第15回 モデラーズクラブ合同作品展

モデラーズクラブ合同作品展から、気になった作品のごくごく一部をご紹介。
一部撮影・掲載に関してお声掛けを行なっておりませんので、問題が有る場合はお手数ですがご連絡下さい

また作者名に関しては存じ上げる範囲でHNでの表記を心掛けておりますが、不備がございましたら、こちらもご連絡をお願い致します。
掲載は順不同です。



Ducktails Auto Modeling Club さん


シャパラルがいっぱい。
特に下から二つ目の2Jは某TVゲームに登場して、異様な性能を存分に発揮していた為、苦しめられた方も多いハズ・・・。

また編集中に気付いたのですが、左列は上からセリカ・コロナHT・セドリックx2のようですね。う〜ん凄い。
Ducktails Auto Modeling Club さん


昨年の横浜ホビーフォーラムで展示されていたと言う、コスモスポーツLMを発見。間近に拝見できて嬉しい限りです。

何をどう改造したのか想像もできませんが、見事な造形美だと思います。
Ducktails Auto Modeling Club さん


ディアブロ Zeta

ニコニコ動画で製作動画を公開されていた作品でしょうか?

こちらは一部に猛烈な評価を得ているPS用ソフト「レーシングラグーン」の登場車種です。
GARAGE24 さん


n-hirobeさんの「ミズタマーチ」と「シマシマーチ」。
特に注目なのは、シマシマですね。


作り始めて「これほど大変とは・・・」と思った。

と、伺って思わず「普通は始める前に気付きますぅ。」と切り替えしてしまった失礼な私です。m(__)m

ただ、当初目的の「女性ウケする模型」としての役割には相当な効果が有った模様で、大喜びのhirobeさんでありました。


ちなみに内装色は創作だそうですが、外装色とも良く合っていて素敵です。
GARAGE24 さん

こちらもn-hirobeさんの新作のマルティニ・コペン。

ご自身のHP「コンペカーモデル作ろう」をモジって「コペンカーモデル作ろう」と製作されたモデルです。

当初は上記マーチの流れを汲んで「花さかコペン」になるハズが、シマシマでマスキングに懲りてマルティニになったのだとか。

ジャンクデカールの寄せ集めと伺いましたが、サイズもバッチリ決まってます。


さて、興味が尽きないのは次回作。
私は毎年恒例(?)の宴会や会場での「難題の安請合い」を期待してるのですが、ご本人は「私は貝になる(notなりたい)」と仰ってました。
果たして・・・?
GARAGE24 さん

有楽町マリオンのからくり時計さんのプリウスとプレリュード。
言ってみれば「頭文字Pコンビ」。言わんでもいいけど。

プリウスは試乗車を再現したという斬新な作品。
「ハイブリッドなら愛知トヨタ」とか「Netzのプリウス」とか販社の宣伝文句も貼ってみたいですね〜(喜)。

プレリュードは昔のフジミのキットですが、金型も疲れてきたアレをキレイに作られているのは流石です。ご本人のHPで詳細を紹介頂けるのが楽しみです。
GARAGE24 さん

今回のテーマは劇中車でした。
新版の「ミニミニ大作戦」勢ぞろいはSHUN1/24さん。

上段のアメ車群はmonさんとKADさん。最近どうしてもアメプラに目が行ってしまいます(笑)。以下、一部をご紹介。
GARAGE24 さん

こちらもSHUN1/24さんの2000GT。「007は二度死ぬ」ですね。

ボンドカーと呼ぶかどうかは諸説ありますが、個人的には007に日本車が出たというだけで十分です。しかも2000GTならば尚更に。

ニチモのキットをオープンに改造されていて、シート後ろの特殊装備を可動式の蓋も含めて再現されています。自然な佇まいが良いですね。

GARAGE24 さん

「バニシングポイント」からチャレンジャー(茶菓餅さん)とチャージャー(KADさん)の2台。

バニシングポイントにチャージャーって出てたっけ??と思っていたらTVシリーズ版のバニシングポイントだそうです。存在自体知らなんだ・・・。

奥のプレートに映っている「女房や犬よりダッジが命」のデカール(もちろん英語)を貼りたいが為に作られたとか。

また、この写真では一切見えませんが、茶菓餅さんのチャレンジャーのエンブレムは驚いた事に自作エッチング。見事な仕上がりでした。
GARAGE24 さん

こちらはKADさんの2台。バットマン・フォーエバーとマッドマックス。

青く光るバットモービルはデザインの影響もあって不気味な雰囲気が上手く再現されています。実は10年のオートモデラーの集いでも展示されていたのですが、私が撮影し損ねた為、こちらでご紹介。KADさん、失礼しました。

