みんなの平成16年度・春季・関東学生リーグ戦、観戦記
平成16年度・春季・関東学生リーグ戦を観戦された方々から何通か観戦記をいただきました。
この内、本人より公開OKの了承をいただけたものを、以下に御紹介します。
なお、既に大会から2ヶ月近くが経ち、早々に観戦記をいただいた方にとっては大変遅くなったことをお詫び申し上げます。
「がんばれ大学生」さんより
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大会二日目。1部の試合を観戦してきました。大会はじめの校歌はいいですね。ちょっと時間はかかりますが、伝統を感じます。男子明治−中央1番がゲームオールジュースで明治が勝ち、そのまま勢いで押し切った感じでした。中央の田中が絶不調という感じで、昨日に続き、2連敗。今日はダブルスも負け。明治は特に川口が必死の頑張りでチームを盛り上げ勝利。埼玉工大−専修大専修大は原が単・複で負け、4−0で埼玉工大が勝ち。埼玉工大の応援はすごい!!早稲田−大正大下山、時吉が負け、大正大の頑張り、1部に復帰しての勢いがが感じられました。しかし、二人が負けてもまだまだたくさんいるぞ、という感じの早稲田。強い!!!女子日大−富士やっぱり日大は強い。でも4−0とはびっくりでした。強い1年生をそろえた富士を、そんなに甘くはないぞ!とピシャっと跳ね除けた感じの試合でした。大正大−青学最後は2台進行で行われました。青学はそれぞれいい試合をしながら、でも勝てないという感じ。淑徳−中央2台進行で、6番5ゲームの途中でラストの西岡が先に終わって、勝負は決まり。そのあと6番中大の渡辺が勝ち、4−3で淑徳大。大学生の大会を観る機会はあまりありませんでしたが、 みんな頑張っているじゃありませんか。高校の大会とはまた、どこか違う雰囲気で、自分たちで盛り上げ、自分たちで頑張り、青春だなあ と感じました。男子は早稲田が抜けて強く、その他は混戦、どこが負けても勝ってもおかしくない状況。女子は2部の1位争いも興味があり、1部は入替戦になると厳しいかも。 でも緊張感があっていい。選手は1週間あいて、新たな気持ちで後半戦を迎えるでしょう。私も後半戦はできたら、2日見に行きたいと思っています。……………………………………………………………………………………………
4日目、今回は絞ってみました。男子 早稲田対中大1番 中野−森下東山の先輩、後輩の対決。 先輩の中野はプレッシャーもあり、力が入っていたようです。 見ごたえのあるラリーが続き、最後は森下勝利で中大は大喜び。。 何となく早稲田はいやなムード。2番 下山−田中調子が悪いながらも田中がうまく攻めて5ゲーム目。8−6田中リードで早稲田の監督がタイムアウトをとろうとしたが、下山はそれを拒否。結局次の一本をとられてしかたなくタイムアウト。 しかし、勢いは止まらず田中の勝利。 流れは中大。3番 羽賀−河又いい勝負かな、と予想していたが、なんとまたまた中大勝利。 これはもしかしたら早稲田負けるかも。4番 ダブルス 岸川・中野−田中・白神この春はじめて組んだ 田中・白神 はサーブがうまく、中野・岸川はレシーブの時にやりにくそうだった。 3点取られている早稲田は、肩に力が入り、ミスが多い気がした。 マッチポイントを握った田中組、あわてて田中がサーブミスをするが、何とか1点取り、中大勝利。早稲田は呆然、中大大騒ぎ状態。この日メンバーに入っていなかった時吉は、病気で入院したらしい、という情報でした。 やはり、メンバーがあふれるほどいるとはいえ、選手に動揺があったのではないでしょうか。5日目も行きました。すみません。この日も大正−中大、埼玉工大−早稲田に注目。中大が勝てば優勝、負ければ早稲田優勝。1番 荻原−田中今まで全勝の荻原。 調子が今ひとつの田中。 しかし、なぜか荻原が緊張しているようで、思い切った攻撃がなく、サーブミスも多かった。で、田中勝利。2番 伊勢田−河又ラリー戦になり、点数も競っているが何とか河又が勢いで押し切った感じ。3番 ハオ−広島これは99%ハオが勝つと思っていた。 