96年、竹書房『にゃお』で連載、全5話。(9月休刊)

●W若君珍道中96●

●ストーリー●

 ネコ江戸時代、時の将軍・徳川家尚の跡継ぎ晴千代(8歳)は、勉強だらけの毎日に嫌気がさしてしまい、お城を抜け出してしまう。
 旅も社会勉強のうちと、息子の自立(?)を喜ぶ家尚は、晴千代の家出を奨励。
 将軍家に使える忍軍隊長の柳生九兵衛が、晴千代の護衛として、柳生精鋭部隊の白子&黒太の「モノクロ姉弟」と、少年部隊の雨丸(8歳)を、隠密でつける。
 しかし雨丸は、実は将軍家尚と、九兵衛の婚約者、くノ一「雪」の間に生まれた晴千代の弟だったのだ!
 雪の恨みで、晴千代を亡き者にし、かわりに雨丸を時期将軍にと企んだ九兵衛は、密かに暗殺者、グレ夫(モノクロ姉弟の末弟、幻術師)を放つのであった。

 また、徳川にかわり、天下を収めようと企む武田の藩主も、晴千代暗殺の刺客を送った。
 それを聞いた藩主の娘こま姫(7歳)は、晴千代救出の旅に出る。

 かくして様々な事情を知りつつも、仲良くなった晴千代と雨丸、晴千代達の正体を知らずに、2匹を子分扱いするこま姫3匹(&影で護衛のモノクロ兄弟)の旅が始まったのだ!

W若君目次96キャラクター
第1話・晴千代と雨丸・25P
6月号・表紙
W若君6・表紙 にゃお創刊、連載開始のドタバタで、表紙が実はカラーだったと連絡がきたのは、〆切後。
あわててページ数を1枚上乗せしてもらったため、1Pずつずれ、内側に裁ち切りが来ると言いう悲惨な結果に!!
第2話・こま姫登場・55P
7月号・1P
W若君7・1p  巻頭カラ〜!
 武田藩の忍者姫、こま登場!!
 だのに…やはり連絡ミスで、漫画の終わりにオマケを2P付け足す。
第3話・宿場の罠・26P
8月号・表紙
W若君8・表紙  暗殺者、グレ夫登場。
 舞台となった飲み屋は、私の行き付けの店がモデルで、私がネコキャラになって、店に入って行くシーンがある。
 オマケのクイズや、モノクロ姉弟のコスプレなど、サービスコーナーもあり。
第4話・武田城の争乱 前編・20P
9月号・表紙
W若君9・表紙  こま姫の友人のフリして、女装し、武田城に潜り込んだ晴千代と雨丸(雨丸の育ての母が、スパイとして武田城にいるため、会いに行ったのだ)。
 しかし見破られ、徳川の若君として捕まる雨丸(雨丸はいざという時、晴千代の身代わりとなるべく使わされている)、助けようとした雲(雨丸の産みの親の妹で、育ての母)も捕まり、ドサクサにまぎれて晴千代を殺そうと侵入していたグレ夫も捕まる。
 別所にいる晴千代を、モノクロ姉弟が助けに来たが、晴千代は1匹、武田の元へ向かった。
第5話・武田城の争乱 後編・22P
10月号・表紙
W若君最終回  雨丸が、実は徳川の子であったと知って、驚くこま姫。
 雨丸らを殺そうとする父親を必死になって止めるが、普段は娘に甘い武田も、この時ばかりは聞かなかった。
 晴千代の命令で、雨丸らを助けたモノクロ姉弟。
 こま姫をネコ質にし、一気に形成逆転となったが、今度は反逆罪として、武田藩のとりつぶし&お家の断絶、ひいてはこま姫の身まで危うくなってしまう…。
 そこで現れたのが、今まで正装になるための着物を縫っていた晴千代!
 武田の罪を父、家尚に内緒にするコトと、父より住み良い、平等な世にすることを約束し、すべてを丸く納めたのであった。
 晴千代の度胸の良さに、感激したグレ夫は、九兵衛の暗殺の命令を断ることにした。新たな旅へ…。
 そして、武田城を去っていく一行。
 寂しげなこま姫にも「いっしょにくるか?」と、手をさしのべる晴千代と雨丸、また3匹そろっての新たな旅へ…。

W若君目次96キャラクター
98.11/2
ホーム