平成18年度・秋季・関東学生リーグ戦(1・2部)の結果

 9月14日(木)〜18日(月・祝)の5日間、駒澤屋内球技場において行われました「平成18年度・秋季・
 関東学生リーグ戦(1・2部)」の結果をアップします。

 男子1部

    第1戦  9/14(木) PM4:30〜
    早 稲 田大 4−2 専 修 大
    明 治 大 4−1 中 央 大
    駒 澤 大 2−4 埼玉工業大

    ・2強の早稲田大と明治大は、それぞれ失点は喫したものの、結果的には順当に白星スタートを
     切った。
    ・春に「無失点・完全優勝まであと一歩」だった早大は、初日から2失点したものの、「無失点」の
     方が尋常ではなく、多少の失点はある方が普通。とにかく5戦全勝優勝できればいいわけ
     だから…。しかし、時吉が宇都野に敗れたのは誤算だったか?。
    ・明大は、トップのエース対決で水野が森下に0−3ストレート負けを喫したものの、2番以降は
     苦しみながらも4連取した。
    ・春3位の駒澤大は、地元・駒沢で旋風を巻き起こすかと思われたが、埼工大との激戦を2−4で
     落とし、黒星スタート。埼工大は、明日の早大戦に向けて勢いがついたか?

    第2戦  9/15(金) PM4:00〜
    早 稲 田大 4−1 埼玉工業大
    明 治 大 4−2 駒 澤 大
    中 央 大 1−4 専 修 大

    ・秋リーグに限れば、埼工大に5連敗していた早大。トップのエース対決で下山が阮震杰に
     フルゲームで競り勝ち、先勝。2番で、早大6番手の原田が、埼工大の日本人エース・沼田に
     勝ち、これで大勢は決した。結局、埼工大をダブルスの1点のみに抑え、4−1で早大が勝利。
     但し、下山・時吉組の今年の団体戦全勝は止まった。チームが勝ったから、良しとするか。
     早大は、実に平成12年(2000年)以来6年ぶり、21世紀初の「秋リーグでの埼工大戦の勝利」と
     なった。
    ・明大は2年勢3人(水野・小野・石崎)の単複4点で駒大を破った。駒大は、エース・田中が
     水野に単複2失点を喫したのが痛かった。
    ・中大は、エース・森下でトップを取ったが、2番以降、フルゲームの接戦を3つ落とし、1−4で
     専大に敗れた。専大は、春リーグの2日目から続いた連敗を「5」でようやくストップさせた。
    ・2日目を終えて、2連勝は早大と明大の2強。1勝1敗は埼工大と専大。駒大と中大は2連敗。

    第3戦  9/16(土) PM2:30〜
    早 稲 田大 4−0 中 央 大
    明 治 大 4−0 埼玉工業大
    駒 澤 大 0−4 専 修 大

    ・3試合とも4−0ストレート。2時間程度で終了した。
    ・早大vs中大戦は、トップで2連勝しているエース同士の直接対決が実現し、下山が森下に
     ストレート勝ちした。これで勢いがついた早大は、一気にストレートで押し切った。
     中大は、ここまで白神の単複6戦全敗が痛い。
    ・明大は、2番の日高が、埼工大のエース・阮震杰に競り勝った試合が大きかった。ダブルスは
     2連勝中のペア同士の対決だったが、小野・水野組が沼田・佐藤組にストレート勝ちして
     勝負を決めた。
    ・駒大vs専大は、1〜2番の4年生対決で、競りつつも専大の小山と原が、駒大の藤本と田中に
     それぞれ勝って、2−0スタートできたことが大きく、これがその後の勢いに繋がった。
     専大の徳増は3連勝。一方、駒大の田中・伊東組のダブルスは3連敗。
    ・3日目を終えて、3戦全勝は早大と明大の2強。2勝1敗は専大。1勝2敗は埼工大。駒大と
     中大は3連敗。
    ・4日目に優勝や最下位が決定することはない。

    第4戦  9/17(日) PM2:30〜
    早 稲 田大 4−3 駒 澤 大
    明 治 大 2−4 専 修 大
    中 央 大 3−4 埼玉工業大

