平成17年度・秋季・関東学生リーグ戦(1・2部)の結果 9月6日(火)〜8日(木)、及び14日(水)・15日(木)の5日間、代々木第2体育館において 行われます「平成17年度・秋季・関東学生リーグ戦(1・2部)」の結果をアップします。 日程は全てウイークデイですが、9/6(火)、7(水)、14(水)は7時頃まで試合が行なわれている 可能性があります。 平日の学校帰り、仕事帰りの方も足をお運びいただき、大学卓球界トップのプレーを、是非、ご観戦 下さい。 会場の代々木第2体育館は、JR山手線・原宿駅、及び地下鉄・千代田線・明治神宮前駅より徒歩 5分です。 入場料は、一般600円、大学400円、高校生以下無料です。 男子1部 第1戦 9/6(火) PM4:30〜 早 稲 田大 4−0 大 正 大 明 治 大 4−3 埼玉工業大 中 央 大 3−4 専 修 大 ・時吉、下山を中国遠征で欠く早稲田大だったが、トップで岩村がハオ強にフルゲームの末、勝った のが大きく、2番以降は勢いにも乗って、結局4−0ストレート勝ち。最高の出足で連覇への スタートを切った。 ・明治大は、小野が単複で沼田に敗れ、埼工大に王手をかけられる2−3の状態で終盤を迎えた。 6番・7番もジュースが続く際どい競り合いの連続。2台進行の末、7番の試合が先に終わり、 事実上、3−3ラストとなった6番は、日高が大和田にマッチポイントを握られたが、最後は フルゲームジュースの末の大逆転勝利を飾った。明大ベンチは、まるで優勝したかのような 大騒ぎとなった。埼工大は、9割9分、手中に収めていた勝利を握り損ね、またも明大戦の連敗を 止められなかった。 ・中央大vs専修大戦は、専大が先行したが、中大は田中と森下の単複3点で追い付き、ラスト勝負に 持ち込んだ。ここで広島が2-0とリードしたが、ここから宇都野が3ゲーム連取して、逆転勝ちに 成功していた。昨秋の王者・専大は、1年前の再現成るか? 第2戦 9/7(水) PM4:00〜 早 稲 田大 4−2 専 修 大 明 治 大 4−0 中 央 大 埼玉工業大 4−2 大 正 大 ・3試合全てが編成順の結果に終わった。 ・早稲田大は、トップのエース対決で中野が専大・原をフルゲーム16-14で破った。その後も、フル ゲームの接戦が続いたが、結果的には4−2で勝利を収めた。岸川を単から外し、岩村と徳政を 起用した早大だったが、2人共敗れ、明日の埼工大戦に不安は残した。 ・大接戦が予想された明治大vs中央大戦は、意外にもワンサイドゲームでの決着となった。 明治大がトップからストレート勝ちを続け、結局、ダブルスで1ゲーム落としたのみだった。 試合時間は、わずかに1時間20分。昨日、埼工大と3時間半の大苦戦を演じた明大から一転した。 中大は、田中と河又の完敗は意外だった。2連敗の河又は、特別賞獲得に、残り3試合で2勝が 必要となり、黄信号が点滅しはじめた。 ・男子1部で強豪留学生を擁するチーム同士の唯一の対戦、埼工大vs大正大は、阮震杰とハオ強が 取り合って、前半はほぼ互角だったが、結果的には埼工大が4−2で勝った。 ・2日目を終わって、2連勝は早稲田大と明治大の優勝候補の2校。このまま、最終日まで全勝で 走り、全勝優勝をかけた直接対決が出来るか?。1勝1敗は埼工大と専修大。2連敗は中央大と 大正大。大正大は仕方ないとしても、中大が2日目にして早くも優勝争いから脱落するとは、 意外だった。 第3戦 9/8(木) PM2:15〜 早 稲 田大 2−4 埼玉工業大 明 治 大 4−0 専 修 大 中 央 大 4−1 大 正 大 ・早大vs埼工大戦は、秋リーグに限定すれば4年連続で埼工大の勝利となった。飛車角(時吉、下山) 抜きの早大にとって、「最大のヤマ場か?」とささやかれた折り返しの中日(なかび)は、予想通り の下克上(?)となった。塩野が阮震杰に勝ったのだが…岸川の単複2失点が痛かった。 埼工大は、初日の明大戦の大逆転負けがなければ、単独トップで初優勝濃厚となるところだった。 さて後半戦。飛車角が戻ってくる手負いの優勝候補筆頭・早大の逆転優勝はあるか?。そして、 チーム創部以来、初めて優勝の可能性を大きく残して終盤に入る埼工大は、100%の力を出し 続けられるか?。 ・明治大は初日に九死に一生を得た後、生き返って2日連続の4−0ストレートの快勝となった。 トップの日高が0−2から逆転してフルゲームジュースで競り勝ち、以後、尻上がりに調子を 上げた。早大の敗退に伴い、優勝争いも単独トップに立った明治大は、早ければ、中断期間空けの 4日目にも優勝が決まる可能性がある。一方、専修大は初日の辛勝の後、連敗。何か、イヤな予感 が…。 ・2連敗同士の直接対決となった中央大vs大正大は、中央大が勝った。トップで坂本が田野辺に 勝った1点が大きかった。ただ河又は3連敗で特別賞は非常に厳しくなった。飛車角の戻って くる早大と好調の埼工大を相手に2連勝しなければならない、という条件は、黄信号が赤に変わり つつある感じか。もちろん、可能性はゼロではないが…。 ・3日目を終わって、3戦全勝は明治大のみ。2勝1敗は早稲田大と埼工大。1勝2敗は中央大と 専修大。大正大は3戦全敗。 ・第4戦で明治大が大正大に勝ち、早稲田大が中央大に敗れれば、最終日を待たずに明治大の優勝が 決定する。全勝の明治大が全敗の大正大に勝つ可能性は高い。が、時吉と下山が帰ってくる早大 が中大に負ける可能性は…多分、低い。中断期間を挟んで、流れがどう変わるかは、不確定要素も 多いが…。優勝争いは、最終日に持ち込まれる可能性が高いと見た。また、ダークホースとなった 埼工大にも注目したい。また、大正大が明治大に負けて、専修大が埼工大に勝てば、最終日を待た ずに大正大の最下位が決定する。 第4戦 9/14(水) PM4:00〜 早 稲 田大 4−1 中 央 大 明 治 大 4−2 大 正 大 埼玉工業大 1−4 専 修 大 ・飛車角(時吉、下山)が中国遠征から帰国した早稲田大は、中大を4−1で倒した。ただ、関東学生 優勝の時吉は、東山高時代の同僚である森下に敗れていた。春・5戦全勝のMVPで、今大会の 「顔」でもある時吉の敗戦は、最終日の「決戦」に影響するか?。 なお、ここ3シーズン連続で4勝をあげていた河又は、今季まさかの4連敗で、特別賞の可能性が 消滅した。 ・明治大は、大正大を4−2で破り、全勝をキープした。水野の単4戦全勝が効いている。大正大は ハオと田野辺というポイントゲッター2点は期待に応えたが、駒不足の感は否めない。田野辺は 3戦目まで3戦全勝と好調だった日高に逆転勝ちを収め、意地を見せていたのだが…。 ・埼工大は2強(早大・明大)との対戦を済ませて2勝1敗で、優勝争いに加わる可能性を大きく 残していたが、ここで専大に阮震杰の1点のみに封じ込められる完敗を喫した。3戦目までで 3戦全勝だった有本・沼田組が、3戦全敗だった猪本・原組にストレート負けしたのが痛く、 終盤の沼田らまで回せなかったのが誤算だった。専大も、負ければ最下位になる危険性が高く なるところだっただけに、貴重な1勝だった。 ・4日目を終わって、4戦全勝は明治大のみ。3勝1敗は早稲田大。2勝2敗は埼工大と専修大。 1勝3敗は中央大。4戦全敗の大正大は、最終日を待たずに最下位が決定した。(しかも、女子も 同様の状態で、アベック最下位となった)。 ・最終戦は、早稲田大と明治大の直接対決で勝った方が優勝となる。2〜5位は混戦模様。 第5戦 9/15(木) PM2:15〜 早 稲 田大 2−4 明 治 大 中 央 大 0−4 埼玉工業大 専 修 大 4−3 大 正 大 ・「勝った方が優勝」のガチンコ直接対決となった早稲田大vs明治大は、トップでリーグ戦無敗の 新人同士が対戦。新人戦の準決勝では塩野が勝っていたが、今回は水野がリベンジに成功して いた。その流れで前半は明大ペース。2番・平屋は岩村にストレート勝ち。3番の石崎は、 中野にフルゲームの末、惜敗したものの、ダブルスも取った明大が3−1と王手をかけて後半を 迎えた。4−0ストレートでもおかしくない展開だった。早大は2年生トリオ3人を後半に 並べて逆転を狙ったが、5番・時吉は日高に競り勝ったものの、6番で下山が小野に惜敗し、 約3時間の決戦は4−2で明治大の勝利に終わった。 ・明大の優勝は4シーズンぶり(2年ぶり)。2年前は、柳田、並木、藤井らが4年生だった時だった。 また、通算29回目の優勝は、明大自身が持つ男子最多記録の更新となった。