インターセプターも含めて、「最近は黒ばっかり作ったから、しばらく黒は作らないでおこう」とはご本人談。
GARAGE24 さん

新社会人おめでとうございます!なnagaさんのGT-Rは「相棒」です。

今年は比較的、一緒に居る機会が多かったのですが、何故か作品のお話は一切伺わなかった、スカポンタンな私です。

詳細はそのうちにご本人のHPでも紹介されるでしょうから、そちらに譲ります(というより説明できない(笑))が、黒の研ぎ出しもキレイで良いですね。アオシマのGT-Rが非常に締まって見えます。

それから最近は就職先の関係で名古屋にお住みとか。今後はお会いする機会が増えるかも。Ψ(`∀´)Ψケケケ・・・(謎)。
GARAGE24 さん

こちらはmonさんのロボコップ・ポリスカー。

この映画、導入部ではシボレーベレッタだかコルシカだかのパトカーも映ってた記憶が有るのですが、中盤以降、主役級で活躍したのはフォード・トーラスでした。GMとフォード・・・どういう関係??

キットはAMT製。そのものズバリ、ポリスカーのキットが出てますが、この頃のAMTってヘッドライトが何故かメッキパーツです。monさんは見事にクリアパーツ化されていますが、当初ヒートプレスが面倒だったから「パーツ持ってコンビニに行って、カーブの合うペットボトルを探した。」というお話には笑わせて頂きました。

自分もノーマルで組みたいと思って、キットはストックしてますので、なかなか見られない完成品を拝見できて、勉強になるお話をたくさん伺えて嬉しい限りです。
GARAGE24 さん


こちらもmonさんの作品。
「トランザム7000」なんて、登場車種名と排気量を繋げただけみたいなヤッツケ感漂う邦題が付いてましたが、原題は Smokey and the Bandit です。


monさんの仕上げはもちろん素晴しいのですが、それ以上に映画の影響の方が強くって、非常にツボな作品でした。

車が登場する映画は数多いですが、個人的に印象に残っているベスト5の中でも、60seconds(旧版:ニコラス・ケイジじゃない方の邦題「バニシングin60」)と双璧で上位に来る作品です。
静岡オートモデラーの集い さん

Saba32さんの新作 AZ-1 マツダスピード。

題材「けいおん!」のキャラクター名に掛けた「アズサスピード」も白地に緑が映えて良いですね。 ピンボケ写真でごめんなさい。m(__)m

静岡オートモデラーの集い さん


Saba32さんの最新作 ソアラとインプレッサ。

特にシャナ・インプレッサは製作記すら完結してない超新作です。
ご本人のブログよりも先にご紹介。

ソアラはアオシマの「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」ですね。
sabaさんのブログでは「俺の妹がこんなにソアラなわけがない」というタイトルで製作記を連載されておりました。

毎度毎度同じ事を書いているようで恐縮ですが、如何にも安定感の有る、カッチリとした作風はさすがでございます。
CLUB MODENA さん


matsuさんの初代マスタング色々。

最近のブームはこの車の模様。
「思い立ったら即行動!」で、突然ディープでコアな部分にまで入り込むmatsuさんらしく、各社・各年式のモデルを見比べ、良い所取りのように繋ぎ合わせた完全版も製作されています。

いわゆる「違いのわかる」モデラーさんには、かなりグッと来る展示と思います。
ホビーライフ さん


の、今年のテーマは「ガルフ」
年代や車種によって変わる水色とオレンジの色合も見事に再現されています。
ホビーライフ さん


「皐月ファクトリー」muttiさんのF1-GTR(左)と、大石さんのF1-GTR LM。

共にスタジオ27のレジンキットです。
妙にぶ厚く、モタッとした形状になりやすいレジンキットがシャープに仕上がっていてカッコ良いです。う〜ん、キットが欲しくなってしまう(笑)。
ホビーライフ さん


「皐月ファクトリー」muttiさんのインプレッサ。
実在する営業車兼、広報車を再現されたもの。

製作の詳細に関してはご本人のブログをご覧頂きたいのですが、インプレッサに関しては「良いキットです♪」とご推薦頂きました。

ただ、伺った所ではリアバンパーの牽引フックが両方に付いているのはエラーだとか。最近こういった細かいトラップが多いですね(笑)
ホビーライフ さん


「皐月ファクトリー」muttiさんのLFA。隠し球作品です。
タミヤの新作を早速の痛車化。

先のDBSと打って変わって、部品点数の超多い精密キットですが、ストレスフリーでサクサク作れるらしいですよ。題材の作品等は詳しく無いので、皆さんにお任せ致しますが、短期間での製作なのに、荒さのないキレイな仕上がりでした。
ホビーライフ さん


