1は立派な成績だった。


 男子ダブルス

  第1シードの江藤・石井組(専大)がベスト8決定戦で永瀬・井上組(大正大)に敗退したのを
  はじめ、第3・第4シードの日大ペア・法政大ペアなども含め、上位シードが大量に敗れた
  今大会の男子ダブルス。8シードを守ってベスト8に勝ち残ったのはわずか3ペアーのみだった。

  ベスト8には、早大と中大から2組ずつ、あとは明大、駒大、大正大、日大から各1組ずつが勝ち
  上がった。

  準々決勝で第2シードの甲斐・松渕組(明大)も敗れ、上位4シードは1組もベスト4入り出来ずに
  姿を消した。ベスト4の内訳は、早大から2組、あとは駒大と日大から各1組ずつが勝ち上がった。

  準決勝では有利と思われた笠原・高岡組(早大)が2−0リードの3ゲーム目もジュースという
  ところから逆転負けを喫し、決勝の早大同士討ちを逃した。

  決勝は、明晨・瀬尾組(日大)vs行則・武田組(早大2年・3年)。第1・第2ゲームともジュース
  アゲインの末に取り合う互角の勝負は、最後フルゲーム11-9の大接戦の末、日大ペアーが優勝を
  果たした。

  男子ダブルスの日大からの優勝は、平成3年(1991年)の森本・高橋組以来、17年ぶり。
  奇しくも、今回の明晨も当時の森本同様の単複2冠王。

  早大勢は、決勝同士討ち目前の状態から、結局、タイトルを逃した。しかし、行則はシングルスの
  ベスト4と、このダブルスの準優勝で、銀1銅1の活躍ぶり。2年生ながら、女子の早田ともども
  1年勢を苦しめた。


 女子ダブルス

  上位シードでは、4シードの田中・坂本組(中大)が早々に敗れたものの、その他、4シード中
  3ペアーがシードを守ってベスト4に進出した。普通、女子ダブルスは最も番狂わせが多い
  種目といわれるが、今大会は最も順当な種目だった。

  ベスト8には大正大から3組、東富大から2組、専大、日体大、東洋大から各1組が勝ち上がった。
  ベスト4には、東富大から2組、専大、大正大から各1組が勝ち上がった。

  準決勝で第1シードの専大組、第2シードの大正大組という、インターハイダブルスチャンピオンの
  いるペアを倒した東富大が決勝同士討ちとなった。この時点で、一昨年の唐沢・日高組以来2年
  ぶりの東富大からの女子ダブルス優勝が確定した。

  決勝は、1ゲームずつを取り合う、互角の攻防。第3ゲームは17-19までもつれた。
  最終第5ゲームもジュースアゲインまでもつれたが最後は13-11で徐・原田組が競り勝った。

  原田は、この後、シングルスも決勝に進出し、2冠王目前まで迫った。


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