今回の全勝優勝の メンバーは2年生と1年生が各3人ずつで、単純に言えば、あと2年間は、補強で強くなることは あっても、卒業で弱くなることはない。「何度目かの黄金時代のはじまりとなる今回の優勝」、と なるかの答えが出るのは数年先だが…。 ・圧倒的な層の厚さを誇った早大は、時吉、下山の飛車角を前半3試合に欠きながら、優勝目前まで 迫ったところは春のチャンピオンの地力だったが、総勢9人を起用したメンバーも日替わり組の 出来がイマイチ。時吉、下山の飛車角コンビも2人共1勝1敗の成績で、チームも結局3位に 終わった。中野が抜ける来年は、今の2年生トリオを軸に明大と覇を争うことになる。 ・中央大は埼工大に0−4ストレート負けを喫した。トップで「秋リーグで絶対的に強い」田中が 阮震杰との特別賞受賞者対決に2-0から逆転されて敗れた。2勝2敗というラストシーズンの 結果は、並の選手にはイーブンでも、田中としては悪い。通算25勝は、1部の勝ち星だけでは 今年の男子4年生ではトップだが、中野の2部時代の勝ち星をポイント換算して加算すると 首位の座を奪われている。 2番の「リーグ戦で強い」河又も、前日、特別賞の可能性が消滅したことに続き、最終日も敗れて ラストシーズンでまさかの5戦全敗を喫した。3〜4番では、来年以降のことを考えて起用 された1年生勢が連続してストレート負けを喫し、勝負がついた。中大は、全敗の大正大に勝った 1勝のみで5位に終わった。(なお、中大女子も全く同じで、全敗の大正大に勝った1勝のみで アベック5位に終わっていた)。 ・埼工大は3勝2敗の勝ち越しながら、直接対決の勝率計算の結果、惜しくも4位というBクラスに 終わった。しかし、もし初日の明大戦で、あのマッチポイントをモノにしていたら…4勝1敗で 明大と埼工大が並び、直接対決の結果で埼工大が優勝しているところだった!!。ホント、1本の 違いが優勝とBクラスを分けるという実例だ。沼田の単複と30勝突破が確実視される阮震杰を 軸に、来年こそ悲願達成があるか?。 ・専大は、既に前日最下位決定済みの大正大と対戦。先手を取られては追い付く展開のクロスゲーム をラスト勝負で制して、4−3で逃げ切っていた。これで何とか3勝2敗の勝ち越し。おまけに 準優勝という結果までついてきた。但し、総得失点は14得点15失点で負け越しており、得点力 では早大、埼工大を下回っているのが現状。4位でもおかしくなかった。前半の3戦を終えて 1勝2敗だった時点では、イヤな予感がしたが、残り2戦で勝ててホントに良かった。 ・大正大は、田野辺とハオ強以外の得点力が足りない、というのが正直なところ。特にダブルスの 全敗は、団体戦の要なだけに、痛い。入替戦は、昨秋、今春に続いて3シーズン連続で駒澤大との 戦いになる。1勝1敗に続く3戦目で、勝って1部を死守できるか?。 最終成績 優勝 明 治 大学(5勝0敗) 明治大学は4シーズンぶり29回目の優勝 2位 専 修 大学(3勝2敗) 3位 早 稲 田大学(3勝2敗) 4位 埼玉工業大学(3勝2敗) 5位 中 央 大学(1勝4敗) 6位 大 正 大学(0勝5敗) ※2〜4位の順位は当該校間の直接対決の結果による。 個人賞 殊 勲 賞 水野裕哉(明治大) 敢 闘 賞 ハオ 強(大正大) 優秀選手賞 水野裕哉(明治大)、中野祐介(早稲田大)、阮震杰(埼玉工業大) 最優秀ペア賞 有本祐也・沼田勝組(埼玉工業大) 特 別 賞 中野祐介(早稲田大)、田中雄仁(中央大) 男子2部 第1戦 9/6(火) AM11:30〜 駒 澤 大 4−0 日 本 大 法 政 大 3−4 日本体育大 筑 波 大 4−0 國 學 院大 ・駒澤大と筑波大は、下位校に対して順当に4−0ストレート勝ちを収めた。 ・2部上位の常連・法政大は日体大にラスト勝負の末、惜敗した。中堅争い、Aクラス争いは混戦 模様となる気がする。 第2戦 9/7(水) PM0:00〜 駒 澤 大 4−0 國 學 院大 法 政 大 4−1 筑 波 大 日本体育大 3−4 日 本 大 ・駒澤大は、ダブルスでフルゲームの苦戦をしたものの、結果的には順当にストレート勝ちした。 ・昨日敗れた法政大は、昨日勝った筑波大に4−1で完勝。昨日敗れた日本大は、昨日勝った 日体大に1−3の劣勢から大逆転しての4−3の辛勝。