「プラモできるよ!」 ノコッチさんの911スピードスター。

ノコッチさんの作品には、いつも「その手が有ったか!」と思える「してやられた感」が有るのですが、今回はなんと言ってもクラブスポーツカバーの使い方ですよね。

全身貼るには、ミニバンのルーフ位しかないと思ってましたが・・・
いやはや。
ホビーライフ さん


してやられたと言えば、またもノコッチさんの スバル サンバー STi。

デカールを貼っただけ と書かれてましたが、ご覧のように貼り方が絶妙ですよね。サンバーにとっては超大径のホイール・タイヤも素敵な収まり具合です。
Shonan Enthusiastic Modelers (S.E.M) さん


北澤志朗さんのコスモAP(手前)と、TZさんのサバンナのロータリー兄弟。

コスモAPは童友社の大らかなキットを、現代的に見えるように大改修された作品。詳細はご本人のブログへ。プロに向かって感想を言うのはヤボではありますが、大幅な修正を行なわれているのに、自然な佇まいで素晴しいです。

TZさんのサバンナはフジミの後期型。そのまま組むと、妙にローダウンになるらしいですが、ややピップアップ気味な車高もこの車らしくて良い感じです。

両車とも、いかにもアメリカンなスタイリングですね。
高松ニッパーズ さん


OSSANさんの新作はケンメリ系レーシングカー3台。
その中から 「DATSUN 240K GT改」 をご紹介。

こちらは輸出版240KのセダンにレーシングVerが有ったら・・・というOSSANさんの創作仕様です。

なかなか有りそうで無かった作品ですが、違和感もなく実際に有った「ような」仕上がりはお見事という他有りません。ボディカラーのグリーンも、HTのブルーとの相性もよく、こちらも創作となる「香川日産ワークス仕様」も含めた3台の素敵な並びでした。
高松ニッパーズ さん


グスタフさんのコスモスポーツ。

私は見て無いので知らなかったのですが、エヴァンゲリオン劇場版の登場車だそうです。

・・・と言う事は、昨年のオー集のレポートで(サーキットの狼ですかね??)と紹介したマツダR360クーペも多分、元ネタはこっちだったんでしょうね・・・。今更訂正するのもなんですが。

最近コスモスポーツというとハセガワしか思い付きませんが、この作品はニチモ製。カッチリ仕上がっていて良いなぁと思えるのは、作者の腕による部分も多いと思うのです。
高松ニッパーズ さん


三木さんのメルセデスベンツ300SL。

直接関係は無いとは言え、FR・ガルウイングドアのスポーツメルセデスであるSLSがレベルから発売され、フジミからも製品化発表されているだけに、つい並べて見たくなる300SL。流通量が少ないのが難点ですが、こちらはAMTのキットだそうです。

作者さんにお話を伺っていないので、断言はできませんが、AMTと聞くだけで嫌な予感はします(笑)。車高・トレッドといった基本部分から、窓枠や内装などの細部までキッチリ仕上げられた素晴しい作品です。

作品カードを拝見した所、内装は本当に革張りにされたそうで、その質感も素晴しかったです。
高松ニッパーズ さん


かばさんのザガート セータ。

実車自体がマニアックな為か、反応が・・・というお話も伺いましたが、実は私も初見な車でした(こんなサイトやってる割に車は詳しく無いのです)。

帰宅後に調べた所では、オーテックが絡んでレパードベースで作られた90年発売の「ステルビオ」。その改良版(?)の91年発売の「ガビア」。その翌年にZ32ベースで作られたショーカーが、このセータ。ミラノショウに展示されたそうです。

こちらは実車同様にフジミのZから改造された作品で、隣には元キットの完成品も展示されておりました。

本人曰く「内装やドアはそのままなので、工作は楽だった。」そうですが・・・。フェンダーの曲線や、トランク部の造形にもキレイに仕上げられた美しい作品です。
高松ニッパーズ さん


こちらもかばさんのポルシェ911カレラ4S。タミヤのキットです。


・・・ん?何それ??
と、思わず二度見してしまった作品。GT2ロードカーからの改造だそうですが、あまりに仕上がりが自然なので、市販車の並びの中に有ると、つい見逃すというか、スーーっと眺めてしまいそうな勢いです。

