輪を作り 天に昇るぞ クリンソウ
愛宕さん 地を這う煙が 身を清め
菩提寺の 清めの雪に 過去を聞く
シロツメの 蜜吸う蝶の 無我夢中
麦の上 水をくみ上げ 代作り
火を渡り 今年を願う 春会式(はるえしき)
開け行き 明るい未来に 枯れ野から
月夜だよ よく見りゃ高原 見えてくる
なおらいで 神を見送る 氏子たち
赤い目の トンボが青い 空を飛ぶ
雨よ降れ 人にはいいけど 我が身には
月に酔い 桜に酔って 花も散る
雪化粧 ハッキリ見える 月明かり
凍る夜 冬の蛍が 木に集い
秋桜の 花が寒げに 風に揺れ
ひまわりの 蜜を集めて 秋が来る
おきまりの コースで疲れを 波に放る
落ちる雨 昇る雲まで 取りこんで
山焼きと 太鼓の音で 芽を出そう
愛宕山 火を渡って 春が来る
雪山の 姿を写す 月明かり
寝過ごして 谷にとどまり 陽と昇る
ひとときの ススキの花が 風冷やす
山の上 夕立雲を 横に見て
蝉が鳴く 我が身涼しく 木陰から
一斉に ひまわりの花 ご挨拶
ハンミョウの 道先案内 夏の道
梅雨を待つ ウツギの花が 赤裸顔
春の風 山の新芽が 目を覚ます
夜桜に 月のおちょこで 酔っぱらう
枯れ山に 三つ又の花 春を呼ぶ
寒が来て 時の止まった 滝と合う
新年を 迎えて社 雪ちらり
クリスマス イルミネーション 水の上
雪が映え 人を拒んで 寒の富士
透き通る モミジの赤に 身が止まり
値うち出す 雲の切れ間の 月明かり
準備中 月夜に向けて ススキ花
不景気も 暑さも飛ばす 夏花火
夕日受け 東に悠々 赤入道
梅雨も明け 食事か行水 悩む鳥
紫陽花の 花のように 変わりたい
梅雨に入り 宝石ちりばめ 蜘蛛の糸
桐の花 藤に変わって 梅雨を待つ
田植えまで お守りは任せと レンゲソウ
山焼きで 高原の里 春となる
闇に映え 昼より誘う 夜桜よ
護摩焚きの 煙にいぶされ 春が来る
寒の月 帰りそこねて 空に溶け
雪に山羊 遊んでくれと 白動く
三日月の 身を凍らせる 寒の色
雪が降り 青を加えた 墨絵なり
枝に雪 白に主役を 奪われて
元日は 同じ光が ありがたい
陽が昇り 雪に黄色の 暖を込め
雪に映え あとはサンタを 待つばかり
今はただ 耐えるのみの 寒桜
冬が来て 神戸の路に ルミナリエ
蝶が吸う 鳥のお下がり 熟し柿
うちとけて みんなで団結 秋祭り
雲高く 夕焼け色も 涼しげに
秋に向け 着々準備の ススキの穂
夕立の シャワーを浴びて 涼来たる
くいだおれ 浪速の夏も 乗り切れる
木にタマゴ モリアオガエル 時を待つ
降り飽きて 空へと雲が 梅雨休み
アジサイも 心も自在に 七色に
夏の日に 香り振りまく 栗の花
涼しげに ウツギの白が 冷やす夏
マタタビの 白と緑の 葉に夏が
タニウツギ ひっそり微笑み 夏が見え
夏の陽を 我先浴びんと 新芽たち
樹に頼り 樹を彩る 藤の花
うららかな レンゲの絨毯 埋まりたい
こんなとこ スミレの姿に 感激す
陽も延びて 夕方月でる 春半ば
タンポポの 絨毯拡げ ムシを呼ぶ
いたるとこ 桜が誘う 人誘う
桜まで 山で見栄はる こぶしかな
陽も緩み 桜花の屋根で 最高潮
ほほゆるみ 目が細くなる 春の花
誰にでも 春を演じる 権利あり
穏やかに 梅ほほえんでも われは冬
桜より 先に告げたや 梅の春
火を渡り 柏尾の郷に 春が来る
冷える朝 白く化粧の 山二つ
岩に付き 雪に叩かれ 強くなる
家族でも 年に一度の チョコの幸
白を塗り 墨絵と化した 郷の朝
凍る街 虹の光で 暖かい
時を止め 氷でとどまる 滝の水
粉雪で 化粧したての 鉄の橋
溶けるなら アイスバーンも あるけれど
葉を散らし 三度花咲く 時を知る
朝の陽に 空に戻りて 雪残す
かすみ目か 山の寒さが 青となり
迫り来る 冬の姿を 山に見る
柿の葉を 見送り寒げな 裸の実
山の木々 受けた光を 加工して
陽に透けて 競うがごとく 深紅と黄
紅葉に 三寒四温の だまし討ち
つかの間の 秋に乗り込み 深紅なり
食卓に 鍋と出くわし 冬実感
色づいて 目を奪われし 山の赤
寒気団 山に夕日を こぼしつつ
木枯らしで 身が痩せるほど 引き締まれ
ススキの穂 暖かく見え 冬近し
広大な ウロコの中を 月泳ぐ
キノコ見て 顔を赤らめ 散るモミジ
紅葉に キノコも負けじと 顔を出し
ビールから 酒に変わって 秋の夜
秋祭り 心地よく酔い 風邪をひく
パソコンが 故障している 秋祭り
柿の実を カラスと取り合い 熟れ頃に
十五夜の ススキと団子で 月を見ず
コスモスが ぼちぼち出番と ピンク色
黄金の 稲穂が燃ゆる 彼岸花
声援が みんなにみんなに 運動会
虫の音と 共に吹き入る 涼しい風
暑い夏 過ぎ行くときが 服にでる
台風を 知らずに豊作 稲穂の香
秋空に 権限渡さぬ 入道さん
枯れてから 重宝がられる ススキ花
昼から夜 蝉の声から 虫の声
待つ時間 ひたすら長い 秋の夜
昼夜の 気温差大きい 高い雲
遠くでは 涼しくならない 雷さん
新札で 景気の夏バテ 乗り切ろう
渇水で 体も田畑も 水が要る
暑いはず 汗の衣が プラスワン
夏ばても ストレスも皆 歌で飛び
熱帯夜 月も汗かく 目ににじむ
G−BAND 酷暑に一吹き 凛な声
(知らん?)
夏休み 子供の部屋が セミの殻
夏休み あちこち子供が にぎやかし
炎天下 涼しい顔の 鳳仙花
子のプレイ 親が夢中で 子は冷めて
けんかして 意見は通れど 梅雨の空
魂を 抜かれる暑さ 初夏はどこ
から梅雨で 台風気にして お見舞いに
一匹で 十分強力 目覚まし蚊
熱帯夜 エアコン頼って 現代病