平成15年度・春季・関東学生リーグ戦の結果 5月14日(水)〜18日(日)の5日間、代々木第2体育館において行われました「平成15年度・春季・ 関東学生リーグ戦(1・2部)」の結果をアップします。 男子1部 第1日 5/14(水) PM4:30〜 中 央 大 4−1 筑 波 大 明 治 大 4−0 埼玉工業大 専 修 大 1−4 早 稲 田大 ・中央大は順当に筑波大を下したが、2番でエースの田中(中大)が菊池(筑波大)に敗れる 番狂わせがあった。わずかなチャンスが芽生えた筑波大だったが、直後の3番では逆に エースの宮坂(筑波大)が白神(中大)に敗れ万事休す。結局、宮坂は単複で2失点し、勝機を 潰した。 ・明治大は埼工大を4−0ストレートで破る好スタートを切った。特にトップで川口(明大) が阮震杰(埼工大)を破った先取点が大きかった。なお、明大のダブルスは藤井・川口組だった。 ・専修大は早稲田大に1−4で敗れた。山城と原でダブルスを組んでいたが、この2人が単複で 3失点の大誤算。明治大を追う、優勝候補の一角と期待していたのだが、出足からつまづいた。 第2日 5/15(木) PM4:00〜 中 央 大 0−4 早 稲 田大 明 治 大 4−3 専 修 大 埼玉工業大 4−1 筑 波 大 ・ディフェンディングチャンピオンの中央大は、早稲田大に0−4ストレートで完敗した。 中大のエース・田中は、前日の菊池(筑波大)に続き、今日はトップで羽賀(早大)に敗れる 意外な連敗スタート。逆に、羽賀は前日の原(専大)に続き、「青森山田高から来た左シェーク ドライブの強豪」に連勝し、チームの連勝にも大きく貢献している。 ・大会前は、「事実上の優勝決定戦になるのでは?」と予想していた明治大vs専修大の一戦は、 専大が前日、早大に敗れ、若干価値は落ちたものの、好カードには違いない。1−1、2−2 から、先に3−2と王手をかけた専大だったが終盤に明大が大逆転に成功した。専大は 前日の早大戦で単複3点を落とした山城・原の2人が、今日は逆に単複3点を奪ったが… そこまでだった。連敗で、専大の優勝の可能性は早くも消えた。逆に連勝の明治大は「3季 連続春リーグ優勝」に向けて、大きなハードルを越えた。明日は、早大との2連勝対決に臨む。 ・埼工大は筑波大を4−1で下す。筑波大はエース・宮坂が前日から続いて単複で4試合連続 フルゲームでの惜敗。 ・2日目を終えて、2連勝は明治大と早稲田大の2校。中央大と埼工大が1勝1敗で、専修大と 筑波大は2連敗。 第3日 5/16(金) PM4:00〜 中 央 大 4−2 埼玉工業大 明 治 大 4−0 早 稲 田大 専 修 大 4−1 筑 波 大 ・中央大は埼工大との「1勝1敗校同士対決」に4−2で勝ったものの、2失点はエース・田中の 単複だった。明日・明後日の上位対決を残してエースの不振は不安要因として残る。(田中は 初日のダブルスで勝った以外、シングルスでは3戦全敗、ダブルスで2連敗中。今日の相手は 埼工大エースの阮震杰で、2−0から逆転されての惜敗は、ある程度は仕方ないという見方も できるが…)。 ・2連勝校同士の対戦となった明治大vs早稲田大の一戦は、明治大が4−0ストレートで圧勝 した。早大は今日勝てば、明日・明後日の残り試合は下位校との対戦ということもあり、優勝の 可能性が濃厚になるところだったが、完全に抑え込まれた。2番のエース対決、柳田(明大)vs 中野(早大)のフルゲームジュースの大接戦の結果が勝負の分かれ目となった。 ・2連敗同士の専修大vs筑波大戦は実力通り、専大が4−1で勝った。各試合自体は3−2 フルゲームの接戦の連続で、かなり競っていたようだが、結果としては順当なところに落ち 着いた。 ・3日目を終えて、明治大が唯一の3戦全勝。中央大と早稲田大が2勝1敗で続き、専修大と 埼工大が1勝2敗でAクラス入りを狙う。筑波大は3戦全敗。 