とにかく、男子2部の2位以下は、 展開が読めない。 ・2日目を終わって、2連勝は駒澤大のみ。戦前の予想通り、早くも頭1つ抜け出た。1勝1敗は、 法政大、筑波大、日本体育大、日本大の4校。國學院大は2連敗。 第3戦 9/8(木) AM10:15〜 駒 澤 大 4−1 日本体育大 法 政 大 4−0 國 學 院大 筑 波 大 3−4 日 本 大 ・駒澤大は順当に日体大を破った。 ・法政大は、インカレで敗れている國學院大に、わずが1ゲーム失ったのみの完勝で強烈なリベンジ を果たした。國學院大は、3戦続けての0−4ストレート負け。この半年間、随所に健闘を見せて いただけに、ここまで無得点なのは意外な展開と言える。 ・筑波大は、1−3の劣勢から3−3ラストまで持ち込んだが、惜敗を喫した。これでAクラス 争いのキーは筑波大から日大に移った。 ・3日目を終わって、3戦全勝は駒澤大のみ。孤高の一人旅は続く。2勝1敗は法政大と日本大。 1勝2敗は筑波大と日体大。國學院大は3戦全敗。 ・第4戦で駒澤大が筑波大に勝ち、法政大が日本大に敗れれば、最終日を待たずに駒澤大の優勝が 決定する。駒澤大が筑波大に勝つ可能性は高い。法政大vs日本大の2勝1敗同士の対決は微妙 な状勢か。春も日大が勝っているし…。一方、國學院大は日体大に敗れれば、最終日を待たずに 最下位が決定する。 第4戦 9/14(水) PM0:00〜 駒 澤 大 4−0 筑 波 大 法 政 大 4−1 日 本 大 日本体育大 4−2 國 學 院大 ・3試合とも、編成の上位校が順当に勝った。 ・駒澤大は、トップの田中が照井にフルゲーム11-9と詰め寄られながらも、これを振り切った。 田中は今季単複8戦全勝中。筑波大は、後半の菊池、森門に回せずに敗れた。 ・法政大vs日本大の「2勝1敗同士対決」は、「日大が勝てば駒澤大の優勝が決まる」ところだったが、 法政大が意地を見せ、最終日直接決戦に持ち込んだ。 ・今季、ここまでストレート負けの連続で無得点だった國學院大は、日体大相手にポイントはあげた ものの、結果的には2−4で敗退した。 ・4日目を終わって、4戦全勝は駒澤大のみ。3勝1敗は法政大。2勝2敗は日体大と日本大。 1勝3敗は筑波大。4戦全敗の國學院大は、最終日を待たずに最下位が決定した。 ・最終戦は、駒澤大と法政大の直接対決で勝った方が優勝となる。両校とも、ダブルスが4戦全勝 だけに、注目される。(駒澤大有利の下馬評は動かないだろうが…) 第5戦 9/15(木) AM10:15〜 駒 澤 大 4−2 法 政 大 筑 波 大 0−4 日本体育大 國 學 院大 0−4 日 本 大 ・「勝った方が優勝」のガチンコ直接対決となった駒澤大vs法政大戦は、4−2で駒澤大が勝ち、 大方の予想通り、全勝優勝を飾った。エースの田中は単複10戦全勝で文句なしの2部敢闘賞 (MVP)を受賞した。ところどころでフルゲームの接戦になることはあっても、最後には キッチリと結果を出していた。駒大はチームとしても今季の総失点はわずかに「3」で、2部では 完全に格が違っていた。入替戦は、昨秋、今春に続く大正大との対戦。3季も同じ相手との対決 が続くと、そろそろ「因縁の」と付けてもいいか?とも思える。1年前の再現で、1部昇格を果たす ことはできるか?。 ・法政大は、三枝兄弟の単複3点を軸に戦ったが、またしても2位となった。春の大正大にしても 今季の駒澤大にしても、1校が頭ひとつ抜け出ていた今年の男子2部の勢力図にあっては、 これも予想された展開で、仕方ないところか。 ・日体大は筑波大を、日本大は國學院大を、それぞれ4−0ストレートで破り、3勝2敗で法政大に 並んだものの、直接対決の結果で、日体大は3位、日本大は4位となった。 ・筑波大は、いつものことながら、中堅クラスの選手層の薄さが7点制の関東リーグ戦では痛く、 國學院大に勝った1勝のみで5位に終わった。國學院大は、春は回避した入替戦を、今季は避け 切れなかった。実力的に2部残留の可能性は高いと噂されているが…。 最終成績 優勝 駒 澤 大学(5勝0敗) 2位 法 政 大学(3勝2敗) 3位 日本体育大学(3勝2敗) 4位 日 本 大学(3勝2敗) 5位 筑 波 大学(1勝4敗) 6位 國 學 院大学(0勝5敗) ※2〜4位の順位は当該校間の直接対決の結果による。 