| CR−Z α FUJIMI |
| このキットについて 2010年のカー・オブ・ザ・イヤー&グッドデザイン賞受賞、おめでとうございます!のCR−Zです。 フジミの素早い製品化もあり、年内に作れたというのは結構嬉しい話ですね。 このキットは10月27日の発売で、月が明けた11月7日には名古屋オートモデラーの集いが有りましたので、それに合わせて一週間強で完成させました。 国産の最新エンジンレスキットで改造無し、さらにドライブース使用であれば一週間は、思う程の強攻スケジュールではありませんが、この時点で展示予定のニュービートルが2台未完成だったのが若干辛かったですね。それを含めると2週間で3台作った計算になります。開催日なんて、ずいぶん前から決まってるんだから、前乗りスケジュール立てればこんな事にはならないハズなんですがねぇ・・・。 そういう事情もあり、今回はじっくり確認などできず(せず)、説明書通りに「作り飛ばした」という状況で、ツッコミ所が有っても知りませんで通そうと目論む無責任仕上げです。 結果的には全車完走(?)で間に合った訳ですが、それが可能だったのは勿論このキットが良キットだったからに他なりません。修正らしい修正と言えば、前輪の車高を若干上げた程度です。 その他に説明書と違う作業をした、製作時の注意ポイントは3つ。 @凸形状ウインドウ 説明書には「窓枠にパチンとはめ込みます。(両側)」とスナップフィット感覚な記載が有りますが、実際には未塗装状態でも、はまるorはまらないの瀬戸際ですので、必ずボディ側を削ってから仮組みして下さい。私は無理してはめ込んでみたため、取り外しに難儀してクォーターウインドウにクラックを入れてしまいました(スモークで目立たないですが)。 念の為、塗装後もボディに軽くペーパー当ててからはめ込む位の用心さが有った方が、塗装割れも防げると思います。「自分の塗膜は厚い」と自覚の有る方は最後に泣かない為にも是非。 A相変わらずテキトーな塗装指示 やはり実車画像なり、カタログ類は必須かと思います。 例えば前席シートバックの裏側は黒一色の指示ですが、そんな事はありません。 ほとんど見えないですけれども。 Bこちらも相変わらずの、ながせさんの鋭いツッコミ フロントバンパーの牽引フックカバーのモールドが両側に有りますが、実車は左側(左ハンドルの左)のみに付いています。右側は埋めて下さい。 ながせさんが気付いてモールドを埋めた頃、私は最終のクリアが塗り終わってましたので「そんなの知りません」と押し通す事にしました。ただ右側に墨入れしなかった辺りに若干の無念が垣間見られます。 また、個人的に気になったのも3点。 @何故か表面に突き出しピン跡が残るフロントブレーキディスク そんな物は文句言う前に削れば済む事なんですが、それを言うなら型を作る時に表裏逆にするだけじゃない?とも言ってみたくなる程、他の部分は良く出来てるキットです(なぜここだけ気が抜けているのか謎)。てっきりピン跡が無い方が表に来ると思って、削らないまま両面塗装してしまったので、そのまま付けました。 A妙にバリの多いホイール 微妙にサイズとデザインが違う気がするのは個人的な意見として横に置いておいて、新作の初ロットにしては異常にバリ(ゴツいパーティングライン?)が多いように思います。オー集には完成したような顔して並べてましたが、このホイールのバリ取りが中途半端だったので、ハブキャップのHマークのみ未貼り付けで展示してました。終了後に再度バリ処理→塗装→デカールで本当に完成。 Bバンパーとフェンダーの隙間が大きく感じる シャーシのアンダーカバーがバンパーに干渉してるんじゃないかな〜と思いました。思っただけで確認してませんが。 塗装後に比べて完成後はここの隙間が大きくなってる気がします。気がするだけかもしれませんが・・・。 それからボディ形状に関しては、顔(グリル部分?)が全幅方向に広いかなぁ・・・と思います。 結果的に左右からの絞込みがイマイチ足らず、特に斜め後ろ方向から見た際に、フロントのオーバーハングが見え過ぎる傾向が有ると思います。発売前に発表されたサフ状態の試作品画像のリアビューが一番判り易かった写真です。 ただ、実車のスタイリング自体がプリウスほどには複雑な形状でも無いため、プリウス程の違和感は感じないです。このキットは結構カッコ良いと思います。 ボディカラーはいつもなら研ぎに手が抜ける白パールにする所ですが、今回は大好きなオレンジが有りましたので、ブリリアントオレンジ・メタリックにしました。これも通常ならタッチペンを使う所ですが、今回は珍しく自家調色塗料を使用。 メタリックカラーは、大抵の場合は元色にシルバーを混ぜるとそれっぽくなるのですが、オレンジの場合は上手く行かない&ベースになるオレンジメタも無いという事で一工夫。 ガイアノーツの「ブライトゴールド」と「橙オレンジ(現:ピュアオレンジ)」とクレオスの「イエロー」をベースに混ぜます。因みにイエローのみクレオスなのは、ガイアの手持ちが無かったからで、他意は有りません。 適当に混ぜたので比率は説明できませんが、それぞれ増量すると、 ・ブライトゴールドでメタリック感 ・橙オレンジで赤の度合い ・イエローで彩度 の調整ができます。 その他、黒・白・赤・銀・純色グリーンを各微量(=混ぜても違いに気付かない程度。隠し味ですね。)と、気が向いたら純色シアンを極々微量加えます(気が向かなかったら不要です)。この辺りで若干の濁りと、果物のオレンジで言う酸味(青っぽさ)が出ます。 上記のベース3色のみだと、妙に甘っちょろいオレンジになりますので、柑橘系らしさも若干演出。 たまたま、この塗装が終わった直後に、なぜかトミカが同色で発売されていると知って、試しに並べてみました。トミカの方が若干薄い気がするのですが、メタリックの粒子が相対的に大きく見えているせいも有る(トミカのメタ粒子は妙に荒い)ので、大差は無いような。感で作った色を並べた結果としては上出来かなぁと思ってます。 例えば先代ニッサンZのサンセットオレンジにするなら、もう二工夫ぐらい要りそうですが、ホンダのブリリアントオレンジなら、実車を見ても「こんな感じの色じゃないかな〜」の納得したのですが、如何でしょうか? 最初はゴールド+赤で行けるかと思ったんですが、試してみたら無理でした。 それから調色は、一気に必要量を作ろうとせずに、1・2滴を混ぜて、具合や調合のバランスを確認してから必要量を作るようにすると、作り過ぎにならずに適量が作れる、と今回学びました。 何事も「気持ち少なめ」に。多く入れ過ぎてしまうと修正が大変です。 研ぎ出しは結構テキトーですが、淡色だった事と、中研ぎ後のクリアが上手く塗れた事も有って、まあまあ見られる状態になっていると思います。 研ぎに限らず、細部塗装などの仕上げに関しても「仕上がり:時間」の比率(タイムパフォーマンスとでも言いましょうか?)は結構高く、個人的には満足感の有る仕上がりになりました。 |
まさかトミカもオレンジで出るとは・・・。 因みに手前のトミカは一部色を塗り足して有ります。 この向きで見ると、到る部分に「Z」型の処理が施されたスタイリングだと気付きます。 |