しかし・・・ 広島のしゃがみこみサーブが効いて、1ゲーム先取。 こういう事もあるんだ、と思いながら、でも2ゲーム目も広島。 あれ??? 3ゲーム目はさすがに慣れてきてハオ。 つかまったー と思ったら またハオにミスが出はじめ、一方広島はやることは決まっていて、しゃがみこみサーブとブロック、思い切りラケットを振ること。 最後は広島勝利。 ベンチのみんなに迎えられて涙していた。4番 ダブルス 荻原・田野辺−田中・白神まだ、周辺がざわざわし、1ゲーム目は落ち着いている荻原・田野辺組がとり、しかし2ゲーム目からは、田中・白神が調子を取り戻し、勝利。 選手はコートになだれ込み喜び爆発!! 大学のリーグ戦ってすごい・・・となりで試合をしていた早稲田−埼玉工大 早稲田はがっくり、そのあとテンションがさがっていた。 結局下山、阿部、岩村が負けてラスト勝負。 久保田−大和田 これはちょっと力の差があったと思うが、3−1で早稲田。最初は早稲田ダントツ優勝、と思っていたが、これは運か油断か・・・ その中大も明治に4−0で負けている。 気持ちの持ち方、チームの勢いってホントに大きいですね。 優勝した後、中大キャプテンの白神兄の涙も印象的でした。 2日目からはベンチでしたがいろいろな思いがあったのでしょうね。 高校の大会とは全然違う雰囲気の大会、 がっくり肩をおとしたり、励ましたり、抱き合って涙したり、いろいろな姿が見られました。 ちょっと感動でした。 あいだにかかる音楽もすてきですね。3日間楽しませていただきありがとうございました。……………………………………………………………………………………………
「1000−nin」さんより
私は四日目の2部の試合を途中から観戦しました。この日は女子が一、二部ともに優勝を決めた日でした。
二日目に専修大を、三日目に早稲田大を下した筑波大は、四日目は日本女子体育大と試合をしていました。二番で、宮地が野中とのカット対決を繰り広げていました。自分の中でこの日のベストゲームその1です。ツッツキのラリーがかなり続き、宮地が2−1とリードしていたものの、攻撃力では野中有利なので促進ルールになったら野中が有利かと思っていたら、案の定促進ルールにもつれてやや宮地が不利になり四セット目を落としました。しかし最終セットは野中・宮地共に打ち急いで低い球にも手を出してミスするなど、精神戦になりました。結局、相手に打たれたスマッシュをカットでよくしのいだ宮地が勝利しました。これで流れが良くなったのか、三番のダブルスも関口・中島組が抜群のコンビネーションを見せ、重本・伊藤組に対し接戦だったものの、ここは押し切られました。その後は中村、野中の1年コンビが八木、そして宮地・後藤組を下し、筑波大が四日目にして優勝を決めました。昨年からの大幅補強による若いチームでありながら接戦を制していったのは見事だったと思います。上級生もしっかりサポートしており一部に上がる可能性もあるのではないでしょうか。
昨年秋に一部から陥落してしまった専修大は、この日は日本体育大に大苦戦。杉田が李に破れ、トンも初出場の一年生、菅原の放つ、思い切りのいい攻撃、カウンターに苦戦し競り合いにもつれさせてしまったのが流れとして後半まで響いた感じがします。専修3−2日体で迎えた6
,7番。ラストの伊藤対宇賀神はストレートで宇賀神が勝っており、川口対犬伏も接戦の末、セットオールにもつれました。押せ押せムードの日体に対し、専修ピンチかと思われました。しかし犬伏は驚異的な精神力をみせ、前中陣からフォアドライブでよく粘りました。序盤は決まっていたが徐々にフォアカウンターや自分からの攻撃が決まらなくなってきた川口は、堅実なブロックで応戦し、こちらにもミスがなかったのですが、セットオール犬伏4―3川口で犬伏がポイントを獲った好ラリーが勝敗を分けたように思います。粘り続けた犬伏が最後にスピードのあるドライブで打ち抜き、会場はどよめきました。流れが相手に行きかけたのにもかかわらず、終始攻めの気持ちを忘れなかった犬伏はよく頑張りました。この試合がベストゲームその2です。続いて一部は優勝決定戦となる淑徳大対日本大。双方チームとも四天王寺と中国人留学生の三人が軸となり名門校出身のメンバーが脇を固める布陣。淑徳大はラストに劉が来るのを読んだようでいつもラストにおいていた西岡を六番にあげたが、藤井と福岡、陳と坂本は激突するオーダーでした。自分の予想では一番の大橋対末益が流れの点でも勝負だと思いました。末益が左腕からスマッシュを決める場面も見せますが、畳み掛けるようにピッチの早い正確な両ハンド攻撃を見せる大橋が有利