明日は、全勝の明大vs全敗の筑波大の対戦があり、明大の勝利が濃厚。その瞬間、筑波大の 最下位が決まる。また、中大が専大に敗れた場合は、最終日を待たずして明大の優勝も決定 する。 第4日 5/17(土) PM4:00〜 中 央 大 4−2 専 修 大 明 治 大 4−1 筑 波 大 埼玉工業大 1−4 早 稲 田大 ・埼工大はメンバーを入れ替えて望み、不動のメンバーの早大に1−4で完敗を喫した。 ・明治大は筑波大を4−1で順当に破った。筑波大はこれで最終日を待たずに最下位決定と なった。 ・残る中央大vs専修大戦で中央大が敗れれば、明治大の優勝が決まるところだったが…。 実力的には差がない(と言うより、むしろ専大有利)と思われた両校の対戦だったが、優勝の 可能性を残す中大と、優勝の芽が消えた専大の精神面の差か?、中大が前半を3−0とリードし、 結局、4−2で勝った。 ・4日目を終えて、明治大が4戦全勝でトップを走る。3勝1敗は中央大と早稲田大。1勝3敗 の専修大と埼工大は最終日に4・5位決定戦の直接対決を演じる。筑波大は4戦全敗で最下位 決定済み。 最終戦は、明治大が勝てばもちろん全勝優勝だが、負けた場合は中央大と4勝1敗で並ぶ。 早大も、最下位決定済みの筑波大が相手で勝つ可能性が高く、そうなると3校が4勝1敗で 並ぶ可能性も出てくる。万一、3校同率となった場合、最も有利なのは明大で、0−4の ストレート負けさえしなければ良い。万が一、ストレート負けを喫した場合は、男子2部同様の ゲーム数での勝率計算にもつれ込むことになる。いずれにしても、最も不利なのは昨秋王者の 中央大で、「ゲームもほとんど落とさないストレート勝ち」でなければ自力優勝は難しい。 ま、どんな混戦でもいいからとにかく勝って、あとは筑波大が早大に勝つことを祈る、という 手もあるが…。 可能性はいろいろあれど、多分、明治大があっさり全勝優勝を決めて、上記の複雑な条件を 吹き飛ばしてくれるのではないか?と予想(期待?)する。川口がシングルス4戦全勝と 当たっており、4年生5人(柳田、並木、藤井、足立、門野)が全員2勝ずつをあげている。 この穴のないチーム力は、強い。 第5日 5/18(日) PM2:15〜 中 央 大 2−4 明 治 大 専 修 大 4−1 埼玉工業大 早 稲 田大 4−0 筑 波 大 ・優勝を決める一戦となった中央大vs明治大は、トップでキャプテン対決が実現。これに柳田が 3−0ストレートで勝って明大が幸先良い出足を見せた。が、2番の田中(中大)vs藤井(明大) の「因縁の対決」(去年の春リーグ・インカレ・秋リーグに続き、団体戦4大会連続で対戦)で、 田中がフルゲームジュースの大接戦に競り勝つ。(ちなみに、因縁の対決は、田中が昨春1敗 した後は3連勝)。中大は、3番の野田が門野を破り、2−1とリードするが、ダブルスでは 田中・河又組が柳田・並木組に3ゲームとも3本ずつに抑え込まれるストレートでの完敗で、 2−2で折り返す。5番は、関東チャンピオンの並木(明大)が実力通り溝口(中大)を破り、 迎えた6番は右ペン表ソフト速攻同士の3年生対決、川口(明大)vs白神(中大)。フルゲームの 末に川口が打ち勝ち、明大は4−2での勝利。昨春に続く2シーズンぶり27回目の優勝を 見事な5戦全勝で決めた。27回の優勝は、専大と並んでいた26回のトップタイから一歩 踏み出す単独トップの男子最多優勝回数記録だ。(女子には、専大の38回というモンスター レコードがあるが…)。 MVPである殊勲賞を受賞したのは3年生の川口だった。今季5戦全勝と一気に成績を残し、 文句ないところだった。優秀選手賞も同時に受賞している。また、4年生5人衆も前評判通り、 コンスタントに勝ち星を積み重ね、柳田と並木は3勝、藤井・足立・門野の3人は揃って2勝ずつ をあげた。ダブルスを含めて全敗なし。どこからでもポイントできる層の厚さを見せつけた。 