第60回東京選手権・コメント


 平成20年(2008年)3月12日(水)〜16日(日)の5日間、東京体育館において行なわれました第60回東京選手権の観戦コメントをアップします。

 今大会のシードは → こちら です。 今大会の結果は → こちら です。

3/16(
・女子シングルス決勝。純日本人同士の決勝は非常に珍しい。準決勝で脇ノ谷のカットに勝っていた田勢が、決勝でも越崎のカットに勝ち、3年ぶりの優勝。
 2位の越崎、ベスト4の脇ノ谷、ベスト16の野中。男子の塩野まで含めてカット選手の活躍が目立った今大会だった。
・男子シングルス決勝。短大卒・社会人1年目の張一博と大学3年の塩野は同期生。2年前の全日学選抜・準決勝でも接戦を演じていた。
 今回も出足の2ゲームは張が取るが、第3ゲームを何とラブゲームで塩野が取り、第4ゲームも連取で2−2の互角。
 第5ゲームは張が取り王手をかけた第6ゲームはジュース。最後は張が取って4−2。
 「大接戦で、最後は張」という結果は、2年前の全日学選抜・準決勝と同じだった。
 優勝こそ社会人という形ながら、決勝の2人は(多分)21歳。3位の2人は大学1年の(多分)19歳。「大学世代」の表彰台独占となった。
・女子シングルス準決勝。田勢vs脇ノ谷は田勢の勝利。(←何か、主人同士のことを書いてるような感じになる)
・女子シングルス準決勝。越崎(中国電力)が(ストレート勝ち目前の第4ゲームを大逆転で落としたが)、劉テイに4−1で勝利。
・男子シングルス準決勝。大学生対決は、世界選手権日本代表の大矢(青森大)が、意外にもカットを打てず。ワンサイドゲームで塩野の勝利。
・男子シングルス準決勝。青森山田高OB対決は、張一博が4−1で勝利。瀬山は大健闘のベスト4。
・女子シングルス準々決勝。ディフェンディングチャンピオンの孫博(アスモ)は3−1リードから、脇ノ谷に3ゲーム連取され、大逆転負け。連覇ならず。
・女子シングルス準々決勝。劉テイテイ改め西沢美佳(ニッタク&チームワッキー)、劉テイ(東富大)との「劉テイ対決」に臨む。結果は劉テイのストレート勝ち。、
・男子シングルス準々決勝。ベスト8は大学生4人、社会人2人、高校2人。社会人の2人も、2年目の中野と、青森短大卒の1年目(大学3年と同級)の張一博。
 全員25歳以下で、若手による独占と言える。
・女子シングルスベスト8決定戦・注目の石川佳純(ミキハウスISC)は脇ノ谷(ニッタク&チームワッキー)のカットに0−4ストレート負け。
・男子シングルスベスト8決定戦・大学生同士の対戦は大接戦。
 瀬山(中大)vs軽部(明大)の大学1年生対決は、「瀬山が先行し、軽部が追いつき」×3、の末、最後は奇数ゲームを取った瀬山の勝利。
 久保田(早大)vs森田(中大)戦は、森田が3−0とリードするが、久保田が驚異の粘り越しで4ゲーム連取で大逆転。
・男子シングルスベスト8決定戦・全日本社会人チャンピオン・遊澤(東京アート)、王子康(青森山田高)に敗れる。

3/15(
・全日学選抜チャンピオン・劉一行(日本大)、パワーで有利と思われた対カットで野中(筑波大)に敗れる。

・一昨年優勝・去年ベスト4の王輝(日立化成山崎事業所)、候琳(サンリツ)に敗れる。

・王子康(青森山田高)、金恩華(日産自動車)に勝利。金恩華は、結構よく負ける。

・全日学選抜・決勝の再現で、瀬山辰男(中央大)が、下山(協和発酵のユニフォームを着た早大)にリベンジ勝利。

・インターハイチャンピオン・若宮三紗子(尽誠学園高)、立命館大のユニフォームで登場。

・全中チャンピオン・石川佳純(ミキハウスJSC)、登場。意外にもマスコミの追いかけはなし。高石(東富大)苦戦 → 結局勝ったけど。

・全日学チャンピオン・杉本枝穂(専修大)、李セイ(日体大)に完敗。

・4シードの三田村宗明(日産自動車)、初戦の河原(シチズン)戦で敗れる。

・全日本ベスト4の田勢邦史(協和発酵)、徳増(専大)に敗れる。

・笠原弘光(東山高)、倉嶋(協和発酵)を破る。

・全日本ジュニアチャンピオン・上田仁(青森山田高)、飯干(日本大)に敗れる波乱。

・全中チャンピオン・平野友樹(秀光中等教育)、木方(協和発酵)にフルゲームの末、勝利。

・全日学チャンピオン・久保田隆三(早稲田大)、シチズンのユニフォームで登場。

・全日学選抜チャンピオン・下山隆敬(早稲田大)、協和発酵のユニフォームで登場。

・第1シード・韓陽(東京アート)は棄権。

・15台×2列の30台セッティングは、トップ選手にとってはかなり狭い。ダブルスの場合は、なおさら狭い。

3/14(金)
・男子ダブルス決勝は、過去2年間の全日学優勝ペア同士の対戦。
 H18・全日学優勝の足立・松山組(明大)が3−0でストレート勝ちしそうな展開だったが、3ゲーム目をH19・全日学優勝の徳増・森田組(専大)がジュースの末に、
 12-10で際どく競り勝ち、流れは一転。第4ゲームを専大ペアーが11-1で一方的に制し、ファイナルゲームも序盤は専大ペース。「2ゲームスダウン、3ゲームス
 アップで、逆転優勝か」と思われた。…が、ここから今度は明大ペアーが再逆転。もつれにもつれた試合は、最後は11-8で、明大の4年生ペアーが制した。
 大学最後の「有終の美優勝」となった。
・女子ダブルス決勝は2年連続の同じ決勝顔合わせ。去年は4人全員が大学生だったが、今年は3人が社会人となっていたという「所属名の違い」。
 そして、劉テイテイが「西沢美佳」となっていたという「名前の違い」があったものの、顔ぶれそのものは同じだった。
 試合の方は、2−1とリードした孫博・西沢組が第4ゲームもジュースアゲインの大接戦で、去年の雪辱を果たす目前だったが、12-14でフルゲーム入り。
 最終第5ゲームも再びジュースアゲインの大接戦となり、どちらが勝ってもおかしくなかったが、最後はトン舟・劉一行組が13-11で際どく競り勝ち、見事2連覇を
 達成した。

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