    ・前日とは一転し、3試合とも終盤までもつれる大激戦となった。
    ・3戦全勝の早大と3戦全敗の駒大の対決は1−1、2−2、3−3の大接戦。田中と伊東の
     単複3点で3−2と王手をかけて2台進行に持ち込んだ駒大だったが、両方とも敗れて
     勝利にはわずかに届かなかった。早大は、最終日に全勝優勝を狙う。
    ・明大は、専大を2−0とリードしたが、ここから専大が原の単複などで4連取して逆転勝ちを
     飾った。専大は原が特別賞を確定させ、また、徳増が4戦全勝、宇都野が3戦全勝と、強い。
    ・3戦全敗の中大は、白神と森田の単複3点で、一時3−2と埼工大をリードしたが、ラスト
     勝負までもつれ、青山(中大)が大和田(埼工大)にフルゲーム11-13で敗れて全敗脱出ならず。
    ・4日目を終えて、4戦全勝は早大のみ。明大と専大は3勝1敗。埼工大は2勝2敗。駒大と
     中大は4戦全敗。
    ・最終日は、早明戦の結果、早大が勝てば文句なしの5戦全勝優勝。明大が勝てば、4勝1敗で
     両校が並ぶ。さらに専大も埼工大に勝ってここに割り込んでくる可能性は高い。
     一方、全敗同士の裏天王山、駒大vs中大は、勝った方が5位、負けた方が最下位となる。

    第5戦  9/18(月・祝) PM2:15〜
    早 稲 田大 3−4 明 治 大
    駒 澤 大 2−4 中 央 大
    埼玉工業大 4−2 専 修 大

    ・優勝争いに絡む早明戦は、「早大は失点数に関係なく、勝てば(4−3でも)良い」のに対し、
     「明大は、専大が絡む4勝1敗3校間勝率計算になった場合を考えると、4−0か4−1で
     勝ちたい」という劣勢の立場だった。
     トップの下山vs水野のエース対決は3−0ストレートで水野が勝ち、明大が機先を制したが、
     逆に2番では平屋(慶)が塩野とのカット対決に0−3ストレートで敗れて、1−1。
     3番・日高が阿部に3−1で勝っての再度のリードも、ダブルスで関東学生優勝ペア(水野・
     小野組)が1−3で下山・時吉組に敗れ、2−2。
     この時点で明大はほぼ絶望的な状況にあった。
     そして迎えた5番が、この日のベストゲーム・久保田vs小野戦。2−0とリードの小野が
     ストレートで押し切るかと思われたところから、久保田が関東学生チャンピオンの意地を見せ、
     2−2フルゲームに持ち込む。そして、最後ももつれにもつれて、セットオールジュース。
     どちらが勝っても全くおかしくなかったが、最後は15-13で小野が勝った!。
     王手をかけた明大の6番・足立は、時吉と対戦。もつれる接戦の間に、他コートで専大が
     埼工大に敗れ、優勝戦線から脱落した。これで、早明戦は得失点計算を抜きにした「勝った方が
     優勝」の勝負となる。足立はフルゲームの末に時吉に惜敗したが、2台同時進行となっていた
     ラストの石崎が、早大の新人・原田を3−0ストレートで破って、明大が奇跡的な逆転優勝を
     達成した。
     昨秋に続き、2シーズンぶりの優勝となった明大は、これで自身の持つ通算優勝回数男子最多を
     更新し、30回目の大台に乗せた。エース水野は、昨秋に続くMVP(殊勲賞)と優秀選手賞の
     ダブル受賞で、名実共に優勝の立役者だった。
     一方、優勝候補筆頭と言われながら去年に続いて秋を取り損ねた早大は、全体の総得失点では
     明大の18得点10失点を上回る19得点10失点だっただけに、残念だった。今春の「あと1点で
     完全優勝」が、今秋は違う「あと1点」に泣いた。2部を制した女子とのアベック優勝も成らず。
     果たして、ここ2年間の「春の早大、秋の明大」は、来年はどう変わるのか?、変わらないのか?。
    ・専大は、勝てば「4勝1敗3校間勝率計算」にまでもつれ込む可能性があるところだったが、
     埼工大に2−4で敗退し、結果的に優勝旗を早大から明大に受け渡す役回りとなった。別の
     見方をすれば、埼工大が明大の優勝を強烈にアシストしたことになる。そして、埼工大自身も
     平成15年秋季以来3年ぶりで創部以来2度目となるAクラス入り(3位)となった。
     絶対のエース格・阮震杰は通算31勝9敗と、30勝の大台に乗ったものの、今季は3勝2敗。
     日本人エース格の沼田が5戦全敗という成績ながら、総合力で勝ち取った順位と言える。
     一方の専大は、順位こそ4位に終わったが、同じ3勝2敗の埼工大が13得点15失点と負け越して
     いたのに対して、16得点11失点と大きく勝ち越した。1年の徳増は今季男子唯一の5戦全勝で
     敢闘賞と優秀選手賞をダブル受賞し、4年の原も特別賞(通算21勝16敗)と優秀選手賞を
     ダブル受賞した。優勝した明大にも土を付け、春の最下位からの浮上は成った。
    ・全敗同士の裏天王山、駒大vs中大は、駒大がリードし、中大が並び、で、1−1。2−2。5番・
     伊東は、1年の森田相手に2−0とリードしたが、ここから森田が逆襲し、ゲームオールジュース
     の大接戦の末に、最後は12-10で森田が大逆転勝ち。後がなくなった駒大の6番・吉川は、
     湿気でラバーの接着が上手く出来ないという予想外のトラブルで、他人のラケットでの試合
     開始を余儀なくされた。途中から自分のラケットに戻すことが出来た吉川は、結局、1−3で
     青山に敗れ、駒大は2−4の敗退。春の3位から一転、最下位、入替戦行きとなった。駒大の
     入替戦はこの3年間の6シーズン中5回目。(2部優勝で3回、1部最下位で2回。入替戦を
     免れたのは今春のみ)。主将の田中は特別賞を受賞したが(1部10勝5敗、2部22勝3敗)、
     肩の荷を降ろしたのは1週間後となった。
     一方、中大は、相手のアクシデントにも救われた形で最下位を免れた。2位に躍進した女子に
     続き、来年は名門復活を狙う。
    ・今季の混戦ぶりを象徴するのが、エースペアのガチンコ対決が実現するダブルスでの「最優秀
     ペアー賞、該当ペアなし」。3勝2敗が、水野・小野組、下山・時吉組、沼田・佐藤組、原・江藤組
     と4ペアも出た。ギリギリの勝ち越しが4組では、どれが「最優秀」とも決めづらく、該当なしも
     仕方ないところか。白神・森田組も2勝3敗、田中・伊東組も1勝4敗で、全敗ペアもなし。
     いずれにせよ、紙一重の攻防の連続だったことがわかる。

