平成16年度・春季・関東学生リーグ戦(入替戦)の模様  6/5(


閉会式・表彰式、等

 AM10時から、春リーグ・3部以下の閉会式。 男子3部の慶応大、日体大をはじめ、各部・各ブロックの優勝校が表彰される。

 閉会の挨拶は、表彰も務めた斉藤進・関東学連副会長。

 斉藤副会長の挨拶を聞く各部・各ブロックの優勝校。 手には優勝の賞状が。

 競技上の注意を行なう旅川寛卓・副審判長(日学連幹事長)。

  組み合わせ抽選などをはさみ、10時半前から試合が開始された会場の様子。江戸川区スポーツセンターで関東学連の試合が行なわれるのは久しぶり。

 同じく会場の様子。試合用に12台を設置し、その他、練習用8台がセッティングされた。


男子1・2部入替戦  埼玉工業大(1部6位)vs駒沢大(2部1位)

 1番は 、阮震杰(埼工大)vs坂本(駒沢大)。埼工大のエース・阮震杰の勝利は「絶対」と見られ、実際、順当に第1・第2ゲームを連取した。

 しかし、新人・坂本は第3・第4ゲームを奪い返し、フルゲームに持ち込む大健闘を見せた。結果的には、第5ゲームは11-8で阮が取ったが、この後の「嵐の展開」を予感させるトップの攻防だった。

 2番は、大和田(埼工大)vs田中(駒沢大)。駒沢大のエース・田中は、阮震杰とのエース対決もなく、ここは絶対に勝たなければいけないところ。ベンチの熱い期待を受けての試合となった。

 第3ゲームこそ大和田が取ったものの、全体的には実力通りの結果となり、3−1で田中が勝った。これで両チーム共、エースが順当に勝っての1−1。計算通りの展開となった。

 3番は、沼田(埼工大)vs伊東(駒沢大)。結果として、この試合が勝負の分かれ目となった。新人・沼田は第1ゲームを先取したものの、2部のMVP男・伊東は第2・第3ゲームを連取して逆転。沼田は第4ゲームを奪い返し、フルゲームに持ち込んだものの…。

 激しい打ち合いラリーなどがあった第5ゲームも10-6で伊東がマッチポイントを握る。しかも、サーブは伊東。沼田、絶体絶命!。伊東は、ここで目先を変え、フォアサイドからサーブを出すが…勝負を決められず。そして、沼田の驚異的な粘りの前に、ついにジュース!。

 しかし、本当に凄かったのはここからだった。繰り返されるジュースアゲイン。1本毎に「沼田が勝つか?」、「伊東が勝つか?」と心が動く。やっている方にとっても、ここまでくれば究極の神経戦。技術じゃない。ついには10回のジュースの末、21点制モードの21-19でようやく着いた決着は…沼田の大逆転勝利!。値千金の勝ちある1勝となった。一方、伊東にとっては信じられない痛恨の大逆転負けとなった。

 4番ダブルス、鈴木・有本組(埼工大)vs田中・藤本組(駒沢大)。ここで埼工大ペアが勝てば9割方、勝負が決するところ。3番・沼田の余勢をかって一気に行きたい埼工大ペアは1−1の第3ゲームでも先にゲームポイントを握ったが…11-13で逆転負けを喫する。

 結局、第4ゲームを11-9で競り勝った駒沢大ペアが、3−1で勝利し、チームカウントも2−2のタイに持ち込んだ。田中の単複2ポイントはやはり大きかった。しかし、それでも6:4で埼工大有利か?という状況だった。

 5番は、岡崎(埼工大)vs三浦(駒沢大)。岡崎有利か?と思われた対戦だったが、駒沢大のキャプテン・三浦が2ゲームを連取する展開となった。

 第3ゲームこそ岡崎が取り返したものの、第4ゲームは何と9-0と三浦がワンサイドリード!。結局、11-3で このゲームを取った三浦が3−1で勝利した。これで駒沢大は1部昇格に王手をかける3−2リードとなった。

 6番は、有本(埼工大)vs吉川(駒沢大)。勢いに乗る駒沢大サイドは、新人・吉川が第1ゲームを先取する。後がなくなった埼工大サイドは、ベンチと2階観覧席から、合計30人前後の部員がポイントゲッターであるべき有本へ必死の応援を送る。

