みんなの平成15年度・秋季・関東学生リーグ戦、観戦記

平成15年度・秋季・関東学生リーグ戦を観戦された方々から何通か観戦記をいただきました。
この内、本人より公開OKの了承をいただけたものを、以下に御紹介します。


 「壁谷 卓」さん (All About Japan・卓球ガイド)より

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「関東学生」の道はいずこに……

【長い伝統をもち、すぐれたプレーヤーを輩出してきた「関東学生リーグ」。久しぶ
りに観戦したリーグ戦に「過剰な熱さ」を感じたガイドが、関東学生に警鐘を鳴らす
コラム】

以前は気にも留めなかったことに、妙な引っかかりを覚えることがある。

何年ぶりになるだろうか。9月6日、代々木第2体育館で「関東学生」の1部リーグの試
合を見た。戦後すぐにはじまった伝統のあるリーグ戦だ。世界チャンピオンの多くも
このリーグの出身者である。

しばらくぶりに観戦して、試合前の儀式である校歌斉唱にテープが流されていたのに
はびっくりしたし、ほとんどの学校が「口パク」だったのにも驚いたが(唯一、テー
プに負けない声で歌っていた東京富士大の選手たちは美しかった)、それ以上に気に
なることがあった。リーグ戦の過剰なほどの「熱さ」である。
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この続きは、All About Japanのサイトで御覧下さい。
→ http://allabout.co.jp/sports/pingpong/closeup/CU20030916A/index.htm
 


「Diminsions」さんより

2日目と最終日を観戦しました。

総合的に見て今回最も感じたことは2部と1部のレベル差です。僕のように理論や知識、経験に乏しい人間ではそれを言葉で明確に説明することはできないんですが、前回観に行った時よりも「ああ、1部の方がやはり強いな」と素直に思いました。一言で言えば、(ありきたりな表現ですが)「質が違う」と言ったところでしょうか。

僕が個人的に注目してみた選手はやはり期待通り、僕にとって見ていて気持ちのいいプレーをしてくれました。

一人は大正大の田野辺君。スラッと長い手足が美しく、僕の理想の卓球プロポーション。その左腕から繰り出される両ハンドは破壊力があり、特にバックドライブとフォアストレートドライブは圧巻!荘智淵のような後陣バックハンドカウンタードライブも最終日は披露してくれ、華のあるプレーヤーだなと思いました。

もう一人は埼工大の阮君。他のプレーヤーと比べると、雑な卓球に見えるんですけど、僕にとってはそれが魅力。決まった時のボールの質が素晴らしい。独特なフォアハンドフォーム、相手のフォアを一閃するバックドライブが僕を唸らせる!

僕が見た限りのベストゲームは最終日、明治対早稲田の1番シングルス、門野君対中野君。かなり体から遠いボールでも素晴らしいボディーバランスで正確にカウンターする門野君の技術力にはとても驚いた。闘志をむき出しにして戦う両者の姿、そしてそれを応援する両ベンチは非常に熱く、一見に値する試合だったと思う。

かなりポジティブに観戦できた大会でした。   

 

「卓球好きのサラリーマン」さんより

関東学生リーグは土曜日と日曜日に観戦しました。

土曜日は主に2部を日曜日は1部を観戦しました

土曜日の2部は法政対青山を見ました。2部観戦しかも降格?争い(失礼)を見たのは高校との実力差、1部との実力差を見たかったからです。(お前に分かるか?と言わないで)

さて中野(青山)−清水(法政)の試合はHP管理人の予想に反し?中野が3−1で勝利。中野選手はほとんどがバックサービスで相手にドライブをかけさせ、それをカウンタードライブで攻める戦法でした。台からあまり下がらず時おり使うバックブロックで相手のフォアを抜いているのが効果的でした。しかし全体的にサービスは単調でもう少しバリエーションが欲しい気がしました。相手のフォア前とか横上回転等の変化が欲しいと思いました。

この試合後ベンチの対戦カードで青山が2−0でリードしていることに気付きました。私は2番からの観戦でした。トップは平塚(青山)が3−1で山田(法政)に勝っていました。たしか法政は前日、日大に勝ったのになー・・・?

3番は今林(青山)−木村(法政)HP管理人の予想通り今林が3−0で勝利。木村はなすすべなく敗れた感じでした。今林は回りこんでのバックストレートが相手のフォアを良く抜いていました。木村は高校時代、埼玉1位にもなり、秋の全日本学生にも出場するのですが・・・。今林は回り込みの速さとオールフォアのフットワークがすばらしい。

4番ダブルスは今林・木村(青山)―田中・高木(法政)の対戦で3連勝の青山が3−1で一気に勝利を収めました。青山は1ゲーム目こそジュースで落としましたが、3ゲーム目をジュースで取ったのが大きく最後も8点で勝ちました。

青山―法政は人数も少なく応援もやや静かな感じを受けました。大正大―日大戦の賑やかさに比べてよけい目立った気がします。この後すぐ大正大が日大を破り21位になった事が放送されました。優勝がかかった試合はやっぱり違うと思ったものです。