   最終成績
    優 勝 明 治 大学(4勝1敗)明治大学は2シーズンぶり30回目の優勝
    2 位 早 稲 田大学(4勝1敗)
    3 位 埼玉工業大学(3勝2敗)
    4 位 専 修 大学(3勝2敗)
    5 位 中 央 大学(1勝4敗)
    6 位 駒 澤 大学(0勝5敗)
    ※1位〜2位、及び3位〜4位の順位は、当該校間の直接対決の結果による

   個人賞
    殊  勲  賞 水野 裕哉(明 治 大)
    敢  闘  賞 徳増 信弥(専 修 大)
    優 秀 選 手 賞 水野 裕哉(明 治 大)原 雅 彦(専 修 大)徳増 信弥(専 修 大)
    最優秀ペアー賞 該当ペアなし
    特  別  賞 阮 震 杰(埼玉工業大)通算31勝 9敗
            原 雅 彦(専 修 大)通算21勝16敗
            田中 満雄(駒 澤 大)通算32勝 8敗(1部10勝5敗、2部22勝3敗)

 男子2部

    第1戦  9/14(木) AM11:30〜
    大 正 大 4−0 國 學 院大
    筑 波 大 4−1 日 本 大
    法 政 大 3−4 日本体育大

    ・大正大は、國學院大相手に1ゲームも落とさない完勝のスタート。
    ・筑波大は、2番のエース対決で森門が山本に敗れたものの、それ以外は勝って、日大を4−1で
     破った。
    ・法政大は、大橋が崔を破る金星をあげながら押し切れず、1−1、2−2、3−3の一進一退で
     ラスト勝負。板垣(法大)vs芦間(日体大)はフルゲームジュースの大接戦の末に、芦間が勝った。
     日体大は崔が敗れながら、2部上位常連の法大を破る好スタート。

    第2戦  9/15(金) PM0:00〜
    大 正 大 4−3 日本体育大
    筑 波 大 4−1 法 政 大
    日 本 大 4−1 國 學 院大

    ・大正大は、トップでハオ強が「強豪留学生対決」の末、崔を破り、先勝。田野辺も3番で勝ち、
     圧倒的に有利な展開になるはずだったが…、ダブルスの失点が痛く、1−1、2−2、3−3で
     ラストまで持ち込まれる。ラストも鎌田(日体大)が2−0とリードしたが、鹿屋(大正大)が
     3ゲーム目をジュースで取り、何とか逆転勝ちした。しかし、紙一重の勝負だった。
    ・筑波大は法政大に、日大は國學院大に、それぞれ4−1で、編成順通りに勝利した。
    ・2日目を終えて、大正大と筑波大が2連勝。1勝1敗は日大と日体大。法政大と國學院大は
     2連敗。法政大が、2日目にして早くも優勝の可能性がほとんどなくなった。

