第1章 特徴と技能

1・1 メルヴェイユの種族
1・1・1 人間

1・2 メルヴェイユの特徴
1・2・1 有利な特徴
1・2・2 不利な特徴

1・3 メルヴェイユの新しい特徴
1・3・1 有利な特徴
1・3・2 不利な特徴

1・4 メルヴェイユの技能

1・5 追加格闘動作

TOP

1・1 メルヴェイユの種族
 メルヴェイユの世界で多数派を占めているのは人間です。それ以外にも幾つかの種族が存在します。

1・1・1 人間(0CP)
 この世界の人間で、能力は我々とほとんど同様です。

INDEX

1・2 メルヴェイユの特徴
 メルヴェイユの世界にあわせて、「ベーシック」からの変更した点について挙げておきます。
 GMは望むなら「百鬼夜翔」の特徴を導入しても構いません。
 その場合、「高テクノロジー」「都合のいい偶然」「パートナー」「武芸の達人」
 および{NPC向き}の特徴は獲得できません。
 レベルのある特徴は最大で5レベルまでです。
 ただし、以下の説明に別の上限が設けられている場合はそちらに従ってください。

1・2・1 有利な特徴
 次の特徴は獲得できません。
 異種族やスーパーヒーローのための特徴、「運命」、「祝福」、「身元」、「無登録」 

「軍人階級」
 各国の海軍やM.S.A.F.に所属する場合、この特徴が必須です。
 マクレーン(M.S.A.F.独立師団長6レベル)が冒険で出会える最高レベルですので、
 PCの軍人階級は最高5レベルまでになります。
 パーティを独立裁量で行動させたい場合には、少なくともメンバーの1人の軍人階級を3レベル(小隊指揮官)
 以上にさせて下さい。
 B27項にあるように大半の(封建制)国家では、階級を金で買うことができます。
 キャラ作成時には現金は必要ありません。必要なのはCPだけです。
 また、「地位レベル」が自動的に付いてきます。
 海軍(軍艦)の階級と「軍人階級」レベルは次の通りです。提督7レベル、艦長5レベル、副長4レベル、
 士官(海尉)3レベル、士官候補生2レベル、水兵0レベル。

「聖職者」
 船乗りの間では、海を司る神々への信仰が中心です。
 しかし、聖職者が特殊能力を持ち合わせている事はありません。
 このため、5CPの特徴として扱います。
 GMとプレイヤーが聖職者の階級にこだわりたい場合は後述の「地位レベル」を使ってください。

「地位レベル」
 一般的なファンタジーに準じます。ただし最高レベルは7(国王、大統領)、
 最低レベルは−2(犯罪者)となります。
 地位レベルがマイナスのキャラクターはあまりお薦めできません。
 プレイヤーが元盗賊といったキャラクターを作りたい場合は「悪い名声」で表現する事をお薦めします。

「追加HP」「追加疲労点」
 ベーシックに準じます。ただし、それぞれ基準となる能力値の半分(端数切り捨て)をレベルの上限とします。

「特殊な背景/魔法を学ぶ」
 この特徴があれば、キャラクター作成時に限り、魔法を自由に習得することができます。
 ただし、魔化系と死霊系の呪文を習得する場合はそれぞれ別に10CP分の特殊な背景が必要です。
 ゲームが始まってからは通常どおり、教師を見つけるか、独学で学ぶしかありません。

「法の番人」
 海軍に配属された軍務治安官(憲兵)や海上警備隊がこの特徴を所持していますが、
 あまりPCには向いていないでしょう。
 一般に船内の司法権は船長が行使する物ですが、他の乗組員達にも相談を行うのが普通です。

「読み書き」
 メルヴェイユでは読み書きできるのが普通です。読み書きできない場合10CP獲得できます。
 普通の船主は読み書きできない人間を雇いません。
 PCが船乗りである場合、プレイヤーが納得の行く理由を考えてください。

「魔法の素質」
 メルヴェイユの世界で魔法を習得するにはGMの許可が必要です。
 さらに「特殊な背景/魔法を学ぶ」(10CP)が必要です。
 MG120項の「魔法の親和力」のルールを使用します。
 キャラクター作成時に1つ属性を選んでください。

「仲間」「情報屋」「後援者」「敵」「足手まとい」
 メルヴェイユの冒険は、大海原を駆け回る物です。
 仲間や敵、足手まとい等の設定も、移動し続けて不自然でないものにすべきでしょう。
 海上商人や探検家、海軍軍人、海賊などにする事をお奨めします。
 大規模な情報屋や後援者、敵であれば、その限りでないでしょうが。

INDEX

1・2・2 不利な特徴
 次の特徴は獲得できません。
 「特異点」、「死の秒読み」「社会的弱者」

1)社会的不利な特徴
「原始的」
 1レベルまでなら、高度な技術と隔絶した集団の出身としてこの特徴を取得する事がPCにも可能です。
 2レベル以上取得する事は、基本的にNPCにしか許されません。

2)肉体的不利な特徴
「片手」
 B41項の記述にある「ものをつかむことのできる機械式の義手」の価格は25000ヅーカ($500)です。
 「メル」には「見ればすぐ分かる」義手しかありません。

「近視/遠視」(−15CP)
 眼鏡は存在しますが、完全に矯正する事はできません。
 眼鏡を使用できれば、近視の場合は手持ち武器の攻撃に−1、射撃の距離は1.5倍として計算します。
 遠視の読書速度は2倍、精密作業の修正は−1です。
 眼鏡の価格は25000ヅーカ($500)で、大都市などであれば購入する事ができます。
 B124項「視覚判定」の「近視/遠視」の修正は眼鏡をかけていれば−3になります。