個人賞 2部敢闘賞 田中満雄(駒澤大) 女子1部 第1戦 9/6(火) PM4:30〜 日 本 大 2−4 青山学院大 大 正 大 3−4 淑 徳 大 中 央 大 3−4 東京富士大 ・春の上位校が全て敗れ、編成下位校が全勝する結果となった。まさに下克上。嵐の幕開けと なった。 ・春リーグと夏のインカレを連覇していた日本大は、1部で勝ったことがない青学大との対戦で 「絶対」と思われたが、トップで福岡が大槻にフルゲームジュースで敗れ、続いて阿部に単複2点 を奪われて0−3と王手をかけられる。坂本(沙)の単複2得点で2−3と追い上げ、6番で 春のMVPであり、今季の「顔」でもある主将の大橋が登場。ラストの劉一行に繋いで、大逆転 勝利…としたいところだったが、大橋は代に0−3ストレートで敗退した。今年、続いていた チームの無敗記録もストップし、大橋個人の特別賞の可能性も消えた。一方、青学大は、3季 連続していた5戦全敗からの脱出に成功し、現役選手達にとっては、1部で初めてチームとして の勝利を経験した。 ・大正大vs淑徳大は、孫博vs陳微娜の頂上対決(関東学生決勝の再現)が2番で実現。これを制した 大正大が2−0とリードしたが、今福の単複2点で2−2に追い付いた淑徳大が、3−3ラスト で原の勝利を呼び込んだ。「秋の無敗の女王・淑徳大」のジンクスは、今年もまだ生きているか?。 ・中央大vs東富大は、1−1、2−2、3−3、と互角の展開だったが、最後は東富大が競り勝った。 渡辺、野上の2人による単複3点は計算通りだった中大は、4番の留学生対決で曹冬梅が劉 テイテイに負けたのが結果的には大きかった。 第2戦 9/7(水) PM4:00〜 日 本 大 4−2 東京富士大 大 正 大 3−4 中 央 大 淑 徳 大 4−1 青山学院大 ・昨日敗れた「手負いのチャンピオン」・日本大は、福岡も勝って復調。明日、勝負の淑徳大戦を 迎える。一方、チームは敗れたものの、東富大の島田は昨日・今日と2連勝で特別賞に王手を かけた。 ・大正大は、孫博の先取点の後、3連続失点。1−3の劣勢から3−3ラストまで持ち込んだが、 最後は西田が、ほぼ手中にしていた勝利を逃し、惜敗。西田で負けては仕方ない。あきらめも つく。中大は、渡辺、野上の単複3点+曹冬梅が得点源。4番手以降の実力差は感じるが…。 ・淑徳大は順当に青学大に勝ったが、今福が阿部とのフルゲーム11-9の試合を落としていたら 危なかったかもしれない。 ・2日目を終わって、2連勝は淑徳大のみ。「秋リーグ無敗伝説」は、まだ続いている。1勝1敗は、 日本大、中央大、東富大、青学大の4校。大正大は2連敗。そして、明日は日大vs淑徳大の因縁の 対決となる。 第3戦 9/8(木) PM2:15〜 日 本 大 1−4 淑 徳 大 大 正 大 3−4 東京富士大 中 央 大 1−4 青山学院大 ・初日に続き、またしても春の上位校が全て敗れ、編成下位校が全勝する結果となった。 ・日本大と淑徳大の因縁の対決は、トップの「特別賞確定済み対決」でフルゲームの末に坂本(沙)に 競り勝った陳微娜の先取点が大きかった。2番の今福も大橋に対してインカレの雪辱を果た した。日大の得点を、福岡・坂本(沙)組の「無敵の1点」のみに封じ込めて、淑徳大が4−1で 春(リーグ)・夏(インカレ)のリベンジに成功した。終盤に回すと、劉と福岡が控える日大が圧倒 的に有利だっただけに、4−1というスコアは決して余力を意味しない、ギリギリの勝負だった。 淑徳大の「秋の不敗神話」は続き、優勝にも大きく前進した。一方、日大の連続優勝の可能性は ほぼ消滅した。 ・大正大は、東富大に対して、先行されては追い付き、先行されては追い付き、先行されては追い 付いたが…前日に続き、ラストで西田が敗れた。大正大は3試合連続で3−4のラスト勝負の 大接戦に全敗するという疲労倍増状態。逆に東富大は4−3のラスト勝負で2勝する疲れも 吹き飛ぶ展開。島田は3連勝で、一気に特別賞を確定させた。 ・中大は、トップで曹冬梅が阿部にフルゲームジュースで競り勝ったものの、頼みの渡辺が高校の 後輩となる大槻にまさかの単複2連続ストレート負けで、結局、1−4と完敗した。