    第3戦  9/16(土) AM10:30〜
    大 正 大 4−1 日 本 大
    筑 波 大 4−2 日本体育大
    法 政 大 4−0 國 學 院大

    ・大正大は、2番のエース対決で田野辺が山本に敗れたが、その他を取り、4−1。田野辺は2部
     初の黒星で、特別賞を確定し損ねた。5番の鹿屋は0−2から3ゲーム連続のジュースを全て
     勝った。
    ・筑波大は、日体大の2枚看板、崔と佐藤に2点は奪われたが、エース・森門が単複でフルゲームの
     接戦を制し、競い勝つ。
    ・2連敗同士の対決は、実力の法政大が4−0ストレートで國學院大に勝った。
    ・3日目を終えて、大正大と筑波大が3戦全勝で並走。2勝1敗校はなく、1勝2敗で法政大、
     日大、日体大が並んでいる。國學院大は、唯一3戦全敗。
    ・優勝は4日目には決定しない。最終日の大正大vs筑波大戦の結果が鍵となる。一方、4日目に
     國學院大が筑波大に敗れ、日体大が日大に勝てば、國學院大の最下位が決定する。

    第4戦  9/17(日) AM10:30〜
    大 正 大 4−1 法 政 大
    筑 波 大 4−1 國 學 院大
    日 本 大 4−2 日本体育大

    ・大正大は、今大会不調の法政大に4−1で勝ち、全勝をキープした。田野辺は、昨日決め損ねた
     特別賞受賞を今日確定した。
    ・筑波大は、國學院大をダブルスの1点のみに抑え、4−1。1年の高木が4戦全勝と活躍して
     いる。一方、國學院大は、いよいよあとがなくなった。
    ・日体大は、佐藤と崔の2枚看板で2−0とリードしたが、あとが続かず、日大が4−2の逆転
     勝ちを収めた。
    ・4日目を終えて、大正大と筑波大が4戦全勝。2勝2敗は日大。1勝3敗は法政大と日体大。
     國學院大は4戦全敗。
    ・最終日の大正大vs筑波大の4戦全勝対決で、勝った方が全勝優勝、負けた方が2位となる。
     國學院大は、敗れれば5戦全敗となるが、勝てば1勝4敗で日体大と並ぶ。法政大が敗れて
     3校間の戦いになる可能性もある。

    第5戦  9/18(月・祝) AM10:15〜
    大 正 大 4−0 筑 波 大
    法 政 大 4−3 日 本 大
    日本体育大 4−1 國 學 院大

    ・全勝同士の直接対決による優勝決定戦は好試合が期待されたが、結果は4−0ストレート。
     2時間足らずのワンサイドゲームで大正大が完勝した。筑波大は前半で1点は取って、
     5番・森門までは回したいところだったが…。
     大正大は、ハオ強が今季も5戦全勝(2部では3季で15戦全勝の敵なし状態)。主将の
     田野辺は今季4勝1敗、通算25勝8敗(1部5勝7敗、2部20勝1敗)で特別賞を受賞。
     2部敢闘賞は、今季4戦全勝の鹿屋が受賞した。
    ・法政大vs日大は、1−1、2−2、3−3、と、もつれたが、最後は法政大が逃げ切った。
    ・日体大vs國學院大は、4−1で日体大が勝ち、この結果、2勝3敗が3校となった。直接対決の
     結果で、3位・日大、4位・法政大、5位・日体大、という順位にはなったが、この辺りの力の
     差はほとんど感じられない。(得失点も、「わずかに負け越し」という、似たようなもの)。
     國學院大は関東学生ランカーダブルスの3勝のみで、シングルスは勝てず、他チームとは
     かなりの差を感じる。

   最終成績
    優 勝 大 正 大学(5勝0敗)
    2 位 筑 波 大学(4勝1敗)
    3 位 日 本 大学(2勝3敗)
    4 位 法 政 大学(2勝3敗)
    5 位 日本体育大学(2勝3敗)
    6 位 國 學 院大学(0勝5敗)
    ※3位〜5位の順位は、当該校間の直接対決の結果による

   個人賞
    2部敢闘賞 鹿屋 圭太(大 正 大)
    特 別 賞 田野辺 雄(大 正 大)通算25勝8敗(1部5勝7敗、2部20勝1敗)

 女子1部

    第1戦  9/14(木) PM4:30〜
    淑 徳 大 4−1 日 本 大
    青山学院大 4−2 東京富士大
    大 正 大 4−3 中 央 大

    ・淑徳大は、日大を坂本(沙)の1点に抑え、連覇に向けて順調な出足。
    ・青学大はダブルスを2つとも取った事が大きく、東富大を4−2で抑えた。東富大の劉テイは
     起用に応えて阿部とのエース対決に勝った。
    ・大正大は、孫博、狭間の2枚看板で2−0とリードしたが、中大は渡辺の単複などで逆転し、
     3−2と逆王手。しかし、終盤に大正大が連取し、結局、4−3で大正大が競り勝った。
     孫博は通算30勝を達成。渡辺は通算20勝で特別賞を確定させた。