「歩行障害」
 B44項「片足喪失」の説明にある義足は25000ヅーカ($500)です。

「未成年」
 既知圏の多くの国では15歳で成人と見なされます。15歳未満の場合のみ、この特徴の取得が可能です。

3)精神的不利な特徴
 精神的な特徴はキャラクターを1つのタイプに押し込めるものではありません。
 例えば、「正直」の説明にあるように、同じ「正直」なキャラクターでも様々なタイプになります。
 これはあくまで「嘘がつけない」という制限が−5CPに相当するだけです。
 嘘が嫌いなのか、またはバレバレの嘘しかつけないのかはプレイヤーが自由に決める事ができます。

「恐怖症」
 以下の恐怖症は、冒険を行う上で致命的な障害となるため取得が禁止されます。
 「海洋恐怖症」(海に出る事ができません)
 「閉所恐怖症」(キャビンに居住できません)
 「高所恐怖症」(舷側やマストの上に上がれません)
 「広場恐怖症」(甲板に出られません)
 「異人恐怖症」(未踏の地へ赴く事ができません)
 「武器恐怖症」(戦闘どころか支援すらできません)

「中毒/タバコ」(−5CP)
 メルにもタバコが存在し、既知圏では広く普及しています。
 喫煙形態の主流はパイプで、シガーはシルバリアなどの一部の国、スナッフは上流階級でしか
 用いられていません。
 タバコ以外の薬物の中毒はお薦めしません。

「放火魔」(−15CP)
 メルの船は防火処置を施していますが木造であり、放火されたらひとたまりもありません。
 このため、放火魔には反応に−3の修正が与えられ、−15CPの特徴となります。
(不審火でもあれば真っ先に吊るされるのは確実でしょう。)

INDEX

1・3 メルヴェイユの新しい特徴

1・3・1 有利な特徴

「共有財産」(様々)
 複数のキャラクターで1つの財産を共有する場合、この特徴を獲得してください。
 「共有財産」に必要なCPは通常の「財産」のCPを共有する人数で割ったものになります。
 端数はなるべく均等になるように割り振ってください。
 例:「共有財産/快適」を3人で持つ場合、4CP、3CP、3CPなど。
 「共有財産」と「財産」は別々に獲得してください。

「高度文明」(10CP)
 この特徴を持つキャラクターは(その世界の標準より)高度な文明の技術を扱えるようになります。
 「メル」ではシルバリアなどの一部の技術先進国でTL5相当の技術が存在しています。
 TL5の装備などをTL4以下の技能で扱う場合は−5の修正(B235項)があります。
 TL5の技能でTL4は修正なしに使用できます。
 TL3以下は(基準をTL4として)通常どおりに修正を受けます。
 また、以下の技能の修得が可能になります。
 〈化学/5〉、〈鍛冶屋/5〉、〈機械工/蒸気機関・5〉、〈技師/蒸気機関・5〉、
 〈技師/バブルメタル機関・5〉、〈建築/5〉、〈造船/5〉、〈地質学/5〉、〈爆発物/5〉、
 〈武具屋/銃器・5〉、〈武具屋/艦載兵器・5〉、〈物理学/5〉、 〈船乗り/5〉、〈冶金/5〉、
 〈砲術/強化大砲〉、〈船舶修理/5〉、〈技師/共振通信機・5〉、〈モールス信号〉、
 〈機械工/バブルメタル機関・5〉、〈共振通信機〉

 ただし、次の技能は熟達した船乗り(〈船乗り/4〉12レベル以上)なら修得できます。
 また、文明レベルの差による修正を受けません。
 〈機械工/バブルメタル機関・5〉、〈共振通信機〉

「低文明レベル対応」(1つのレベルごとに5CP)
 この特徴を持つキャラクターはその世界の標準より低い文明レベルに属する技能を修得できます。
 また、文明レベルの差による修正を無視することができます。
 「特殊な背景」の一種です。様々な文明レベルの地域に長期間滞在した事があるのでしょう。
 この特徴は対応する文明レベルごとに別々に獲得しなければなりません。
 例えば、「低文明レベル対応/TL2」を持つキャラクターがTL3に属する技術を扱う場合、
 通常どおり修正を受けます。

「M.S.A.F.(ムサフ)隊員」(5CP)
 この特徴は「法の番人」2レベル(国際的な司法組織に所属)、「軍人階級」0レベルを含んでいます。
 「使命/ときどき」が与えられます。実際には非番以外はパトロールや事務処理などに追われていますが。
 1つの事件について解決するよう命じられるのがこの頻度とします。
 シナリオによってはより重大な「使命」を与えられることもあります。
 隊員は海上や国家間にまたがって発生した刑事事件や民事訴訟を取り扱うことができます。
 その際、シルバリア共和国の法律が適用されます。
 〈法律/シルバリア〉を「知力」−2で修得しています。
 また、〈武具屋/艦載兵器・5〉の修得が可能になります。

INDEX

1・3・2 不利な特徴

精神的不利な特徴

「名誉重視/義賊」(−5CP)
 内容:弱者や貧しい者からは盗まない(奪わない)、屈辱を看過できない

 いわゆる義賊としてのプライドです。弱者や貧しい者は仕事の対象とせず、同じ悪党や金持ちを狙います。
 また、貴方の名誉を馬鹿にする輩を見過ごすことはできません。

INDEX

TOP