オーバーフェンダーを削除して幅詰めされていますが、いかにも自然で「元からこうだった風」の仕上がりはさすがです。

自分がやると、どうしても改造箇所ばかり目立つんですよね(困)。
高松ニッパーズ さん


名古屋でもご紹介したスバルの一部作品を再度クローズアップ。

上は初期型に改造された例。本当はハセガワにはこのモデルをキット化して欲しかった私ですが、アリイの1/32なら面積が少ない分だけハセガワの1/.24を改造するよりも簡単かもしれない等と、悩んだりもします。

ただ、元LS・現アリイのこのシリーズ。現代の目に耐えるように作ろうとすると、結構厳しいものが有りまして・・・。

もちろんその中にも良作・駄作が有るのは当然なのですが、このスバルはその中でも、あまりよろしく無い部類に入ると思います。実車に原体験のない私が見ても違和感バリバリなのは結構辛いです。

が、こちらは実車の雰囲気を上手く捉えられていると思います。






下は昨年のオー集で「痛車」と紹介したのですが、違うと判明したので、再度ご紹介。実はオー集の時は何故だかバタバタしていてじっくり拝見できて居なかったのですが、良く見れば浅香光代さんじゃありませんか。

だから痛車じゃなくて「
あたしゃ〜ぁ(べらんめい調で)」。


もう、なんといいましょうか・・・



面白くて心にグッときます(笑)。
高松ニッパーズ さん


は、カーモデル限定のクラブ様ではなくて、オールジャンルのクラブ様ですので、当サイトではご紹介していないだけで、飛行機や船、情景模型まで素晴しい作品を展示されていらっしゃいますが、こちらはその中でも「今が旬!」な作品。

ikzさんのサイレントホーク。5月5日のジェロニモのアレで使われた機体を改造によって再現中です。ショーが5月14日ですから、約一週間。いやぁ速いですね。

また、ikzさんはこうした旬な話題を再現するのがお得意なようで・・・

高松ニッパーズ さん


中国のオレンジ色の憎いアレ(笑)。

横浜にも展示されたとか。

今回は私の段取りが悪かったせいで、急にお呼び出ししてしまった かばさん をはじめ、ブースにも長時間滞在してしまったりとご迷惑をお掛けしっぱなし(反省してますm(__)m)だったのですが、その間に観察した来場者の反応は、

「お〜、コレって中国のアレですか?(笑)」と大ウケのお兄さんがいたかと思えば、「な〜に、コレ・・・」と コレジャナイ的不快感 を全面に押し出す小学生が居たりと様々でした。
モデルワークス さん


アイデアの秀逸さに驚きました。
伊藤さんの「なんちゃってプジョー307WRC」と「なんちゃってフォードRS200」。

実車同様にメタルトップコンバーチブルのコペンと、こちらも実車同様にミッドシップのAZ-1をベースにするのは全く予想外の展開ですが、こうしてみると違和感無いばかりか、カッコいいですよね。

けいよん! も面白いと思います。
モデルワークス さん


例によって原作はわからないのですが、1/24の現行Z4って?

と思ったら、こちらはトイラジコンのリペイントだそうです。
・・・ラジコンも侮れないなぁ。
Club Varmint さん


最近ついつい目が向いてしまうアメプラのキレイな作品を大量に展示されていたのが、このClub Varmintさん。

どうにもシャキッと仕上げ難いアメプラを、キレイにカッコ良く仕上げられていて素晴しいです。
Club Varmint さん


その中からマスタング・スーパースタリオンをクローズアップ。

こちらも店頭での遭遇率は結構高い割には完成品を見かけない一台。
なんだか嫌な予感が先行して、ついつい手に取る気にもなり難いキットですが、こうして作品になると文句無くカッコいいですね。

この世代のマスタングはタミヤからもキット化されているのですが、どうも顔の再現に疑問があって、いまいち好きになれません。
通常のマスタングでもこの顔に仕上がるなら良いなぁと思って眺めていました。
ただ、パッケージ側面の完成写真にはあまり良い印象が無かった記憶が有るので、作者様の力量も相当表れているのだろうと思います。


(当掲示板にてカプリスさんに車種名間違いをご指摘頂きました。ありがとうございます)
和歌山ノンフライトクラブ さん


田尻さんの同色のAZ-1とキャラのツーショット。

92年の実車発売から約19年。やっと1/24で再現されたツーショットと思うと感慨深いものがありますね。改めてアオシマ良い仕事しましたね!