今季は、大会前の予想通りの順当な優勝でもあり、むしろ今後のインカレと秋リーグに注目が 集まる。(インカレは青森大の一人舞台になりつつあるし、秋リーグは不思議と勝てない「鬼門」 になりつつある)。ここから更に、夏、秋に勝てるか?。 ・中央大は、大会前から苦戦は予想されていた。渡邊(隆)ら、主力5人の卒業はやはり痛かった。 それに加えて、エース・田中のまさかの3連敗スタートなどで、一時はかなり厳しい状態に追い 込まれた。それでもディフェンディングチャンピオンチームとしての意地と粘りを発揮し、 最終日まで、優勝の可能性を残して来た点は評価される。主将・井内の3勝1敗や、野田の3戦 全勝は褒められる結果だろう。 ・4・5位決定戦となった専修大vs埼工大は、専大が比較的楽に4−1で勝った。しかし、優勝 争いをする力があると見られていながら早々に優勝戦線から脱落し、Bクラス内での順位争い をするに至った専大は、これくらいで勝って喜んでいるわけにはいかないだろう。優勝回数 では、ついにトップタイで並走していた明大に一歩先を行かれた。最下位となった女子ともども 伝統校というだけでは輝き切れない感がある。「過去の優勝回数もいいけど、最近数年はどう なの?」と言われると、返す言葉もない。 ・埼工大は今季もAクラス入りは成らなかった。期待の新人・阮震杰がインターハイ優勝、新人戦 優勝の実力を発揮して、4勝1敗で優秀選手賞と最優秀新人賞を受賞する活躍を見せたものの、 あとのメンバーには見るべき活躍はなかった。得点源であるべき鈴木・有本組のダブルスも 2勝3敗の負け越しでは、最下位を免れたことをラッキーと考えなければならないだろう。 ・他力本願ながら、わずかな優勝の可能性を残していた早稲田大は、最下位決定済みの筑波大と 対戦。4−0ストレートでこれに圧勝した。明大の5戦全勝優勝の前に、惜しくも奇跡の逆転 優勝は成らなかったが、それでも4勝1敗の準優勝は1年前の2部からの見事な復活と言える。 エースの中野は単複に活躍し(単3勝1敗、複4勝1敗)、敢闘賞を受賞。羽賀も4勝1敗で 優秀選手賞を受賞した。新人・阿部も3勝1敗で上々のデビューを飾った。再びタイトルを 狙えるチーム力を着々と整えつつあるように見える。 ・既に最下位決定済みの筑波大は、4日目までは誰かが勝って1−4で来ていたが、最終日に 0−4のストレート負け。エースでキャプテンの宮坂が単4戦全敗、期待の新人・森門が単3戦 全敗では、チームのこの惨状も仕方のないところ。高森卒業の穴は大き過ぎた。入替戦は日本大 との対戦となるが、1部に生き残ることは出来るか?。 最終成績 優勝 明 治 大学(5勝0敗) 明治大は2シーズンぶり27回目の優勝。 2位 早稲田 大学(4勝1敗) (27回目は男子最多優勝回数新記録) 3位 中 央 大学(3勝2敗) 4位 専 修 大学(2勝3敗) 5位 埼玉工業大学(1勝4敗) 6位 筑 波 大学(0勝5敗) 個人賞 殊 勲 賞 川口 努(明治大) 敢 闘 賞 中野祐介(早稲田大) 優秀選手賞 川口 努(明治大)、羽賀慎一郎(早稲田大)、阮 震杰(埼玉工業大) 最優秀新人賞 阮 震杰(埼玉工業大) 男子2部 第1日 5/14(水) AM11:30〜 法 政 大 4−0 国 学 院大 日 本 大 4−2 青山学院大 大 正 大 3−4 駒 沢 大 ・法政大が国学院大に対して4−0ストレート勝ちしたのは予想通りなので、ノーコメント。 ・日本大は、青学大を今林の単複2点のみに抑え、4−2の勝利。 ・大正大は駒沢大を2−0、3−2とリードしつつ、最後に逆転されて3−4の敗退。トップで 荻原(大正大)が強力新人・田中(駒沢大)に勝ち、好スタートを見せたのだが…。駒大主将の 大場が単複2点(単はラスト)で勝利に大きく貢献していた。 