    第2戦  9/15(金) PM4:00〜
    淑 徳 大 4−2 中 央 大
    青山学院大 1−4 大 正 大
    東京富士大 1−4 日 本 大

    ・淑徳大は、春に敗れた中大にリベンジを果たした。
    ・青学大は、阿部・山ア組の1点のみで1−4の敗戦。6番の阿部まで回せずなかった。
     孫博、狭間の「2人のチャンピオン」を擁する大正大が、実力を発揮している。
    ・東富大は、劉テイの1点のみに止まり、1−4で敗れた。また、劉テイテイは、短大時代に受賞
     した特別賞が消えた。一方、日大の坂本(沙)は、昨日の孫博に続き、30勝に到達した。
    ・2日目を終えて、淑徳大と大正大が2連勝。1勝1敗は青学大と日大。東富大と中大は2連敗
     となった。中大は、男女揃っての2連敗と、厳しい戦いが続いている。
    ・3日目、大正大vs日大戦で、孫博vs坂本(沙)の「30勝台対決」は実現するか?。もし、そこで
     坂本が勝てば両者は31勝で並び、残りの2試合の争いが更に面白くなるが…。

    第3戦  9/16(土) PM2:30〜
    淑 徳 大 4−2 東京富士大
    青山学院大 3−4 中 央 大
    大 正 大 2−4 日 本 大

    ・男子1部は全て4−0ストレートの約2時間で終わったが、女子1部はいずれももつれ、3時間
     前後となった。
    ・淑徳大は、トップで山梨が坂巻にストレート負けし、今福も劉テイとの接戦に惜敗する0−2
     スタートだったが、3番以降を4連取した。一時は敗色も濃厚だったが、フルゲームの大接戦と
     なったダブルスを2つとも取ったのが大きかった。淑徳大は、末益の単と、ダブルス2組が
     3戦全勝で、今福は3戦全敗。東富大は、劉テイが3戦全勝で、日高が3戦全敗。ダブルスも
     組み替えつつも6戦全敗。
    ・4時間を越えた青学大vs中大は、野上が単複で阿部とのフルゲームの接戦を制して、劣勢を
     挽回し、最後は2台進行の終盤を両方とも勝って、今季初勝利。
    ・大正大は、孫博は余裕の3連勝を果たしたが、西田が坂本(真)に敗れたのが痛かった。坂本(沙)に
     単複を取られ、頼みの狭間も劉一行に捕まり、万事休す。坂本(沙)の単も3連勝で孫博を追って
     いるが、直接対決が成らなかったことにより「1」差が縮む可能性は少なくなった。
    ・3日目を終えて、3戦全勝は淑徳大のみ。2勝1敗は大正大と日本大。1勝2敗は青学大と
     中大。東富大は3戦全敗。
    ・4日目に、淑徳大が大正大に勝てば、最終日を待たずに淑徳大の優勝が決定する。また、東富大は
     中大に敗れると、最終日を待たずに東富大の最下位が決定する。

    第4戦  9/17(日) PM2:30〜
    淑 徳 大 4−1 大 正 大
    青山学院大 4−2 日 本 大
    東京富士大 1−4 中 央 大

    ・淑徳大は、大正大を孫博の1点のみに抑え、4−1の勝利。最終日を待たずに3シーズン連続
     9回目の優勝を決めた。ダブルス2組が揃って4戦全勝というのが大きい。一方、大正大は
     孫博が、関東学生決勝のリベンジで山梨を破り、4戦全勝と強さを見せているが…。ダブルスも
     日替わりで苦戦中。
    ・日大は、劉、坂本(沙)の2枚看板で2−0とリードしたが、その後は青学大がダブルスを両方
     取るなどで4連取。結局、4−2で青学大が勝った。日大は、2枚看板の単だけなら7戦全勝
     中なのだが…。
    ・東富大は、頼みのエース・劉テイが渡辺とのガチンコ対決でフルゲームの末、敗れ、結局、1−4で
     中大に敗退した。これで東富大は最終日を待たずに最下位が確定した。男女揃っての苦戦が
     続いていた中大は、とりあえずこれで女子の最下位はなくなり、半分ひと安心。
    ・4日目を終えて、4戦全勝は淑徳大のみ。2勝2敗は青学大、大正大、中央大、日大の4校が
     並び、東富大は4戦全敗。