ネットで見かける作品は比較的に赤が多い気がしますので、青の作品と言うのも目を惹きます。もちろん仕上がりもキレイな作品でした。
FLAT TWIN さん


入野さんのトヨタ コロナEXIV2000TR-G。

JTCCからの市販車への改造は、一見大事にはなり難そうですが、実は結構面倒な作業です。私もアコードSIRが作りたいと思いながら、はや十年・・・困ったもんだ。

こちらはそうした面倒を乗り越えて完成された作品。
写真が見え辛くて恐縮ですが、ツーリングカーのベースキットに引きずられた部分は見られず、完成度の高い作品でした。
1/24 MOTORING.JDM さん


昨年からSCNにも参加された山猫さんも展示されていたクラブ様です。
こちらはその山猫さんのプリマス ダスター。

アメプラ作品第一号にしては渋い車種選択ですね〜。

・・・って訳はさすがになくて、こちらは元々matsuさんからのプレゼント品。
プレゼントというより「押し付け」とか「ムチャ振り」と言った方が適切かも。

それでもキレイに完成してしまった挙句に、いろいろアレンジまでも加えてしまう辺りが、如何にも将来有望な若者です♪

エンジンはこの写真では見え難いですが、AMT製アオシマ販売のスープラ用JZに載せ換え済みだったり、ホイールも換えられていたりと結構な作品です。
1/24 MOTORING.JDM さん


こちらは山猫さんが本領を発揮された例。
このクラブ様はUSDM・JDMを得意とされるメンバー様の集まりです。

USDM・JDMの詳細は各自でお調べ頂くとして、ごく簡単にいうと「アメリカで乗られている日本車。またはそれを再現した仕様」と言う事になると思います。
単純にアメ車に行かない所が一捻り効いてますよね。確かに北米仕様の日本車は国内仕様には無いカッコ良さが有るのは事実です。

手前の白いシビックは後期のタイプRですが、こちらはフジミのダメダメ君ではなくて、前期型を後期に改造された作品。フジミが気付かなかったヘッドランプも見事に後期にされてます。つくづくフジミは余計な仕事をしたものですね。

また、このシビックが乗っているキャリアはプラ板・プラ棒を用いて自作されたもの。いやぁ、お上手です。
1/24 MOTORING.JDM さん


私が見学させて頂いた時はネームプレートの類が無かったので、以下作者様が不明です。申し訳有りません。

こちらの240SXは、

・不細工なフジミの中期型がカッコ良くなってる
・ヘッドランプの微妙な開き具合
・リアの良い感じのオーバーフェンダー
・何だろうこのホイール(ハイエース等に付属するデイトナだそうです)

などなど、ツボなポイントが満載です。
1/24 MOTORING.JDM さん


ホイールの組み合わせと良い、絶妙な車高・アライメントなど実にカッコ良い作品です。元キットがホイールサイズで損している事がありありとわかる作品とも言えます。

こうしたセンスは自分には無いので「なかなか挑戦できないねー」とmatsuさんと一緒に話してたのですが、伺ってみたらネットや本などを大量に見てイジリ方の参考にしていらっしゃるそうです。やはり何事にも努力が必要ですね。

このインプレッサに限らず、各作品ともに多くのアイデアが満載で、ホイールの流用元が模型怪獣の異名を持つmatsu氏ですら判らない作品もちらほら。

通常メーカーにグダグダ文句言ってるだけの私は本当に頭の下がる思いです。
1/24 MOTORING.JDM さん


こちらのチェイサーはなんと言っても車種と色合いの妙。

こういうセンスは本当に無いんです私。
しかもゴールドの部分は単純なメタリックではなくて、なにやら模様が入っていたりして塗装自体も特殊な感じでした。

もちろん塗装だけではなくて、エアロもいまいち見た記憶が有りませんし、再現度が高い故に、車高調整の面倒なあのシャーシで、このホイール、この車高と言うのも凄いです。

1/24 MOTORING.JDM さん


そんな見所の多い作品群の中でも特にツボだったのが、こちらのbB。もしかしたらxBかもしれませんね。

上記「何となくカッコ良く見える北米仕様」の大きな要素を占めるのが5マイルバンパーと呼ばれる衝撃吸収バンパー。bBの場合は後期型で輸出用の外装部品を採用した為、国内向けも外観だけは5マイルバンパーになっていましたが、パッと見で同じように見える形状だったので、後期に改修したフジミは気付かずに(と言う事にしておこう・・・)ナンバー位置の変わったリア以外は未改修というガッカリ製品でした。

が、この作品では見事に5マイルバンパーも再現されていますし、ルーフボックスやボンネットカバー、またベタッと水色なホイールなどの色合いもお見事。

爽やかで若い色使いが上手くまとまった作品です。

以上、第22回モデラーズクラブ合同作品展の簡単なレポートでした。




        



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