第2日 5/15(木) PM0:00〜 法 政 大 0−4 駒 沢 大 日 本 大 3−4 大 正 大 青山学院大 4−1 国 学 院大 ・前季優勝の法政大は、駒沢大に0−4ストレートで敗れた。駒沢大は快調に2連勝。復活優勝 に向けて一直線に進んでいる。 ・日本大は大正大に対し、1−3から3−3まで粘ったが、最後は力尽きた。フルゲームジュース アゲインの末に敗れたダブルスが痛かった。大正大は、前日は3−4で惜敗したが、今日は 4−3で辛勝。紙一重の戦いが続く。 ・青学大は国学院大に先取点を奪われたものの、2番以降は順当に勝って、4−1の勝利。 ・2日目を終えた段階で、2連勝は駒沢大のみ。2連敗は国学院大のみで、残る4校は1勝1敗。 混沌とした現状を象徴するような格好となっている。 第3日 5/16(金) PM0:00〜 法 政 大 4−3 青山学院大 日 本 大 4−3 駒 沢 大 大 正 大 4−1 国 学 院大 ・男子2部は実力が拮抗している。4−3ラスト勝負が2試合あった。 ・1勝1敗同士の法政大vs青学大戦は、1−1、2−2、3−3から、最後は法政大が逃げ切った。 青学大は、今林は強いのだが…。 ・2連勝だった駒沢大は日本大の前に3−4で惜敗。一気に優勝まで突っ走りそうな勢いが あったが、ここでブレーキをかけられた。 ・大正大が国学院大に4−1で勝った試合は、順当だった。 ・3日目を終え、2勝1敗は、法政大、日本大、大正大、駒沢大の4校、と混戦模様。青学大が1勝 2敗。国学院大は3連敗で、明日、日本大に敗れれば最下位が決定する。 第4日 5/17(土) PM0:00〜 法 政 大 1−4 大 正 大 日 本 大 4−1 国 学 院大 青山学院大 2−4 駒 沢 大 ・2勝1敗対決は、大正大が4−1で法政大を破り、優勝戦線に勝ち残った。 ・日本大が4−1で国学院大を破ったのは順当。国学院大は、最終日を待たずに最下位が決定 した。 ・駒沢大は青学大を退け、優勝争いに残った。青学大は今林の単複2点に続くポイントがアト 一歩で奪えず、3敗目を喫し、最終日を待たずに5位が確定した。 ・4日目を終えた段階で、3勝1敗で日本大、大正大、駒沢大の3校が並んでいる。この3校の 相互の対戦は既に済んでおり、最終日の直接対決はない。机上の可能性としては、この3校が 全て敗れれば、法政大まで巻き込んで3勝2敗が4校並ぶことになるが、現実的には駒沢大が 最下位決定済みの国学院大に敗れることは考えにくい。最終日に勝ち星をあげたチームによる 4勝1敗が優勝ラインだろう。駒沢大は最終日に国学院大が相手なので、まず勝つだろうが、 大正大は、5位決定済みとは言え、今林の単複の得点力がある青学大、日本大は0.1%の優勝の 可能性を残す法政大、と、それぞれ相手が強いので勝利は約束されていない。3校中、どこか 1校が取りこぼせば、優勝は勝った2校間の直接対決の結果に委ねられることになる。 3校とも勝った場合は、この3校は直接対決で、相互にいずれも4−3で勝ち、3−4で負けて の7得点7失点なので、セット数の計算に持ち込まれる。その場合、僅差で日大、駒沢大、大正大 の順となるが…。果たして、どこまでもつれるのか。日大は、女子が1部で初優勝した余勢を かって男子も優勝、といきたいところだが…。 第5日 5/18(日) AM10:15〜 法 政 大 0−4 日 本 大 大 正 大 4−0 青山学院大 駒 沢 大 4−1 国 学 院大 ・4日目を終えた段階で、3勝1敗で並んでいた日本大、大正大、駒沢大の3校がいずれも圧勝 した。駒澤大が最下位決定済みの国学院大に圧勝(4−1)するのは予想通りだったが、相手が 厳しかった日本大と大正大が共に4−0とストレート勝ちを収めたのは意外だった。 ・4勝1敗で並んだ3校は、直接対決でも1勝1敗ずつ。得失点でもお互いに4−3で勝ち、 3−4で負けていて7得点7失点と同成績。ついに順位決定はセット数の計算にまで持ち 込まれた。