青学大は 2勝目をあげ、悲願の最下位脱出に大きな一歩を記した。 ・3日目を終わって、3戦全勝は淑徳大のみ。2勝1敗は東富大と青学大。1勝2敗は日本大と 中央大。大正大は3戦全敗。 ・第4戦で淑徳大が東富大に勝てば、最終日を待たずに優勝が決定する。秋リーグ5連覇が成れば、 インカレで失った「21世紀連続優勝」の最後の1つが残ることになる。 一方、大正大が青学大に敗れて、日大が中大に勝った場合、大正大の最下位が決定する。 大正大は、男子も同じ状況にあり、最悪の場合、男女アベックでの屈辱となる。しかし、2部から 昇格してきた男子は、苦戦も想定の範囲内だったが、女子は春の準優勝。しかも、無敵の孫博を 擁しているだけに、このままでは終わらないだろう。 ・春の下位校がリードし、春の上位校が負け越している現状が、すんなりこのまま進んで行くかは わからない今季の女子1部。何かまだ、ひと波乱、ふた波乱ありそうか感じもする。楽しみな ような、それでいてこんがらがりそうでうれしくないような…。 第4戦 9/14(水) PM4:00〜 日 本 大 4−1 中 央 大 大 正 大 1−4 青山学院大 淑 徳 大 4−3 東京富士大 ・日大は、トップで福岡が渡辺に敗れる出足となったが、以後は全て取り、4−1で勝った。曹冬梅 にフルゲーム11-8で競り勝つなど、単複2点をあげた坂本(沙)の存在が大きい。 ・大正大は、無敵の孫博の4連勝は良いが、それ以外の得点ができず青学大に1−4で敗れた。 3戦目までは、負けるにしても3−4の惜敗だったのだが、今日は狭間(6番)まで回せず。 これで男子同様の4戦全敗となり、最終日を待たずに最下位が決定した。一方、3季連続で 5戦全敗の最下位だった青学大は、一気に勝ち越しとなる3勝目をあげた。Aクラス入りの 可能性も高くなってきた。 ・淑徳大は、東富大に対して、1−1、2−2、3−3の一進一退の大接戦。3時間半を越える 大一番は、ラストで平澤が武蔵野高の先輩である井ノ口に逆転勝ちし、淑徳大の勝利を決めた。 淑徳大は、これで最終日を待たずに優勝を決め、秋リーグのみに限定すれば5年連続での優勝と なった。しかも、「秋の不敗神話」も継続中。なお、陳微娜は通算34勝となり、森真紀子(S59〜 S62・大正大・33勝)を抜いた。 ・4日目を終わって、4戦全勝は淑徳大のみ。3勝1敗は青学大。2勝2敗は日本大と東富大。 1勝3敗は中央大。4戦全敗は大正大。 ・最終戦は、2〜5位を決める戦いとなる。Aクラス、Bクラスを争う戦いとも言い換えることが できるが…、しかし、今春と今季ではAクラス・Bクラスが完全に入れ替わっている。それだけ 実力差は小さいということだ。 第5戦 9/15(木) PM2:15〜 日 本 大 4−0 大 正 大 中 央 大 1−4 淑 徳 大 東京富士大 3−4 青山学院大 ・優勝も最下位も4日目に決定し、その意味ではやや面白味に欠けた女子1部。見どころは、2〜5 位のAクラス・Bクラスをかけた順位争いや、個人記録の方にシフトした。 ・日大は、大正大を4−0ストレートで破り、春(リーグ)夏(インカレ)連続優勝校の意地を見せた。 福岡は、インカレに続いて孫博に勝った。ラストシーズン2勝2敗は不本意な数字だろうが、 最後は締めた格好。今大会前はアジア選手権、今大会後はジャパンオープン、と国際大会も続く。 関東の大学生としてナショナルチームに常時選抜されている唯一の選手だけに、今後も各大会 での活躍が期待される。なお、大正大の2枚看板の1人、狭間を劉一行が破るなどで日大が圧勝 した結果、5番の福岡・坂本(沙)組まで回らずに、このペアは今季4勝1不戦。連続受賞が確実か と見られていた最優秀ペア賞を5戦全勝の今福・末益組(淑徳大)に奪われたのは、ある種の皮肉 ではあった。 ・大正大は、前半戦の3試合連続3−4ラストの惜敗が痛く、4日目で最下位決定。最終日は2枚 看板も敗れてのストレート負け、と悪い流れで今季を終えた。ダブルスの3組合計1勝8敗と いうのが痛い。(大正大男子にも、同じ傾向が見られるが)。シングルスの孫博と狭間の得点力は かなり高いだけに、ダブルスがどちらかだけでも勝てれば状況はかなり変わってくると思われる。 