(サーブのトスはやや上がっていないように見えましたが…)。大橋が勝ちをおさめ、優勝に向けて日大がまずは前進しました。二番の藤井対福岡は大接戦。粒高プッシュやブロックをうまく使い、歯切れのあるスマッシュ連打に結びつける福岡と威力ある両ハンドドライブで時にはノータッチで抜き去るボールを放つ藤井。1セット目は藤井が獲ったものの、2セット目以降は王子サーブも交えて三球目を積極的に仕掛ける福岡も押してきて一進一退の攻防となりセットオールに。最終セットは藤井が劣勢にもかかわらず、福岡の王子サーブに対し豪快なフォアドライブによるレシーブで抜き去るなど強気のプレーで追いついたのですが、福岡が逃げきり日大は2点目をとりました。3番は日大エースダブルスが相手のセカンドダブルスに順当に勝ち、淑徳大は後がなくなってしまいました。4番、陳対坂本は後のない陳が流れ的に不利だろうと思われましたが、やはりやや堅くなってしまい、坂本のとりにくいサーブとバック表の連打にかき回された感じがしました。意地で1セット返し、持ち直すかとも思われましたが、個人戦ではあまり見せない気迫あるプレーで坂本が押しきり結局まさかの4−0で日大が勝利、二季ぶりの優勝に手の届くところまできました。この優勝を唯一防げるチームは前日に淑徳大に3−4で敗れたものの、まだ1敗のみの大正大。今大会好調の西田泉は渡辺と対戦。ハイトスサービスからのスマッシュ連打では西田が主導権を握るも、渡辺がサービスをもった時の展開はラリー戦になり渡辺が優位に立ちました。結果的に3セット目のジュースを制したのが大きく渡辺が接戦をものにしました。二番、大畑、三番、柏木・渡辺はそれぞれ比較的スムーズに勝ちました。特に大畑は二日目まではピリッとしなかったのですが今回はミスが少なくピッチの早いバックハンド連打を見せ、さすが30勝が手に届く選手といった感じでした。キーマッチとなったのは4番の柏木対孫の試合です…が、この試合、なんとも後味の悪いものになってしまいました。孫のフォアサーブがルール違反だとしてレットになり、2回レットをとられてしまったために孫は柏木に点数を献上することに…しかも激しく抗議する孫に対し主審はイエローカードを出しました
(この時イエローカードをはじめて見ました)。2セットをあっさりとられてしまい、セット間に思わずどうしていいかわからず孫が混乱しているのが見て取れました。3セット目は孫も気を取り直し、柏木のスマッシュを中陣から両ハンドドライブで返すなど、高度なテクニックとパワーを見せたが、終盤になってやはりサーブのレットで点を失い、デュースの末、柏木に軍配があがりました。ただ、確かに後味は悪かったのですが、集中力を切らさずに孫のパワードライブをよく止め、チャンスと見るやスマッシュ連打を見せた柏木のプレーは見事でした。孫で点を落とした大正大は、大畑・西田泉の速攻ペアが米田・曹ペア相手に見事なスマッシュやカウンタ−を見せ、接戦をものにしたものの、6番佐藤がやはりサーブレットによる失点などもあり、米田に1−3で敗れ、結局自滅、日大の優勝が決まりました。優勝がこのような形で決まったのはちょっと残念でした。今回はこのようにサーブのレットを取られている選手が数多く見られました。より厳密に判断するようにということなのだと思いますが、もう一度明確に説明することも必要かもしれないという印象を受けました。
「たけひろ」さんより
私が観戦したのは
1日目 1部の途中から
2日目 2部の途中から
4日目 1部の最初から
でした。
女子の感想は以下のとおりです。
全体的な印象は
「日大強し!」でした。