2部の試合結果をみて明日青山が日体大に勝ち法政、日大が敗れると青山の3位というHP管理人の予想外?の結果になる感じがしました。

最終日、駒澤は日大に勝てば2位、負けると3位なので駒澤が頑張り、大正大は法政を破って全勝して優勝に花を添えたい。そうすると最終日青山が勝てば3チーム2勝3敗になり青山が漁夫の利?リーグ戦のおもしろさでまさかの?(失礼)3位確保となる。(HP管理人は最下位争いと予想)

その後1部の明治―中央を2試合見ました。

トップで藤井(明治)が河又(中央)に3−0で勝ち、2番の柳田(明治)も井内(中央)を3−0で一蹴した。やや差がありすぎた感じで見ているものはつまらなかった。隣の早稲田・岩村対筑波・森門の試合で岩村が0−2の劣勢から逆転勝ちした試合がラリーが良く続いて観客受けしていた。

1部・2部の試合で感じたことはバックのブロック技術とファアへの飛びつきの差と感じた。バックブロックでしのげればラリー戦になりオールフォアでは厳しい試合になる。2部では1発で抜けるのでオールフォアでも勝てるような気がした。

過去スウェーデンが中国を破ったとき、徹底してブロック練習をしたそうである。

今の状況では2部が1部に勝つのは難しいと感じた。大正大学の試合を見ていないが入れ替え戦は筑波残留と思われる。

日曜日は1部の明治と早稲田を見ました。その前に2部の結果を確認。やっぱり青山が2勝3敗で3位になっていました。4位日大、5位が法政。最下位の日体大もストレート負けはないので3位以下は本当に混戦ということでしょう。

明治―早稲田のトップは門野(明治)−中野(早稲田)。3−2ジュースで門野の勝ち。3ゲームまでは1−2で中野がリードしたが4ゲーム目から門野がレシーブに変化をつけて逆転勝ちした。中野はチャンプとして負けられないプレッシャーからやや硬くなったか?一方門野は学生最後のリーグ戦を有終の美で飾った。

2番は柳田(明治)−岩村(早稲田)。これも3−2ジュースで柳田の勝ち。柳田はバッククロスが強く表ソフトの特徴を良く生かしていた。反面下がった時のフットワークはあまりなく岩村はこの弱点をついていた。柳田が勝ったのは読みの鋭さとベンチの後押しと思われた。早稲田は前半0−2となり苦しくなった。

3番は川口(明治)−阿部(早稲田)。3−1で川口の勝利。表ソフトを生かしたナックルショートとスマッシュで阿部を圧倒した。特に3ゲーム目のピッチの速さは素晴らしかった。阿部はナックルショートを何回もネットに引っ掛けていた。細かい前後のフットワークが課題か?団体戦0−2からの3番手は1年生にはプレッシャーも掛かったと思われる。

4番ダブルスは並木・柳田(明治)−中野・岸川(早稲田)。これも3−2ジュースで明治の勝ち。なんと4本のうち、3つをセットオールジュースでモノにする 明治の精神力には敬服した。早稲田も最終ゲーム6−10の劣勢からよく挽回したのだが・・・。柳田の台上プレー、裏面バックストレートが光った試合だった。

今回1部と2部を見て感じた力の差は先に書いたとおりです。子供達や高校生も観戦していて底辺が広がればいいなと思いました。反面2部の学生が1部を観戦して参考にするような場面はあまり見受けられませんでした。2部との入れ替えが頻繁に起こりレベルアップが図られれば関東学生リーグからインカレ制覇校がでるのでは思います。4年生はもう引退。来年がまた楽しみです。


「ちよだ」さんより

女子を中心に観戦した私(これにはここには書けない理由があるのだが)にとって、今リーグ戦のテーマは、@「日大女子の福岡選手が前リーグ戦のような戦いを見せることができるか(前リーグ戦の淑大戦で陳選手に初黒星をつけた試合は圧巻だった)」、A「淑大のリベンジなるか」であった。

@「日大女子の福岡選手が前リーグ戦のような戦いを見せることができるか」

私が言えることではないことは差し引いて、結論からすれば、「NO」だったのだろう。バック技術が研究され、前リーグ戦のような決め技となっていなかったことは否めなかった。研究を研究し、一回りも二回りも大きくなった新しい福岡選手を次リーグ戦で見たい。
私が試合観戦している際には、試合に出ている時のガッツポーズではなく、チームメイトを応援している時のガッツポーズを注目している。これが何を意味するかはおわかりいただけると思うが、その点、福岡選手は特筆すべきものがあった。試合でなかなかうまくいかず、でも腐らず、必死に応援をしていた姿は私以外の方にも強い共感を与えたことは間違いない。そんな福岡選手には、やはり期待したい。

A「淑大のリベンジなるか」

見事にリベンジを果たした。前リーグ戦では久しぶりの(何年ぶりかは定かではないが)敗北を喫し、相当に期するものがあったと思う。今回の戦いぶりにはチャレンジスピリットがあふれていて、「前回負けたことは良かったことかもしれない」と思わせるほどだった。他チームは圧倒されていたが、振り返って見れば学んだことも多いだろう。今後に活かしてほしい。



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