    第5戦  9/18(月・祝) PM2:15〜
    淑 徳 大 2−4 青山学院大
    大 正 大 1−4 東京富士大
    中 央 大 4−1 日 本 大

    ・既に4日目で優勝決定済みの淑徳大は、「秋の全勝がどこまで続くか?」に興味が移って迎えた
     最終日。青学大に対しても快調にリードしていたのだが…4−0ストレート勝ちも十分に
     あり得た対戦は、勝ちかけていた3〜4番(山梨の単複)をいずれも2−3フルゲームの接戦の
     末に落とし、2−2。この2失点が結果的には痛かった。5〜6番では山アに単複2点取られ、
     結局、2−0から4連続失点での逆転負け。秋リーグだけに限れば、平成13年(2001年)以来
     続いてきた淑徳大の5戦全勝優勝は6年目にしてストップした。21世紀初の秋の黒星と
     いうことになった。
     それでも、昨秋・今春に続く関東リーグ3連覇、インカレを含む年間3大団体戦全制覇、
     秋リーグ6連覇…などの淑徳大の優勝記録自体は輝くもの。4戦全勝の末益は、3年連続で
     秋リーグのMVP(殊勲賞)を獲得し、さらに昨春の今福、今春の原に続き、今秋は山梨と組んで
     3季連続で最優秀ペアー賞を受賞する(しかも全て別のパートナーで)という、珍しい形で、
     栄光を手にした。関東学生チャンピオンの山梨が2勝3敗、故障上がりの主将・今福が1勝
     4敗と苦戦を強いられたが、2組のダブルス(末益・山梨組と原・小野組)が、優勝を決めるまで
     は共に4戦全勝と、これをカバーしていた。
     一方、「歴史的1勝」をあげた青学大も、2組のダブルス(阿部・山ア組と大槻・代組)が共に4勝
     1敗と活躍。山アはシングルスも4勝1敗で、優秀選手賞を受賞した。
    ・2勝2敗同士の対戦となった中大vs日大戦は、トップの「特別賞キャプテン対決」で坂本(沙)が
     渡辺にストレート勝ちしたが、2番以降を中大が連取。特に、4番で岩村が劉一行に3−2で
     競り勝った1点が大きく、結局4連取の4−1で、中大が快勝した。
     今季2連敗のスタートだった中大は、男子ともども危機感が漂っていたが、3日目の逆転勝ち
     から3連勝し、終わってみれば2位という結果を手にした。エースの渡辺は通算21勝15敗
     で特別賞を獲得したが、今季は2勝3敗。その他のメンバーも単では2勝止まりだったが、
     これを組み合わせて勝ち切った。
     一方の日大は、これまで秋リーグでは不思議と成績が悪かった主将の坂本(沙)が有終の美を飾る
     5戦全勝。春の5戦全勝と合わせて、今年は年間10戦全勝。文句のつけようがない。
     通算33勝5敗と言う驚異的な数字を残し、特別賞に加えて、敢闘賞、優秀選手賞も受賞し、
     トリプル受賞となった。一つの大きな壁である30勝ライン越えも、去年の陳微娜、今年の
     孫博と、留学生の強豪によるクリアは続いたが、日本人の4年制女子に限れば、33勝は、星野
     美香、森真紀子の両名以来となる「平成初」の快挙だった。チームは、坂本(沙)以外の得点力に
     欠け、2枚看板と称される劉一行も「絶対」ではないため、満足な成績とは行かないが、それでも
     春の最下位、インカレのランク落ちという屈辱の一部は晴らした。ただ、坂本(沙)が抜ける来年
     以降に不安は残る。
    ・やはり2勝2敗の大正大は、4日目の段階で最下位が確定していた東富大と対戦。ここは何と
     言っても孫博のラストゲームに注目が集まった。今年、ここまで春から9戦全勝の孫博だけに
     坂本(沙)同様10戦全勝で有終の美を飾るか…と思われた2番の岡戦だったが、何と2−3で
     孫博が敗れた!。最後の最後で…まさか…。通算33勝は坂本(沙)と同じだが、7敗は坂本
     よりも多く、戦績評価としては逆転された格好。土俵際でうっちゃられた感じだ。一方、東富大も
     劉テイに代わって、ラストゲームに起用された劉テイテイも狭間にストレート負け。日大の
     劉一行とも併せ、女子の留学生3人にとって、まさかの全敗となる「厄日」だった。
     結局、大正大は狭間の1点のみの1−4で敗れた。結果論だが、ここで勝っていれば、3勝2敗で
     中大、青学大と並び、この両校には勝っていたので2位となるところだったが、負けて、5位と
     なった。2連勝後3日目からの3連敗は、中大と逆のパターンだった。
     東富大は全敗を免れた。4勝1敗で優秀選手賞の坂巻と、孫博に勝った主将・岡の健闘は
     光った。が、5位・大正大、6位・東富大とも、ダブルスを大会期間中に組み替えるなどした
     ものの、両校とも複数ペアの合計が2勝8敗と大きく負け越し。これがAクラス校との差に
     なった。