怒涛の5戦全勝。はっきり言って今年の日大に勝てるのは淑徳大に可能性があるのみではないでしょうか。
そんな日大と淑徳大がぶつかった事実上の優勝決定戦の4日目を楽しみにしていたものの結果は意外にも4−0でストレート。
しかし、前日までに4−3での勝利が続き正直危ういかもとは思っていましたが・・・。
まさか、藤井と陳が二人とも負けると思っていませんでした。
淑徳が勝つとすれば、藤井、陳、藤井・西岡、西岡の4点しかないのでは?と思っていたためコマ不足を感じました。
すべて見た試合でのベストゲームは
福岡vs藤井
相手が強ければ強いほど燃える(?)福岡に対し(全日本での福原戦もすごかった・・・)、全日本・ジャパントップ12準優勝の風格を漂わせ、ピンチになっても平静でいられる風格の藤井。
圧巻はセットオールの9−10でマッチポイントを握られていた藤井が、福岡のサーブをカウンタードライブでレシーブエースした1本。
この場面であの打球が打てるのか!!と思わず声をあげてしまいました。
やはり、昨年は大学界での実績もさることながら、全日本の団体戦で日本生命から2点取り、全日本、ジャパントップ12での準優勝の自信に裏打ちされた1本であったように思いました。
他校のエースは、藤井、大畑、柏木、河村すべて4年生。彼女らが抜けると戦力ダウンは否めません(東京富士大は1年生に期待できそうですが・・・)
ところが、日大の主力選手は福岡、坂本、劉らはまだ3年、2年、1年ということを考えると、当分天下は続きそうです。
個人的に東都大学野球も好きなのですが、折りしも日大は春のリーグ戦、卓球同様、野球でもぶっちぎりの全勝優勝。
日大イヤーになるのでは?の予感さえもしました。
私が応援していたのは中央大学と青山学院大学。
この両校を応援している身としては、つらい結果となりました。
戦前から戦力的に劣っていそうだと感じていた青山学院は仕方ないとして、中央大学が5位とはなんとも納得いきません。
(個人的な予想は、1淑徳、2中央、3日大、4東京富士、5大正、6青学)
やはり、原因は柏木が勝てなかったことに尽きます。
柏木は全日本でシングル・ダブルス・ミックスダブルスすべてにランク入り。加えてラストイヤーでもあり、自信に裏打ちされた気合が充実していて5戦全勝も不可能ではないのでは?と思っていましたが、こちらは藤井とは逆に実績がプレッシャーになってしまったようです。
大正大戦でソンボウを破ったのはせめてもの意地でしょうか。
中央大は柏木、渡辺、二人のダブルスはある程度計算できるのですが、あと1枚欲しいところです。
選手で注目していたのは
東京富士大の島田小百合選手。
全日本団体でなんとなんと梅村、岸田から連続勝利したのは強烈に印象に残っています。
シングルスは対戦相手に恵まれなかったこともあり、なかなか勝てませんでしたが、今後に期待したいです。
同じ武蔵野高校の井ノ口が柏木、大畑から勝ったのは驚きでしたが・・・。
2強3普1弱のような印象を受けた春のリーグ戦。果たして秋はどうでしょうか。
「紫の王子」さんより
初日
筑波−国学
筑波の2−0で迎えた我が先輩・寺島対1年柴田。
スタート時からやりにくそうな様子で、なかなかいい展開にならず1,2セット目は落とす。
3セット目をなんとか取るも、3セット目5(6?)−10とマッチポイントを握られる。
しかしここで奇跡的な(?)バックハンドが1本決まり、その後の点を連取して12−10でこのセットを取る。
勢いづいたのか、最後のセットは若干楽にとれたようだった。
駒澤−日大
2番田中満雄対福岡。
序盤から威力ある球でガンガン打ち抜きにかかる田中。
福岡は防戦一方なようで1セット目を落とすが、このままではいかないのがカットマン。
2,3,4とセットが進むにつれて田中のミスの割合が徐々に多くなる。
田中の荒さに乗じて勝負どころではきっちり点をとり、福岡は殊勲の勝利をあげる。
しかし日大は後半は山本のシングルの1点にとどまり、おしくも日大は3−4で敗れる。
山本は1年ながら単複に出場、堂々とした試合態度で1年らしさを感じさせない選手である。法政−青学