その結果、日大が33:29で優勝、駒大は28:29で2位、大正大は28:31で3位となった。 日大は、前日怒涛の1部初優勝を決めた女子の余勢をかって、1部・2部の違いこそあれ、男女 アベック優勝を決めた。なお、2部のMVPである2部敢闘賞には福岡貴孝が選ばれたが、 これは1部のMVPである殊勲賞を受賞した福岡春菜との兄妹同時授賞で、非常に珍しい (初?)ケース。2人共、シングルスでは5戦全勝と言う文句のない成績をあげていた。 ・新人戦で旋風を巻き起こし、今シーズンは優勝候補筆頭かと思われた駒沢大は、結局、ビッグ チャンスを逃しての2位に終わった。昨秋の5位に比べて大躍進…などという言葉は、当然 過ぎて何の意味も持たない。なんで、これで優勝出来ないのか?。 ・大正大もこれで2シーズン連続の2部3位。このまま2部中堅クラスに常駐してしまう のか?。 ・前季優勝の法政大は、上位3校に敗れて2勝3敗の4位に終わった。しかも、敗れた3試合は 0−4か1−4で、チョット差があるように見える。実際には僅差なのだろうが、数字だけを 見ると…。 ・最終日を待たずに5位と6位がそれぞれ決まっていた青学大と国学院大は、本当に上位4校 とはチョット差があった感じがする。特に、国学院大は今シーズンも全敗で幕を閉じ、通い 慣れた中央大での入替戦に臨むこととなる。 最終成績 優勝 日 本 大学(4勝1敗) 2位 駒 澤 大学(4勝1敗) 3位 大 正 大学(4勝1敗) 4位 法 政 大学(2勝3敗) 5位 青山学院大学(1勝4敗) 6位 国学院 大学(0勝5敗) ※1〜3位の順位は当該校間の直接対決の結果による 個人賞 2部敢闘賞 福岡貴孝(日本大) 女子1部 第1日 5/14(水) PM4:30〜 淑 徳 大 4−0 東京富士大 大 正 大 2−4 中 央 大 日 本 大 4−0 専 修 大 ・淑徳大は、難敵と思われた東富大を何と4−0ストレートで圧倒した。関東学生と全日学を 共に制している劉テイテイ(東富大)も潮崎(淑徳大)の前には0−3ストレート負け。 個人戦の強さと団体戦の強さは違うのか。 ・昨秋2位の大正大は中央大に2−4で敗退。2−2で迎えた5番ダブルスのフルゲーム ジュース(14-12)の大激戦が勝負の分かれ目となった。 ・日本大は専修大を4−0ストレート、しかも1ゲームも失わずに圧倒した。勝敗自体は予想 通りだが、「1ゲームも…」というのは予想外。専大期待のトン舟がトップで福岡(日大)に 意外な程の完敗を喫したのが最後まで尾を引いたのか? 第2日 5/15(木) PM4:00〜 淑 徳 大 4−0 専 修 大 大 正 大 0−4 日 本 大 中 央 大 2−4 東京富士大 ・淑徳大は予想通り、専修大に圧勝した。優勝候補筆頭と最下位候補筆頭の対戦だから仕方ない 面もあるが…。しかし、専大はトン舟でも勝てず、連日の0−4ストレート負け。対する淑徳大 は快調に連日の4−0ストレート勝ち。格が違う。 ・大正大は日本大に0−4ストレートで敗れた。大畑が張虹に、孫博が福岡に、それぞれ敗れた。 前季2位の大正大が早くも2敗目を喫したことによって、今シーズンもまた、最終日を待たずに 淑徳大が優勝を決める確率が急激に高くなって来た。 ・中央大は、トップの留学生対決で曹冬梅(中大)が劉テイテイ(東富大)に敗れた1点が結果的に 響き、2−4で東富大に敗れた。 ・2日目を終えた段階で、2連勝は淑徳大と日本大。1勝1敗は中央大と東富大。2連敗は大正 大と専修大、となった。明日は大正大vs専修大の全敗対決が行なわれる。 第3日 5/16(金) PM4:00〜 淑 徳 大 4−0 中 央 大 大 正 大 4−2 専 修 大 日 本 大 4−2 東京富士大 ・淑徳大は3日連続で4−0ストレート勝ち。今日は陳微娜(淑徳大)vs曹冬梅(中大)の留学生 対決でも、潮崎(淑徳大)vs柏木(中大)の日本人エース対決でも勝った。