平成16年度・第71回・全日本学生選手権(名古屋)の模様


大会3日目・10/9(

 会場となった愛知県体育館。この日は台風 22号が接近。(東海上陸は避けられたが関東を直撃した)。

 会場入り口の立看板。

 昼過ぎは、22台セッティングでシングルス2〜3回戦が行なわれていた。

 場内の大会看板。

 報道記者用パス。(記者に限らず、フロアで撮影をする者は 必携ということで…)

 男子シングルス3回戦・森田(青森大)vs宇都野(専修大)。
前年ベスト4の森田が2−0とリードし、第3ゲームもジュース。順当な勝利目前だったが…。

 何と、宇都野がここから大逆転勝ち。第3ゲームを14-12で取ると、第4・第5ゲームも連取して金星をあげた。森田は、インカレ・世界大学・そしてこの全日学と、不本意な敗戦が続く。

 16台セッティングに変更し、ダブルスの準々決勝が行なわれた。

 男子ダブルスで連覇を狙った 第1シードの山城・原組(専修大)は、岸川・久保田組(早稲田大)と対戦。ここはディフェンディングチャンピオンペア有利かと思われたが…。

 結果は早大ペアの3−0ストレート勝ち。第1・第3ゲームは12-10のジュースだったが…

 前年ベスト4の高木和・森田組(青森大)vs川口・猪本組(専修大)。
個々の力では青森大ペアーが上回るが、第3ゲームを14-12で競り勝ち、専大ペアーが2−1とリードした。

 地力に勝る青森大ペアーは、フルゲームの末に逆転勝ちを収め、去年に続きメダルを確定させた。

 関東学生チャンピオンペアーの田中・白神(俊)組(中央大)は、中野・下山組(早稲田大)と対戦し、2−1と王手をかけたが…

 「早大旋風」を象徴するエースダブルス・中野・下山組は、終盤の大逆転で競り勝った。

 地元・愛工大の1年生ペア、神谷・齋藤組vs北信越学連の森(貴)・鈴木組(金城大)。
ランク決定戦で、第2シードの実力ペア、川崎・三浦組(青森大)を破って勝ち上がってきた愛工大ペアが3−0ワンサイドゲームで勝った。敗れたものの、北信越学連の日本人選手が全日学でランク入りしたのは非常に珍しく、評価される。

 女子ダブルス準々決勝。第1シードの柏木・渡辺組(中央大)は、坂本(詩)・大橋組(日本大)を順当に2−0とリードするが、ここから日大ペアが逆襲。最後はフルゲームジュースの末、12-10で日大ペアが大逆転勝ちに成功した。

 男子ダブルス準決勝。岸川・久保田組(早稲田大)vs高木和・森田組(青森大)。
大方の予想は青森大ペアー有利。そして、その通り、第1ゲームは青森大組が制したが、第2ゲームはジュースの末、13-11で早大ペアが勝つ。

 今年の早大の勢いを体現するように、青森大ペアを押し込む岸川組。

 結局、3−1で早大ペアが青森大ペアを押し切った。

 男子ダブルス準決勝のもう1試合。中野・下山組(早稲田大)vs神谷・齋藤組(愛工大)。
早大ペア有利の予想だったが、第1ゲームをジュースで取った地元の愛工大ペアが、第3ゲームも取って2−1とリードする。

 第4ゲームもジュースで、早大ペアは崖っぷちに追い込まれたが、ここを凌いで最終ゲームに持ち込み、最後は11-6で早大組の勝利。この瞬間、早大の決勝同士討ち・インカレに次ぐ2冠目が確定した。

 女子ダブルス・準決勝。阿部・山崎(知)組(青学大)vs坂本(詩)・大橋組(日本大)。
大会前には、この両ペアが準決勝を争うと予想した人はほとんどいないはず。予想外の対戦は、青学大ペアの3−0ストレート勝ちとなった。

 女子ダブルス・準決勝のもう1試合。藤井・西岡組(淑徳大)vs河村・島田組(東富大)。「強い4年生勢」を象徴する顔ぶれだった。
ゲームは、1−1、2−2と、一進一退でフルゲームにもつれ込んだ。

 最終・第5ゲームは、11-8で淑徳大ペアが競り勝った。

 男子ダブルス決勝戦は、早稲田大ペアーの同士討ち。 中野・下山組vs岸川・久保田組。共に3年生と1年生のペアー。しかも、中野と岸川は3ヶ月前の関東学生まで、東山高時代からの長年のダブルスパートナーだった間柄。組み替えての新ペアーは、頂上決戦で顔を合わせた。
事前の予想は、チームのエースダブルスである中野組有利。そして、その予想通り、中野組は第1ゲームを先取し、第2ゲームは先にゲームポイントを握られたが、ジュースに追い付いた末に逆転して、2ゲーム連取。

 第3ゲームも終盤リードする中野組。3−0ストレートか?と思われたが、ここは岸川組が逆転し、11-9で際どく首の皮をつなぐ。すると、息を吹き返した岸川組は第4ゲームを11-0のラブゲームで勝って、2−2に追い付いた。

 途中までのワンサイドゲームペースがいきなり混戦模様となって迎えた最終・第5ゲーム。これで負けては悔いが残るのは中野組。前半からリードし、終盤に追い上げを受けたものの、11-8で勝負を決めた。

 試合後、ハイタッチで互いに健闘を称える両ペア。中野と下山はインカレに続く2冠目を獲得し、3冠王へのチャレンジ権を握った。

 女子ダブルス決勝戦は、1年生ペア・阿部・山崎(知)組(青学大)vs4年生ペア・藤井・西岡組(淑徳大)。 淑徳大ペアは、常勝チームの中軸を担ってきた2人によるペアーだけに、圧倒的有利かと思われたが…

 第1ゲームをジュースの末、12-10で青学大ペアが先取すると、第2ゲームも12-9で際どく連取して、何と王手をかけた。

 続く第3ゲームも、勢いに乗る青学大ペアが5-5から一気に6本連取し、11-5で何と3−0ストレート勝ちを決めた。驚きの初優勝で、青学大に久々のタイトルがもたらされた。
(結果論だが、翌日シングルスで優勝していた藤井は、ここでダブルスに勝っていれば、インカレと併せて3冠王だったのだが…)

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