   最終成績
    優 勝 淑 徳 大学(4勝1敗)淑徳大学は3シーズン連続9回目の優勝
    2 位 中 央 大学(3勝2敗)
    3 位 青山学院大学(3勝2敗)
    4 位 日 本 大学(2勝3敗)
    5 位 大 正 大学(2勝3敗)
    6 位 東京富士大学(1勝4敗)
    ※2位〜3位、及び4位〜5位の順位は、当該校間の直接対決の結果による

   個人賞
    殊  勲  賞 末 益 薫(淑 徳 大)
    敢  闘  賞 坂本 沙織(日 本 大)
    優 秀 選 手 賞 坂本 沙織(日 本 大)坂巻 美恵(東京富士大)山ア 知春(青山学院大)
    最優秀ペアー賞 末 益 薫・山梨 有理(淑 徳 大)
    特  別  賞 坂本 沙織(日 本 大)通算33勝 5敗
            孫   博(大 正 大)通算33勝 7敗
            渡辺 裕子(中 央 大)通算21勝15敗

 女子2部

    第1戦  9/14(木) AM11:30〜
    専 修 大 4−0 日本女体大
    早 稲 田大 4−1 日本体育大
    筑 波 大 4−0 和洋女子大

    ・3強が順当に勝った。
    ・専大と筑波大は、それぞれ日女体大と和洋女大に4−0ストレート勝ち。失ゲームも少ない
     完勝。
    ・早大は、日体大・西岡に1失点。ダブルスも危なかったが、ここは凌ぎ勝った。
    ・明日は早くも3強同士の注目の一戦・第1弾。早大vs筑波大戦。サバイバルレースを生き残る
     のはどっちだ?。

    第2戦  9/15(金) PM0:00〜
    専 修 大 4−0 和洋女子大
    早 稲 田大 4−1 筑 波 大
    日本体育大 4−0 日本女体大

    ・専大と日体大は、それぞれ和洋女大と日女体大を、4−0ストレートで破った。専大は、トンと
     牛の留学生2人を揃って外すオーダーで完勝した。
    ・サバイバルマッチ・第1戦、早大vs筑波大戦は、トップで伊藤が勝ち、筑波大が先取したものの、
     2番以降は早大が連取した。4−1というスコアからも、日本2位の筑波大はかなり苦しく
     なった。
    ・2日目を終えて、専大と早大が2連勝。1勝1敗は筑波大と日体大。和洋女大と日女体大は
     2連敗。予想通り、編成通りの結果となっている。
    ・3日目は、3強のサバイバルマッチはなし。順当な結果に終わるか、下位校が意地を見せるか?。

    第3戦  9/16(土) AM10:30〜
    専 修 大 3−4 日本体育大
    早 稲 田大 4−0 和洋女子大
    筑 波 大 4−2 日本女体大

    ・専大は、トップで今季初登場のトン舟が、西岡に勝った時点で「余裕の勝利か?、ストレート
     勝ちか?」と思われた。2番・杉田がフルゲームジュースの大苦戦をしながらも勝ち、2−0と
     したまでは良かったが、そこからダブルスを2つとも接戦で落とすなどで、結局、逆転負けを
     喫した。専大は、サバイバルマッチ2試合を迎える前に大誤算の黒星を喫した。
    ・早大は、和洋女大に4−0ストレート勝ち。和洋女大は、今季まだ無得点と苦戦中。
    ・筑波大は、前日の試合中に伊藤が肩を痛めたとのことで出場を回避。5番手以降の実力差は
     大きく、日女体大相手に2点は落としたが、取るべき3人でしっかり4点をあげた。
    ・3日目を終えて、3戦全勝は早大のみ。2勝1敗は専大、筑波大、日体大の3校。1勝2敗校は
     なく、和洋女大と日女体大が3戦全敗。
    ・4日目に早大が日女体大に勝ち、専大が筑波大に敗れると、最終日を待たずに早大の優勝が決定
     する。早大が勝つ可能性は極めて高いので、注目は専大vs筑波大戦。筑波大は伊藤の出場が
     あるか?。