連覇に向けて、淑徳大 に死角はない。 ・2連敗対決となった大正大vs専修大は、大正大が4−2で制した。専大としては、無得点での 連敗が途切れただけでも好成績か?。トン舟もリーグ戦初勝利をあげ、慣れるに従って、今後 は実力を発揮出来るようになることが期待される。 ・日本大は東富大を4−2で下した。トップで張虹(日大)が劉テイテイ(東富大)にフルゲーム ジュースで惜敗を喫したものの、福岡と坂本(沙)の単複3点で逆転勝した。「日大は優勝を 狙える戦力」という誉め言葉が現実味を帯びて来た。 ・3日目を終えて、淑徳大と日本大が3戦全勝で、明日直接対決を演じる。勝った方が最終日を 待たずに優勝を決める、注目の一戦となる。その他、大正大、中央大、東富大の3校が1勝2敗 で並び、専修大が3戦全敗。明日、専大が中大に敗れ、さらに東富大が大正大に勝った場合は 早くも専大の最下位が決定する。 第4日 5/17(土) PM4:00〜 淑 徳 大 2−4 日 本 大 大 正 大 2−4 東京富士大 中 央 大 4−2 専 修 大 ・3戦全勝同士の優勝決定戦は、日本大が淑徳大を4−2で破り、歓喜の初優勝を飾った。かつて 男子は黄金時代を築いた事もある日大だが、女子は2部の常連で、頂点に立ったことは なかった。それが、去年の福岡、今年の坂本(沙)と、高校界の超名門・四天王寺高のトップを 補強し、一気に頂点に駆け上がった。今日も、この2人が1、2番で淑徳大のエース格、陳微娜 と潮崎を破ったことがチームの勝利に直結した。福岡と坂本(沙)の2人は、揃って今季の シングルスで4戦全勝中。2人で組んだエースダブルスも同様に4戦全勝中で、実にチームの 総得点16の内、12点をこの2人が全勝で叩き出している。凄い。 ・連覇が「4」でストップした淑徳大。インカレも合わせて、大学生相手の団体戦で敗れたのは、 2年半前の平成12年度(2000年)秋季リーグ・第4日以来のこと。21世紀初黒星となった。 関東リーグ戦での連勝は、「24」でストップした。前日までは4−0ストレート勝ちを3日間 続けており、盤石の体制かと思えたのだが、今日は1、2番での陳微娜と潮崎の連敗が痛かった。 それでも藤井の活躍(単4戦全勝中、複3戦全勝中で、計7戦全勝中)などで2−2に追い付き、 2−3と王手をかけられても2台進行の6、7番でラストの西岡は先に勝っていた。「そう 言えば、昨秋の4日目も大正大相手に同じ展開から逆転勝していたな」と思い出し、事実上の 3−3ラスト、今福(淑徳大)vs森門(日大)戦を、「団体戦インターハイ2連覇の今福有利」と 見ていたのだが…。連勝は、いつかは止まるものだ。最終日を気落ちせずに勝って、インカレ 4連覇へ向けての再スタートを切れるか?。 ・大正大は東富大に敗れて、これで1勝3敗。大畑と孫は健闘しているが、前季準優勝チームと しては厳しい成績。東富大は2勝2敗となり、最下位の可能性は消えた。これで最低限の安心は できる。 ・中央大に敗れた専修大は唯一の全敗チームということで、最終日を待たずに最下位が決定した。 トン舟(専大)が曹冬梅(中大)との留学生対決に勝つなど、ようやく成績を出してきたが、なに ぶんにも日本人が戦力不足。青学大との入替戦に臨むことになる。 ・淑徳大ひとり勝ち時代に穴が開いた、21世紀初頭の時代の区切りの日だった(と後世の歴史 家が書くかどうかは定かではないが…)。 第5日 5/18(日) PM2:15〜 淑 徳 大 2−4 大 正 大 日 本 大 4−2 中 央 大 専 修 大 4−2 東京富士大 ・前日、連覇ストップ・連勝ストップとなった淑徳大は、今後、インカレ連覇に向けて、また、秋 リーグでの巻き返しに向けて、どういった再始動を見せるか、注目された最終戦だったが… なんと、主力の潮崎、藤井、陳微娜をオーダーから外した。