トップ小金丸はまさに防戦一方。
頼みのフィッシュもそんなに粘れず、浅沼に敗北を喫する。
ポイントの期待が高い2番・木村は激戦の末、三枝に敗れる。
悔しさのあまりか審判に握手もせずにベンチに戻った。
3番は広田が余裕を見せつけ勝利。
青学大は、このままストレート負けかと思ったが木村と中野のコンビネーションもよく、なんとか後半に繋いだ。
5番、出だしは中野が優位に進め、1セット目を取る。その後もカウンタードライブが決めるなどセンスのあるところを見せるが、要所で点を取られジ・エンド。
しかし、最近はよく練習しているという噂の中野がダブルスで言い動きをし、シングルスも負けたとはいえ今後に期待のもてる内容だった。3番手の小金丸がチームの勝敗を握っているか?明治−大正
いきなりエース対決に1番、両者とも気合いも入りエース対決の名に恥じない好ゲームとなった。最初から最後まで競い合ったままだったが最後に荻原が振りきった。
3番清水ー郝強、清水も強いがさすがに元インターハイチャンプの郝強が有利と予想。しかし郝強は清水の投げ上げサーブに終始苦しみ1セット目を取るも後が続かなかった。
明治のがっけぷちで迎えた5番平屋−田野辺。
1セット目は猛烈に打たれ、平屋は2点で落とすものの、以降は徐々に守備範囲があってくる。最終的には接戦ながらも平屋の粘りと明治の応援の一体感の力で平屋は勝利を収める。
途中、清水が審判に抗議する場面もあり、明治の勝利への執念をうかがわせた。
6番、7番は平行で行われた。6番は競っていたが最終セットは足立が突き放し7番につないだ。
7番は先に2セットを伊勢田が取り、6番が終わる前にチームの勝敗が決まるかと思われたが、ここから村田が踏ん張りセットオールまで持ち込む。最終セットは一進一退。8−9の村田1点ビハインドの場面で事件(?)が起きた。ラリーになり村田に圧されて伊勢田がロビングを上げた。ちょっと長めだったため入るかどうか微妙だったが会場全体が息を飲んで見守るなか、明治大を応援する観客が熱くなりすぎたのかラリー中に「ヨー」と声を上げてしまった。これで集中力が落ちたのか、返ってきたロビングボールを村田が痛恨のスマッシュミス。これが入っていれば9オールだっただけに悔やまれる。流れもなくなってしまったのか、次のラリーも簡単に取られてしまい、大正大が勝利。初日から去年の春秋優勝校が負けるという大番狂わせが起きた。まあ去年のレギュラーが川口以外抜けてしまったのでしょうがないといえばしょうがないが。逆に大正大にとっては久々の1部で幸先のよいスタートが切れたといったところか?専修−早稲田
とにかく下山・時吉の1年生が強いという印象を受けた。この二人と中野がきちんと仕事をすれば今期はまず間違いなく優勝するだろうと思わせるのに十分だった。(しかし実際は…)埼工大−中大
岡崎が田中に勝った時は「もしや…」と思ったが、後が続かなかった。2日目
明大−中大
中大がまさかのストレート負け。正直「田中が…」と感じられた。
専大−埼工大
こちらも専大のストレート負け。原が単複で精彩を欠いた。
早大−大正大
1番の下山対荻原、さすがにインターハイ2位の下山が勝つか?と思ったが、蓋を開けてみると、内容的には荻原が完勝したといった感じだった。荻原は仕事が丁寧で3球目を確実に決めていき、ラリーになってもフットワークを使ってフォアドライブで確実に繋いでいった。一方、下山はいいプレーも多く、思い切りもいいが要所で失点してしまう。
2番は中野が寒川に圧勝。
3番は時吉−郝強。大正大は勝つためには絶対取りたいところ。逆に早稲田はここを取れば大分楽になる。試合は時吉が終始攻勢といった感じで進んでいった。セットオールにもつれたが最終セットは途中で時吉の集中力も切れたのか郝強の圧勝だった。ただ、凡人の私には時吉の攻めが全く理解できなかった。カウンター攻撃が多く、いくらなんでも強引過ぎると感じてしまった。決まれば格好いいが、確率もあまりよくなかったし。「好調なら決まっていたのに…」ということなのだろうか?それでも「チームの為に勝つ」という気持ちが欠如しているのではないかと思った。