これだけの戦力のチームが、25年ぶりのインカレランク落ちに続いて、1部最下位・入替戦とは …想定外だった。 ・前日、優勝決定済みだった淑徳大は、「全勝優勝」を目指して最終戦に臨み、中大に4−1で勝った。 これで秋リーグに限って言えば、2001年から5年連続で5戦全勝優勝で、21世紀になってから いまだに無敗。この記録がどこまで続くか、ウォッチする楽しみもまた続く。 記録と言えば、陳微娜は今季4勝1敗で、通算35勝(3敗)となった。35勝って…、星野美香 選手(S59〜S62・青学大)が1部34勝+2部5勝で、1部の分だけを見ればこれも上回っている。 短大では、富永克子(S62〜S63・富士短大)の19勝と四元直美(H9〜H10・淑徳短大)の18勝が 「倍にして4年制に換算すると」それぞれ38勝と36勝に相当する…が、純粋に「4年制の1部で 35勝した女子」は、少なくともここ20年間は、いない。もしかしたら史上初?。男子を含めて 見ても、36勝(渋谷浩、岩崎清信)、35勝(松下雄二)と並ぶレベル。モンスターレコードだ。 また、今福と末益の3年生コンビも単複で活躍し、2人で組んだダブルスは5戦全勝で最優秀 ペア賞を日大からもぎ取った。 ・中大は、男子同様、全敗の大正大に勝った1勝のみで5位。曹冬梅、渡辺、野上以外のメンバーは 日替わりで模索しながらの起用となリ、総勢10人がオーダーされた。10人も起用できる メンバーがいること自体は悪くはないが、勝ちが伴わなければ意味は薄い。フル起用組も今季は 2〜3勝止まりだった。大正大戦は、3−3ラストをフルゲーム11-9で競り勝って首の皮を つないでいたが、1本違っていれば危なかった。 ・東富大vs青学大戦は、「東富大がリードし、青学大が追い付き」を繰り返し、1−1、2−2。 追いつ追われつのシーソーゲームとなった。3時間を超えて、2台進行になった後も、3−3 ラスト勝負までもつれ込み、結局、4時間を越える大接戦となった。最後は青学大が逆転で 4−3の勝利を収め、何と終わってみれば4勝1敗の準優勝となった。「5戦全敗が3シーズン 続いていたこの1年半は何だったんだ?」という感じの青学大の快進撃だった。一体、誰がこの 結果を予想しただろうか?。阿部・山崎組の全日学優勝ペアのダブルスと大槻のシングルスが 4勝1敗の活躍を見せていた。 ・東富大は前日に続く3−4の惜敗。今季は2勝がいずれも4−3。3敗中、2試合は3−4で 残る1試合は2−4。つまり不戦は1試合のみで、ほとんどがラストまでもつれる接戦だった ということになる。1本のチョットした違いで、全勝も全敗もあり得た。前半戦3連勝で特別賞を 確定させた島田が、後半戦で2連敗したのが痛かった。 最終成績 優勝 淑 徳 大学(5勝0敗) 淑徳大学は2シーズンぶり7回目の優勝 2位 青山学院大学(4勝1敗) 3位 日 本 大学(3勝2敗) 4位 東京富士大学(2勝3敗) 5位 中 央 大学(1勝4敗) 6位 大 正 大学(0勝5敗) 個人賞 殊 勲 賞 末益 薫(淑徳大) 敢 闘 賞 大槻麻奈(青山学院大) 優秀選手賞 陳 微娜(淑徳大)、大槻麻奈(青山学院大)、孫 博(大正大) 最優秀ペア賞 今福久美・末益 薫組(淑徳大) 特 別 賞 陳 微娜(淑徳大)、福岡春菜(日本大)、島田小百合(東京富士大) 女子2部 第1戦 9/6(火) AM11:30〜 早 稲 田大 4−1 和洋女子大 筑 波 大 4−2 専 修 大 日本体育大 4−0 日本女体大 ・春の上位校が全て順当に勝った。 ・あえて言えば、4強2弱の女子2部だけに、早大と日体大の勝利は予想通りだった。 ・筑波大vs専大は、優勝争いを占う一戦。トップで伊藤がトン舟に0−3ストレートで敗れるなど 先行を許した筑波大だったが、1−2の劣勢から野中と中村の2年生コンビによる単複3点で 逆転勝ちした。 第2戦 9/7(水) PM0:00〜 早 稲 田大 4−0 日本女体大 筑 波 大 4−2 日本体育大 専 修 大 4−0 和洋女子大 ・昨日に続き、3試合とも編成通り、春の上位校が全て順当に勝った。嵐の秋リーグの中にあって 無風の女子2部。 ・4強2弱の「強vs弱」の2試合は、いずれも4−0ストレートのワンサイドゲームで終わった。 ・筑波大vs日体大戦は、伊藤が山崎に単複で2失点しながら、4−2で筑波大の勝利。