前日までの不動のオーダーから一転、 西岡の単複以外は全て今季初出場という「2軍クラス」で大正大戦に臨んだ。(外れた主力選手は 学生役員としてサイドカウンター担当などをやっていた)。 もちろん、チームのオーダーは、そのチームそれぞれの事情が反映されてのものであって他人が とやかく言う筋合いのものではないが、それを承知の上で個人的な感想を述べたい。 「非常に残念だった。がっかりした。」 もちろん、優勝がなくなって、サブの選手に団体戦の機会を与える唯一のチャンスが生まれた ことも事実だし、前日敗れた潮崎と陳微娜を外すのは、ある意味では理解も出来るが、少なく とも藤井はシングルス4戦全勝、ダブルス3戦全勝で、外す理由はない。実際、藤井は最終日の 欠場にもかかわらず、優秀選手賞も受賞している。 最終日が日曜日となったこの日、この5日間中、最多の観客が代々木第2体育館に来場したが、 その中には当然「優勝は逃したものの、強い淑徳大をひとめ見たい」と思って来た人もいた はずだ。それが、このメンバーの試合を見せられても…。 他のどのチームも、この2年間は「打倒・淑徳大」をキーワードにやってきたと思われるが、 前日の日大に続き、この日、大正大も、この目標は達成した。しかし、大正大がこの勝利を 喜べるかと言うと…それはないだろう。勝って嬉しいレベルの相手でないと、やっぱり…ね。 結局、この2軍起用でハッピーになった人はほとんどいないのではないか。呉監督や、起用 されたサブ選手達の心中が晴れ渡っていたかどうかは、他人には計り知れないところだが…。 結果的には順当にこの試合に敗れた淑徳大は、それでも3勝2敗で準優勝の位置は守った。 果たして、今後、インカレに向けて「手負いの虎」の強さを発揮するのか?。注目に値する。 ・大正大は、淑徳大の2軍クラスに順当に勝ったものの、2勝3敗で並んだ3校間の直接対決で 2敗していたことから5位に終わった。大畑と孫博の仙台育英高出身の2人は、共に4勝1敗 と実績を残したが、この2人以外の得点源に乏しいことが直接表れた順位だった。期待の新人・ 西田(泉)はシングルス3戦全敗に終わっていた。 ・前日、初優勝決定済みだった日本大は、最終戦の中央大戦も勝って、見事5戦全勝で栄光に花を 添えた。両輪の福岡と坂本(沙)は揃ってシングルス5戦全勝という文句のつけようがない好 成績で、今季を戦い終えた。2人で組んだダブルスは惜しくもフルゲーム9-11で初の黒星を 喫し、「2人で単複15戦全勝」は惜しくも逃したが、14勝1敗でも十分凄い成績だ。福岡は MVPである殊勲賞と優秀選手賞を、坂本(沙)は優秀選手賞と最優秀新人賞を、それぞれ受賞 したが、これだけの結果を残せば当然と言えるだろう。果たして、これをキッカケに日大が 淑徳大に代わる連勝街道を走り出すのか?。非常に興味深い。 ・中央大は、柏木・米田組のダブルスが、福岡・坂本(沙)組に初の土を付ける意地を見せたものの、 優勝校の勢いを止めるには至らず、敗れた。2勝3敗の4位は昨秋と同じだったが、エースの 曹冬梅が留学生対決の連続で1勝4敗に沈んだことを考えれば、このBクラスも止む無し、と いった印象だった。 ・既に最下位決定済みだった専修大は、最後に意地を見せ、東富大を破って全敗を免れた。 遅きに失した感はあるが、トン舟も連敗スタートから盛り返し、3連勝で実力を示した。 平成13年度春季以来、2年ぶりの入替戦は、かつての優勝争いのライバル・青学大が相手だが、 1部キープの継続は成るか?。 ・東富大はAクラス入り(3位)とは言え、2勝3敗の負け越し。3〜5位の3校は2勝3敗の同 成績で紙一重だった。しかも、最下位決定済みの専大に負けて今季を終え、良い印象は余り ない。リーグ戦に強い河村は4勝をあげ、敢闘賞を受賞したが、肝心の全日学チャンピオン& 関東学生チャンピオン・劉テイテイが2勝3敗の負け越しで、期待を裏切った。