大正の2−1で迎えたダブルス。ここを取ればかなり勝利が見えてくる大正、一方の早稲田は何がなんでも取りたいところ。試合は早稲田が優勢で2セット目を落とすも全体的には3−1と楽に勝った印象を受けた。田野辺が不調、岸川が好調といった感じだった。
5番はダブルスでも顔を合わせた岸川と田野辺。田野辺には、立川オープン2年連続ベスト4の実力を発揮して欲しいと願ったがあえなく負けてしまった。ダブルスといい、覇気もなく精彩を欠いた内容だった。岸川とは対照的だった。
6番は初出場の1年生・久保田が登場。元気のあるプレーで大原を圧倒し、ストレートで勝利。一方の大原は…正直、団体戦に出ているのが不思議なくらい、やる気がみられなかった。大正大の中で選ばれた6人で、出たくても出られない人がいて、そういう人達が応援してくれているんだという気持ちはないのかと思ってしまった。非常に残念な試合を見てしまった。3日目
法政−駒澤
法政唯一のポイントとなった試合、1年生対決は広田がセットオールデュースで勝利した。
まさにスマッシュ対カットの試合であったが、最後は吉川が自信を持ってスマッシュを打ち切れなかったようだ。青学−国学
予定通り(?)に試合が進んでなんとしても勝ってラスト小金丸につなげたい6番・中野。
相手は実践出身のサウスポー近藤。
中野は近藤の球筋の見えづらいドライブに終始苦しんでいたようだった。
うまく相手の攻撃を封じて2セット目を取るも、近藤が攻めだしたときにはどうしようもない感じであった。
4セット目は4−10(3−10かも?)から、青学ベンチの祈りにも近い雰囲気の中、8−10まで追い上げるが最後はレシーブで強打され敗れた。
敗戦後の青学一同はショックを隠しきれない様子であったが、まさか最下位を免れることになるとはこのときは夢にも思うまい…
「Y.A」さんより
私は初日の1部の試合しか観戦できなかったのですが、あれほどのものすごい感じは初めてでした。まずスター並みの選手に圧倒され、次に選手(ベンチも含め)1人1人の気迫にも圧倒。さらに、レベルの高さに圧倒されました。1・2部の戦うあの舞台に1度は立って試合をしてみたいと思いますが、正直あれだけ圧倒されると試合をすることに怖ささえ感じるように思いました。そのぐらいすべてがスゴイと感じる試合なのだと実感しました。次に、団体戦は各校TOPで出る選手は重要で2番以降の流れを左右するほど大事なポジションであるとやはり実感した。結果的に明治大−大正大のようにTOPが取ったチームのほうが激戦を征し勝利しているように感じた。(ちなみに我が大学も入れ替え戦でTOPが取り、その後接戦になるがラストが勝利し結果チームも勝利。埼工大−駒沢大も同様。)もちろん他の要因もあるがこのことは決してハズレではない様に思った。
「EH」さんより
今春のリーグ戦開会式で印象に残ったことがありました。
関東学生卓球連盟会長の挨拶の中で、現在の、特に高校卓球界で、普段は欧州等に拠点を置き、インターハイ等の大会に出場する時に帰国するというスタイルの選手が増えている事への辛口コメントである。
「関東を征する者は、日本を征する、日本を征する者は、世界を征する」
と言っても過言ではなかった、かつての卓球王国日本の将来を心から案じていらっしゃる胸中が、私の胸にも伝わって来るようでした。
伝統と歴史が息づき、荘厳な雰囲気が漂う、実にすがすがしい思いが胸に広がる関東リーグは、日本のどの大会とも違った独特の大会のように思われます。
今回リーグ戦を観戦して、選手一人一人の戦いぶり、応援の力強さ、真剣さに深く感銘を受けました。
東京滞在中は夜、繁華街を歩く機会も多いが、そのたびに感じることは、目的も無く夜遅くまで路上にたむろする若者達が何と多いことか、ということです。
同じ世代の若者が、母校の名誉と誇りをかけて、一球一球に「気」を込めてボールを打つ姿とは対照的だ。関東リーグで選手達の姿を見ていると、「スポーツマンシップ」などという言葉が頭をめぐり、日本の将来もまだ捨てたものではないなと嬉しく思ったりしました。