 第2ゲームから反撃に転じた有本は、結果的には3−1での逆転勝利に成功し、3−3ラストにつなげた。しかし、第3ゲームのジュースの接戦(13-11)で1本違っていれば…と思わせる試合だった。

 ラストは、鈴木(埼工大)vs藤本(駒沢大)。ラストに強い埼工大キャプテンの鈴木が有利か?と思われたが、ダブルスでは藤本が勝っていただけに微妙なところもある顔合わせとなった。
試合は、第1ゲームからジュースアゲインを繰り返す大接戦となったが、17-15で藤本が先取する。鈴木にはプレッシャーがかかる展開。

 第2ゲームは11-8で際どく鈴木が取り返し、勝負の分かれ目になると思われた第3ゲームは…何と11-3で鈴木がワンサイド勝ちする。

 1部残留に王手をかけた鈴木は、第4ゲームも一方的に離して10-4でマッチポイントを握る。結局、11-5でこのゲームを取り、3−1で鈴木が勝った!。

 勝利の雄叫びを上げながらベンチに駆け戻る鈴木に飛びつくメンバー達。一方、敗れた藤本は重い足取りでベンチへ向かう。約4時間の大熱戦に終止符が打たれ、勝負は明暗をクッキリと分ける。

 ギリギリの勝負で1部残留を決めた埼工大。土壇場の底力を見せた。鈴木が大泣きしていたのには(最後の2ゲームが、スコア的には楽な勝利だっただけに、より一層)それまでのプレッシャーが想像された。

 またしても1部昇格が成らなかった駒沢大。今回は、ビッグチャンスだったが、大魚を逸した。近いうちに再チャレンジが期待される。


女子1・2部入替戦  青山学院大(1部6位)vs筑波大(2部1位)

 1番は、阿部(青学大)vs中村(筑波大)。 両校とも1年生が主力のチーム構成で、トップから新人同士の対戦が続くオーダーとなった。

  バックサーブを主体に戦う中村だったが、左腕・阿部の前にあっさりとストレート負けを喫した。青学大としては、「伊藤以外には易々と負けられない」といった感じだった。

 2番は、山崎(知)(青学大)vs伊藤(筑波大) の四天王寺高同期生対決。つい2ヶ月余り前まではチームメイトだった2人だが、「昨日の友は今日の敵」。両校の浮沈をかけて戦った。

 お互い、手の内を知 っているだけに、意外性がない分、地力勝負になる。結果は、予想通り、伊藤の勝ちだった。各ゲームともカウント的には競ったものの3−0ストレートで決着した。元インターハイチャンピオン、新人戦準優勝の実力は、入替戦のレベルを超えていた。これでチームスコアは1−1のイーブンとなった。

 3番ダブルスは、 阿部・山崎(知)組(青学大)vs中村・野中組(筑波大)。青学大は新人戦準優勝ペア。対する筑波大は岩瀬日大高出身同士のペアだった。

 1番で阿部が中村に完勝していた影響もあってか、このダブルスも出足から青学大ペース。第1ゲーム は11-1だった。その後、筑波大ペアも持ち直したが、結果的にはストレート負けを喫した。

  4番は、代(青学大)vs重本(筑波大)。重本は、この試合で初めて登場した1年生以外の選手だった。

  何とか、チームを2−2のイーブンに持ち込みたい重本だったが、結果は、代がストレート勝ち。青学大はチームカウント3−1と、1部残留に王手をかけた。

  5番ダブルスは、代・大槻組(青学大)vs重本・伊藤組(筑波大)。青学大は新人優勝の秀光中等教育出身同士によるペアだった。

 直前 の4番で、代が重本にストレート勝ちしていた余韻もあってか、この5番でも青学大は強かった。3−0ストレートで勝利を決め、この結果、青学大は4−1で余力を残して1部残留を決めた。


男子2・3部入替戦  国学院大(2部6位)vs日本体育大(3部1位)

  日体大は前半のシングルスを全て取り、3−0で王手をかけて4番ダブルスを迎えた。その4番はフルゲームジュースまでもつれたが、最後は蒲・佐藤組(日体大)が1年生ペアの柴田・田島組(国学院大)の追撃を振り切って、逃げ切った。 2部復帰を決めた蒲・佐藤組を迎える日体大ベンチの様子。


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