大会前は、 「間違っても昨秋のような最下位になることはあり得ない戦力」と見ていたが、結果的には、一歩 踏み外せば最下位でもおかしくない、危ない展開を乗り越えての3位だった。 最終成績 優勝 日 本 大学(5勝0敗) 日本大は初優勝 2位 淑 徳 大学(3勝2敗) 3位 東京富士大学(2勝3敗) 4位 中 央 大学(2勝3敗) 5位 大 正 大学(2勝3敗) 6位 専 修 大学(1勝4敗) ※3〜5位の順位は当該校間の直接対決の結果による 個人賞 殊 勲 賞 福岡春菜(日本大) 敢 闘 賞 河村茉依(東京富士大) 優秀選手賞 福岡春菜(日本大)、坂本沙織(日本大)、藤井寛子(淑徳大) 最優秀新人賞 坂本沙織(日本大) 女子2部 第1日 5/14(水) AM11:30〜 早 稲 田大 4−0 東 洋 大 日本体育大 4−1 日本女体大 青山学院大 4−0 東京女体大 ・「3強」の早稲田大、日体大、青学大が格の違いを見せ付けて圧勝した。 第2日 5/15(木) PM0:00〜 早 稲 田大 4−0 東京女体大 日本体育大 3−4 青山学院大 日本女体大 4−0 東 洋 大 ・早稲田大が東女体大を、日女体大が東洋大を、それぞれ4−0ストレートで破ったのは予想通り だった。 ・日体大vs青学大の「三つ巴対決」第1ラウンドは、1−1、2−2、3−3の末に、青学大が競り 勝ち、1部復帰へ向けて一歩前進した。 ・2日目を終えて、2連勝は早大と青学大の2校。1勝1敗は日体大と日女体大。2連敗は 東女体大と東洋大、となった。 第3日 5/16(金) PM0:00〜 早 稲 田大 4−0 日本女体大 日本体育大 4−0 東京女体大 青山学院大 4−0 東 洋 大 ・AクラスvsBクラス、という実力差を挟んだ試合はいずれも4−0ストレートで勝負がついた。 ・3日目を終えて、早大と青学大が3戦全勝。明日、「三つ巴対決・第2弾」にあたる直接対決が 行なわれる。三つ巴の一角、日体大は2勝1敗。Bクラスでは日女体大が1勝2敗、東女体大と 東洋大の両校が3戦全敗。大体、予想通りの格好となっている。 第4日 5/17(土) PM0:00〜 早 稲 田大 2−4 青山学院大 日本体育大 4−0 東 洋 大 日本女体大 4−0 東京女体大 ・早稲田大vs青学大の3戦全勝対決は、青学大が勝利し、最終日を待たずに2部優勝を決めた。 専大との入替戦に臨むこととなる。 ・日女体大は、最終日を待たずに4位が確定した。 ・東女体大と東洋大は、共に今シーズンまだ無得点。0−4ストレート負け×4試合でここまで 来ている。最終日は直接対決が5・6位決定戦となる。 ・最終日の早大vs日体大は、2・3位決定戦となる。 第5日 5/18(日) AM10:15〜 早 稲 田大 4−1 日本体育大 青山学院大 4−2 日本女体大 東京女体大 4−2 東 洋 大 ・2・3位決定戦となった早稲田大vs日体大戦は4−1で早大が勝った。連覇は成らなかった ものの、ディフェンディングチャンピオンの意地は見せた早大だったと言える。 ・前日、最終日を待たずに優勝決定済みの青学大と4位決定済みの日女体大の一戦は、青学大の 楽勝かと思いきや、何と連敗の0−2スタート。その後、4連取して4−2で勝ったものの、 「日女体大に2失点しているようじゃあ、専大との入替戦は…」と思わせた展開だった。 ・ここまで0−4ストレートでの全敗同士の5・6位決定戦となった東女体大vs東洋大戦は 4−2で東女体大が勝った。結果としては順当なところだった。東洋大は予想通り、苦しい シーズンだった。そして、入替戦でも苦戦は免れないだろう。 最終成績 優勝 青 山 学 院 大学(5勝0敗) 2位 早 稲 田 大学(4勝1敗) 3位 日 本 体 育 大学(3勝2敗) 4位 日本女子体育大学(2勝3敗) 5位 東京女子体育大学(1勝4敗) 6位 東 洋 大学(0勝5敗) 個人賞 2部敢闘賞 山本友佳理(青山学院大)卓球のページへ