    第4戦  9/17(日) AM10:30〜
    専 修 大 4−1 筑 波 大
    早 稲 田大 4−1 日本女体大
    日本体育大 4−0 和洋女子大

    ・専大は、伊藤が故障欠場の筑波大を重本の1点のみに抑え、4−1の勝利。最終日決戦に持ち
     込んだ。
    ・早大は日女体大に4−1で勝ち、最終日に全勝優勝を狙う。男女アベック優勝の可能性もある。
    ・日体大は和洋女大に4−0ストレート勝ち。和洋女大は、今季まだ無得点と苦戦中。
    ・4日目を終えて、早稲田大は4戦全勝。3勝1敗は専大と日体大。2勝2敗は筑波大。
     和洋女大と日女体大は4戦全敗。
    ・最終日は、専大vs早大戦で、早大が勝てば全勝優勝となるが、専大が勝てば4勝1敗で両校が
     並ぶ。さらに、日体大も、伊藤が手負いの筑波大に勝てば4勝1敗が3校となる可能性もある。
     但し、その場合でも日体大の優勝の可能性はない。一方、全敗対決の和洋女大vs日女体大は
     勝った方が5位、負けた方が最下位となる。

    第5戦  9/18(月・祝) AM10:15〜
    専 修 大 4−2 早 稲 田大
    筑 波 大 0−4 日本体育大
    和洋女子大 0−4 日本女体大

    ・優勝を争う一戦、専大vs早大は、専大が杉田、トン舟の連続ストレート勝ちで幕を開け、3番の
     エースダブルス対決も制して一気に3−0と王手をかけた…が、一気に決められず。ここで
     田村が単複2失点。その頃、隣のコートでは…
    ・自分達の優勝はないが、他校の優勝を左右する筑波大vs日体大戦は、故障の伊藤が結局3日目
     からは欠場で復帰出来なかった筑波大は得点源が限定された中での戦い。2番のエース対決、
     重本vs西岡戦は、チームの命運と共に重本自身の特別賞もかかった戦いだった。2−0と王手を
     かけた重本だったが、ここから西岡の大逆転を許し、無念の敗戦。自身の特別賞も消え、事実上、
     この時点で筑波大の勝ちもほぼ消えた。0−3の4番で、野中は津田をリードしていたが、
     粘られ、フルゲームに持ち込まれた末に逆転負け。万全のベストメンバーであれば有利だった
     であろう筑波大は、日体大にまさかの0−4ストレート負けを喫した。2部の4位、1部から
     通算した関東全体の10位というのはインカレ準優勝の筑波大にとっては屈辱の数字。
     少数精鋭の光と影、レベルの高さと層の薄さが如実に現れた8月と9月になった。
    ・筑波大が勝って、日体大を3勝2敗にすれば、専大vs早大は「勝った方が優勝」だったが、日体大が
     4勝1敗となった時点で、「専大は勝っても3校間の勝率計算」。その場合の優勝ラインは…
     「早大は2得点で優勝」。専大6番の杉本が小野にストレート勝ちをした時、早大優勝が場内
     放送される皮肉。しかし、専大が日体大に敗れたことが、事実であり、実力であり、全てである
     ことは認めるしかない。
     早大は、宮本が5戦全勝で2部敢闘賞を受賞。宮本の2部敢闘賞受賞は、昨春に続き、3季ぶり
     2回目。その他、尾田・小野組のダブルスも5戦全勝だった。
     専大は、トン舟が通算32勝3敗(1部8勝2敗、2部24勝1敗)という数字で特別賞を受賞
     したが、チームが1部復帰の前段階である3季連続の2部優勝さえも逃し、お祝いムードでは
     ない。杉田、杉本と、タレントは揃っているのだが…。
     日体大は、増井と西岡が活躍して、優勝と勝率計算にまでもつれこんだ末のAクラス入り。
    ・全敗同士の5・6位決定戦は、激戦が予想されたが、意外にも日女体大が4−0ストレート勝ちを
     収めた。和洋女大は、結局、今季無得点という大苦戦のまま、幕を閉じた。

   最終成績
    優 勝 早 稲 田 大学(4勝1敗)
    2 位 専  修  大 学(4勝1敗)
    3 位 日 本 体 育 大学(4勝1敗)
    4 位 筑  波  大 学(2勝3敗)
    5 位 日本女子体育大学(1勝4敗)
    6 位 和 洋 女 子 大学(0勝5敗)
    ※1位〜3位の順位は、当該校間の直接対決の結果による

   個人賞
    2部敢闘賞 宮本真梨子(早稲田大)
    特 別 賞 ト ン 舟(専 修 大)通算32勝3敗(1部8勝2敗、2部24勝1敗)


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