伊藤が昨日 から単複4戦全敗ながら、それ以外は全勝。「強い筑波大」自体は予想通りだが、チョット意外な 展開になっている。 ・2日目を終わって、2連勝は、早稲田大と筑波大。1勝1敗は、日体大と専大。2連敗は、日女 体大と和洋女大。順当。 第3戦 9/8(木) AM10:15〜 早 稲 田大 0−4 専 修 大 筑 波 大 4−1 日本女体大 日本体育大 4−0 和洋女子大 ・春優勝の早大を、専大が4−0ストレートで破った。前日まで、編成通りの無風状態が続いていた 女子2部に一石が投じられた。このあたりは、元々どちらが勝っても不思議ではないので、 番狂わせという感じではない。 ・筑波大と日体大は、順当に勝っていた。 ・3日目を終わって、3戦全勝は筑波大のみ。早稲田大、日体大、専修大の3校が2勝1敗でこれを 追っている。日女体大と和洋女大は3戦全敗。 ・第4戦で筑波大が和洋女大に勝ち、早大が日体大に敗れれば、最終日を待たずに筑波大の優勝が 決定する。筑波大が和洋女大に勝つ確率は極めて高い。早大vs日体大戦は、やや早大が有利と 思われるが…微妙なところではある。(ちなみに春は、早大が4−3で逆転の辛勝していた)。 また、日女体大と和洋女大は、どちらかが最下位になることは確定しており、それは「最終戦の 直接対決で負けた方」。第4戦は「最下位回避」という意味では、消化試合。ただ、4〜5戦に連勝 すれば4位以内に入る可能性もあり、それらの観点からはもちろん意味がある。 第4戦 9/14(水) PM0:00〜 早 稲 田大 4−3 日本体育大 筑 波 大 4−0 和洋女子大 専 修 大 4−0 日本女体大 ・4強2弱の「強vs弱」の2試合は、いずれも4−0ストレートのワンサイドゲームで終わった。 (第2戦のコメントのコピー)。 ・早稲田大vs日体大は、1−1、2−2、3−3と、もつれにもつれた。1番から5番はいずれも 3-0ストレートの決着だったが、6・7番はいずれもフルゲームの終盤まで競っていた。 ここで早大が敗れれば、最終日を待たずに筑波大の優勝が決まるところだったが、それは避け られた。やはり、優勝決定は最終日の方がイイ。 ・4日目を終わって、4戦全勝は筑波大。3勝1敗は早稲田大と専修大。2勝2敗は日体大。 4戦全敗は日女体大と和洋女大。 ・最終戦は、筑波大が早大に勝てば5戦全勝優勝だが、早大が勝つと両校が4勝1敗で並ぶ。 さらに、専大が日体大に勝った場合、専大も4勝1敗で三つ巴となる。専大が負けて、早大と 筑波大の2校だけが4勝1敗なら、直接対決の結果で早大が優勝となる。 日女体大と和洋女大は、全敗同士の直接対決(裏天王山)の結果、勝った方が5位、負けた方が 6位となる。 第5戦 9/15(木) AM10:15〜 早 稲 田大 4−2 筑 波 大 日本体育大 0−4 専 修 大 日本女体大 0−4 和洋女子大 ・早稲田大、筑波大、専修大の3校に優勝の可能性が残って最終日を迎えた女子2部。しかし、 現実的には筑波大の全勝優勝が濃厚かと見られていた。 ・まず先に、専大は日体大に4−0ストレートで圧勝。これで日体大の4位が確定すると共に 早大の優勝もなくなった。これで筑波大の優勝がさらに濃厚になったが、今季ここまで単複 全勝だった野中が2失点を喫し、早大が4−2の勝利。4勝1敗で3校が並ぶ展開となったが、 直接対決の結果で専大が優勝となった。正直言って、初日に筑波大に敗れた時点で、専大が優勝 する可能性は極めて低いと見ていたのだが、最後の最後でどんでん返しがあった。トン舟と杉田 を軸に、大正大との入替戦に臨むことになる。果たして1部復帰は成るか?。 ・全敗同士の直接対決は、和洋女大が4−0ストレートで日女体大に勝っていた。春は、今回と 同じ状況で勝っていた日女体大だったが、今回は敗れて入替戦を迎えることとなった。 最終成績 優勝 専 修 大学(4勝1敗) 2位 筑 波 大学(4勝1敗) 3位 早 稲 田大学(4勝1敗) 4位 日 本 体 育 大学(2勝3敗) 5位 和 洋 女 子 大学(1勝4敗) 6位 日本女子体育大学(0勝5敗) ※1〜3位の順位は当該校間の直接対決の結果による。 個人賞 2部敢闘賞 杉田早苗(専修大)卓球のページへ